1,800円以上の注文で送料無料

さざなみのよる の商品レビュー

3.8

97件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2025/01/07

43歳の若さで癌でなくなったナスミの周りにいた人の回想話。さざなみのように周りの人に影響を与えまくってた。ナスミ格好良かった。 人を文字に当てはめる おんばざらだるまきりくそわか =生きとし生けるものが幸せでありますように ダイヤモンド/富士山

Posted byブクログ

2025/01/04

ナスミの最期の「ぽちゃん」。 小さな波が起きて、小説の中の生きる人たちや私にまで余韻となった波が届く。 何をあげて、何をもらったのか、誰も知らない。だがらこそ、それは私の体の中にいつまでもいつまでも残るだろうと思った。 174ページ鷹子さんより

Posted byブクログ

2024/12/31

主人公ナスミが43歳という若さでこの世を去る少し前から物語は始まる。ナスミが亡くなって、周りの人達がナスミとの思い出を思い出しながら、自分の人生を前向きに進んでいく姿が印象的。 「第〇話」の下にある小さな「〇」が、さざなみのように波が広がり、やがて消えていく様子が、ナスミの存在が...

主人公ナスミが43歳という若さでこの世を去る少し前から物語は始まる。ナスミが亡くなって、周りの人達がナスミとの思い出を思い出しながら、自分の人生を前向きに進んでいく姿が印象的。 「第〇話」の下にある小さな「〇」が、さざなみのように波が広がり、やがて消えていく様子が、ナスミの存在が他の人の心に穏やかなさざなみを起こしたことを表していて素敵な演出だと感じた。

Posted byブクログ

2024/10/29

色んな人との出来事や思い出を忘れないでいたいし、時々ふと思い出してもらえるような人でいたい。 日記をつけたくなった。

Posted byブクログ

2024/09/23

人生は、目の前のことだけでなくて、死んだら終わりではない。 そう思うとナスミのように無邪気に真っ直ぐに生きたいものだなと。

Posted byブクログ

2024/09/04

“ナスミ“が癌で亡くなった後の話。あとがきで、「死後の世界は、あの世ではなくてこの世(で生きてる人)にある。」と書かれていて納得した。

Posted byブクログ

2024/08/28

亡くなった後の残された側の話や昔話、いろんなところで繋がっていることが、なんだか勇気づけられました。 人生、悪くないかもなと思いました。

Posted byブクログ

2024/08/10

3姉妹の次女ナスミが亡くなるまで、亡くなってからの関係者の話。なんかどっかで読んだな、と思ったら昨夜のカレー、明日のパン(ギフとテツコの話)で同じ筆者だった。

Posted byブクログ

2024/08/09

木皿泉『さざなみのよる』 2020年 河出文庫(河出書房新社) 富士山の間近でマーケットストアを営むナスミの死をきっかけに、それぞれみんなの人生を見つめるお話し。 最後には世代を超えてのつながりにも。 人は存在するだけで何らかの影響を与えているものだ。それは本位でなくても受け...

木皿泉『さざなみのよる』 2020年 河出文庫(河出書房新社) 富士山の間近でマーケットストアを営むナスミの死をきっかけに、それぞれみんなの人生を見つめるお話し。 最後には世代を超えてのつながりにも。 人は存在するだけで何らかの影響を与えているものだ。それは本位でなくても受け手の解釈にもよるので、まさに千差万別。 家族や周りのお話だけど、こうやって歴史、時は流れていくものだなとしみじみと実感。 物理的や具体的はなくとも、人はかならずどこかでつながっているもですね。 心にそっと寄り添う言葉や思いが溢れる作品でした。 #木皿泉 #さざなみのよる #河出文庫 #河出書房新社 #読了

Posted byブクログ

2024/07/13

大切な友人も ガンで43歳で亡くなっているので なんとなく思い入れたっぷりで読み終えた、が。泣ける本!って帯がついていたけど、そこまでじゃなかったような。なんとなく 映像的で サラッとしてて 現実は、やっぱり違うし、思いは人それぞれだし、これはこれでいいんだろうと思う。タイトル...

大切な友人も ガンで43歳で亡くなっているので なんとなく思い入れたっぷりで読み終えた、が。泣ける本!って帯がついていたけど、そこまでじゃなかったような。なんとなく 映像的で サラッとしてて 現実は、やっぱり違うし、思いは人それぞれだし、これはこれでいいんだろうと思う。タイトル買いをしてしまった(笑)

Posted byブクログ