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復讐の協奏曲 の商品レビュー

3.9

109件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

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2021/01/19

01月-15。3.5点。 御子柴シリーズ。事務員の洋子が殺人容疑で逮捕される。 御子柴の過去の事件を知る洋子だが、出自を調べていくと。。。 あっという間に読める。さすがの筆力。 ちょっと短めかな。真犯人は、うーむ。

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2021/01/13

独りよがりの正義感、匿名性に隠れたつもりの告発、常々不快に思っていたので、御子柴の反撃が小気味よい。そして、更生の希望。それを阻むのは社会だが、自縄自縛でしかない。

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2021/01/12

 「この国のジャスティス」なる人物がネット上で御子柴に対する懲戒請求を呼びかけ、御子柴の事務所は対処に追われる。しかしそんな中、事務所唯一の事務員・日下部洋子が、食事を共にした男性を殺害した容疑で逮捕されてしまう。  次が気になって気になって一気読み。おもしろかった!しかし七里...

 「この国のジャスティス」なる人物がネット上で御子柴に対する懲戒請求を呼びかけ、御子柴の事務所は対処に追われる。しかしそんな中、事務所唯一の事務員・日下部洋子が、食事を共にした男性を殺害した容疑で逮捕されてしまう。  次が気になって気になって一気読み。おもしろかった!しかし七里さん、この日下部さんの設定、最初から決めていたのか後付けなのか、うまく話を展開するなぁと。確かにこの人、シリーズ内で全てに出てくるにも関わらず、バックボーンが全然描かれていなかったもんなぁ。今作で裏がわかって納得。弁護士に対する懲戒請求の問題は、何年か前に実際にニュースになっていたので知っていたけど、まさかそれを解決するため、洋子の代わりに宝来さんが担ぎ出されるとは思いもよらず、びっくり仰天。いやー、この人、ちゃんとできる仕事もあるんだ!

Posted byブクログ

2021/01/06

思ってたよりも明るい終わりだったのでほっとした。ふう。怪しそうな人が実際怪しいんだけどその背景部分や絡み合い方が中山七里流どんでん返し。最新作読むと過去の同シリーズを読み返したくなる。

Posted byブクログ

2021/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 御子柴法律事務所の唯一の事務員・日下部洋子がある事件の容疑者として逮捕される。明らかに嵌められた洋子を救うべく、御子柴は洋子の知られざる人となりを調べる事になり…  毎回御子柴と関わりのある人が容疑者となるけど、今回は洋子がターゲットに。優秀な事務員の洋子だけど、あの御子柴の元で働き続ける理由が明らかになり、やはりあの事件に繋がっているんですね。洋子の過去と御子柴が園部少年だった頃と繋がるとは思いませんでした。  洋子が本当の意味で御子柴の人となりを見出してくれて良かったです。  唯一の癒しの論子が今回も登場してて、それだけがこのシリーズの救いでした。

Posted byブクログ

2021/01/03

御子柴シリーズ5冊目。今回彼が弁護することになったのは事務員の洋子。プロローグでひとつの驚きを目にするので、彼女自身が何を考えなぜここにいるのかを考えずにはいられない…。「死体配達人」としての過去は、たとえ多くの人を救ってきたとしても、決して消えない。読み手はどうしても彼に肩入れ...

御子柴シリーズ5冊目。今回彼が弁護することになったのは事務員の洋子。プロローグでひとつの驚きを目にするので、彼女自身が何を考えなぜここにいるのかを考えずにはいられない…。「死体配達人」としての過去は、たとえ多くの人を救ってきたとしても、決して消えない。読み手はどうしても彼に肩入れしがちだが、事件の関係者にとっては決して過去のものになることはないと思い知らされる。著者に対する期待値が高いので大満足、とまではいかないが、相変わらずのリーダビリティはさすがで、未来に一歩踏み出すようなエピローグが嬉しかった。

Posted byブクログ

2020/12/30

御子柴シリーズ。今回は御子柴の事務員・洋子が殺人の容疑で逮捕されてしまうことに。もちろん読者としては彼女が犯人であるはずはないでしょ! と思うのですが。情報を集めるにつれて明らかになっていく洋子の過去と秘密にはどきどきさせられます。まさかそんなところで繋がりがあっただなんて……!...

御子柴シリーズ。今回は御子柴の事務員・洋子が殺人の容疑で逮捕されてしまうことに。もちろん読者としては彼女が犯人であるはずはないでしょ! と思うのですが。情報を集めるにつれて明らかになっていく洋子の過去と秘密にはどきどきさせられます。まさかそんなところで繋がりがあっただなんて……! そして洋子の強靭さがさすがというほかなく。強い人だろうとは思っていたけれど、ここまでとは。 そして、御子柴に送られた大量の懲戒請求書問題。事務処理のために送り込まれた助っ人がまさかあの人って。実はこのシリーズで最強に腹黒いのって御子柴じゃなくて谷崎だよね……と今更にして思い知りました(笑)。だけど適材適所と言えるのか。なんにせよ、ありえないあの人たちの組み合わせと会話には笑わされてしまいました。ある意味名コンビかも。 シリーズを追うごとに少しずつ変化の見えてきた御子柴ではあるけれど。仕事に関しては見事にぶれないさまが頼もしくって。これはもう絶対大丈夫でしょう、と安心して読めます。だけどどこから真犯人をあぶりだすのか……そこまでは読み切れなかったな。

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2020/12/29

御子柴シリーズ第5弾。今回は、事務員が殺人事件の被疑者となってしまう。それを救うべく御子柴は動くのだが、過去の事件も絡み、つかみはOK。終盤の伏線を回収していくのが、ありきたりであり、ワクワク感に欠けるのが悔やまれる。とはいえ、御子柴のキャラ立ちもよく、テレビの続編も充分に期待し...

御子柴シリーズ第5弾。今回は、事務員が殺人事件の被疑者となってしまう。それを救うべく御子柴は動くのだが、過去の事件も絡み、つかみはOK。終盤の伏線を回収していくのが、ありきたりであり、ワクワク感に欠けるのが悔やまれる。とはいえ、御子柴のキャラ立ちもよく、テレビの続編も充分に期待したいと思う。

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2020/12/25

御子柴礼司シリーズ第5段! 内容はもちろん面白いのですが、御子柴先生がストーリーを重ねるごとに少しずつ人間らしくなっていくのが良いです。

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2020/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恐ろしいほどの読みやすさ。1ヶ月ほど読書から離れていたにも関わらず、2時間ほどで読了。御子柴さんシリーズは好きなシリーズ。今回は洋子さんがメインでした。彼女もまた過酷な幼少期を過ごしていたと知って複雑。でも、卑屈にならず己を持って、きちんと生きていけることを体現してくれているのが嬉しい。御子柴の罪は消えるわけでもなく、その憎しみも消えるものでもない。洋子さんが御子柴さんに肩入れした理由にもう少しだけ踏み込んで欲しかった。あまりに洋子さんの事をしらない自分に動揺を見せる御子柴さんに人間味を感じました。

Posted byブクログ