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神さまの貨物 の商品レビュー

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70件のお客様レビュー

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2024/09/22

絵本で「エリカ奇跡のいのち」は読んだことがあった。それをさらに掘り下げた物語。 戦争が何も分からない子ども(赤ん坊)の未来を全て奪ってしまうこと、なんと理不尽で悲しい、、、 この子は沢山の奇跡によって生かされたけれど、その命を守る為に命を落とした大人がいたことは救いなのか悲劇なの...

絵本で「エリカ奇跡のいのち」は読んだことがあった。それをさらに掘り下げた物語。 戦争が何も分からない子ども(赤ん坊)の未来を全て奪ってしまうこと、なんと理不尽で悲しい、、、 この子は沢山の奇跡によって生かされたけれど、その命を守る為に命を落とした大人がいたことは救いなのか悲劇なのか。 ひとつひとつの命の重さを考えさせられる。

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2024/05/07

命の恵み。生きていることのありがたさ。 前を進もうとする時の息苦しさ。 だれのせいでもない苦しみ、悲しみ。 祈ることで光を知る。 祈ることで絶望を見る。 それでも今、生きていて。 守りたいと強く思う。 だから、今を精一杯生きる。 それが今、私たちにできること。 戦争が与えた...

命の恵み。生きていることのありがたさ。 前を進もうとする時の息苦しさ。 だれのせいでもない苦しみ、悲しみ。 祈ることで光を知る。 祈ることで絶望を見る。 それでも今、生きていて。 守りたいと強く思う。 だから、今を精一杯生きる。 それが今、私たちにできること。 戦争が与えた絶望を、 今を懸命に生きることで乗り越えよう。 もう二度と同じ歩みを繰り返さないために。 もう一度、愛する人たちの笑顔を見るために。

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2024/03/28

第二次大戦下、強制輸送されるユダヤの若い父親が決死の思いで列車の窓から投げた赤ちゃんが、親切な夫婦(ダンナさんは最初嫌がってたけど)に拾われてすくすく成長する話。 良いストーリーだけど、紋切り型のようでもあり。 1日、というか数時間で読めてしまう、さっくりした本でした。

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2023/09/21

ホロコーストの歴史と現実が、絵本のような語り口で、当時のプロパガンダを織り込みつつ綴られた物語 絶滅収容所へ送られる貨物列車から投げられた女の赤ちゃんと、それを神様からの贈り物と信じた木こり夫婦の生涯 WW2のユダヤ人、ナチス、そこから救い出してくれたソ連軍、ユダヤ人名簿やガ...

ホロコーストの歴史と現実が、絵本のような語り口で、当時のプロパガンダを織り込みつつ綴られた物語 絶滅収容所へ送られる貨物列車から投げられた女の赤ちゃんと、それを神様からの贈り物と信じた木こり夫婦の生涯 WW2のユダヤ人、ナチス、そこから救い出してくれたソ連軍、ユダヤ人名簿やガス室送りとなった人々、列車から捨てられる死体など、生々しい描写ながらも、子どもにも分かりやすく書かれていて、あっという間に読了 当時、多分似たような事は日本でも行われていて、そんな事実を胸に刻み付けられました

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2023/07/16

大人版の可愛らしい童話のような始まりだけれども、書かれているのは命がかかっている物語。 スラスラと読めてしまうけれど内容を思い返すと、とんでもない出来事がおきている。 もしかしたら子供に戦争を知るきっかけにこの本を読んでもらえたら良いのかも。

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2023/04/15

訳文からくる印象だと思うのだけれど、絵本を読んでいる気分。戦争が舞台だから絵本というかわいらしさはないけれど。

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2022/11/27

胸を締め付けられるような物語だった。 物語の時代、背景などは恐らくほぼ史実に沿っていて、生々しい場面描写もあった。(使われている言葉自体は優しいが) 児童書で、童話チックでテンポよく、理解しやすい言葉で書かれており、長い話でもないため、すらすら読めてしまう。 しかしテーマは重く、...

胸を締め付けられるような物語だった。 物語の時代、背景などは恐らくほぼ史実に沿っていて、生々しい場面描写もあった。(使われている言葉自体は優しいが) 児童書で、童話チックでテンポよく、理解しやすい言葉で書かれており、長い話でもないため、すらすら読めてしまう。 しかしテーマは重く、考えさせられる余白も多い。 愛とはとても大事なもの。 そして時代や環境、その他諸々によってはその大切な愛、愛するもののために、とても多くのものを失うことがある。 もしくはどう頑張っても守りきれないこともある。 ただ最良と思う選択をし続けること、愛を持った人を暖かく迎えること、どんなに苦しい時でもそれをできる人がいるのは歴史上事実で、自分もそういった心でいたいと思った。 久しぶりに戦争が絡む話を読んだが、もう少し知識として身につけたいと思った(読むとどうしても胸が痛むので少し間隔はあけつつ)。

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2022/11/07

aoi-soraさんのレビューを拝見して、図書館で借りました。 私はどうしても戦争に関わるお話を避けてしまいます。 これは物語かもしれないけれど、これに至る事実は現実にあったこと。 戦争がなくならない世界の中で、きちんと知ることの大切さを感じました。 苦しい読後感でした。 私...

aoi-soraさんのレビューを拝見して、図書館で借りました。 私はどうしても戦争に関わるお話を避けてしまいます。 これは物語かもしれないけれど、これに至る事実は現実にあったこと。 戦争がなくならない世界の中で、きちんと知ることの大切さを感じました。 苦しい読後感でした。 私なんか無知蒙昧で語る資格は無いけれど。 自分の大切な人が苦しむのは見たく無いし、自分にとって関わりのない誰かが苦しむのもやっぱりイヤです。 このお話に出会えて良かった。

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2022/11/06

おとぎ話のような書き出して始まるのは、みんなに伝えたいという気持ちなんだろうか。 第二次世界大戦中、絶滅収容所へ移送されていくユダヤ人家族。 双子の赤ちゃんのせめて一人は、助けたいという強い思いと願い。 貧しい木こりのおかみさんは、食べることに事欠く日々のなかでも「子どもを授...

おとぎ話のような書き出して始まるのは、みんなに伝えたいという気持ちなんだろうか。 第二次世界大戦中、絶滅収容所へ移送されていくユダヤ人家族。 双子の赤ちゃんのせめて一人は、助けたいという強い思いと願い。 貧しい木こりのおかみさんは、食べることに事欠く日々のなかでも「子どもを授けてください」と祈る。 森を抜ける列車の窓から神さまの贈り物が、投げられた。 明日の見えない世界で、託された命を守ろうとする大人たち。 子どもにそそがれる愛。 愛があればこそ、人は生きてゆける。 どんなに貧しくても辛くても愛する子がいれば…という思い。 「人でなしも、人よ。人でなしにも、心臓がある。 心がある。おまえさんやわたしと同じように」 この木こりのおかみさんの言葉が、心に残った。 誰もが戦争がない平和を願う。 そして、貧しくても豊かな心をもち、愛する気持ちをもつことが明日へとつながり生きることになるのだろう。

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2022/11/01

aoiさんのレビューで知った作品 ぜひとも読んでみたかった(´ー`) ユダヤ人虐殺…なんでこんな事ができるんだろう… なぜ戦争はなくならないのだろう… 「ライフ・イズ・ビューティフル」 思い出しちゃった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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