DIE WITH ZERO の商品レビュー
DIE WITH ZERO (2020) お金と人生について。 これから仕事を始める学生、収入が最大化している中年層、既にリタイアしている高齢層全ての年代の人に薦められる。 「DIE WITH ZERO」という所持金ゼロで死ぬ生き方が気になり、ゼロで死ぬために今後どう生きるべ...
DIE WITH ZERO (2020) お金と人生について。 これから仕事を始める学生、収入が最大化している中年層、既にリタイアしている高齢層全ての年代の人に薦められる。 「DIE WITH ZERO」という所持金ゼロで死ぬ生き方が気になり、ゼロで死ぬために今後どう生きるべきか知るために読了。 1. 若い時こそお金を使う。 2. ある程度収入が増えたら、それを切り崩しゼロで死ぬ。 3. 人生は想い出の合計。だから経験や思い出づくりに積極的にお金を使う。 1、「老後に備えるためにお金を貯蓄しよう」という考え方が今の主流である。しかし、実際は老後にはそれほどお金がかからない。老後を意識して、仕事を辞めた後でやりたいことばかりを考え、「喜びを先延ばし」し過ぎていることが問題だと筆者は説いている。それより、やりたいことの賞味期限を考えるべきである。若い時のお金の価値は、年を取った時よりも圧倒的に高いからだ。お金に限らず、リスクの伴う大胆な行動は若い時こそ行うべきだ。 2、お金を切り崩す最適なタイミングは45〜60歳である。60歳を過ぎ70、80になってもお金を貯め続ける人がいるが、それでは死ぬまでにお金を使い切ることはほぼ不可能になる。であれば、比較的身体も健康なうちに資産を切り崩し始め様々な経験を積んだ上で80,90でゼロで死ぬ方が幸福度が高い人生を送ることができるだろう。お金の使い道は、子供の教育費、慈善団体への寄付、豪華な素晴らしい誕生パーティーの開催など多岐にわたる。 3.根底にあるのは、物事は永遠に続かず消え去っていく...だから死を意識することが大切であるということだ。死を意識した途端に人は日常を大切にするようになる。死ぬ間際の後悔トップ2は「もっと自分に忠実に生きれば良かった」と「働きすぎなければよかった」だ。 逆に考えれば死ぬ間際に最も幸福を感じることは、自分のやりたいことを人生を通して忠実に成し遂げたこと、お金に支配されて働き続けることなく経験に価値を置いて友人や家族と多くの時間を過ごせたことという2つだ。 私もつい日常を無駄に生き、この日常が永遠に続くと思う怠惰に身を浸してしまう。 死を強烈に意識しながら、この本からの教訓「人生は思い出の合計」を意識し、豊かな経験を通しゼロで最期を迎えたい。
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時間を費やしてお金を稼ぐことと、その時間を使って今しかできない経験をすることどちらを選ぶかを、一度立ち止まって考えるきっかけになった。
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目的 幸せになりたいから 人生の喜びを最大化するための方法を探すこと。 結論 経験を買って思い出を作れ! 人生で、一番大切なのは「思い出作り」 金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンスだ 金を浪費するより人生を無駄にしてしまうことの方がはるかに大きな問題。 NO he...
目的 幸せになりたいから 人生の喜びを最大化するための方法を探すこと。 結論 経験を買って思い出を作れ! 人生で、一番大切なのは「思い出作り」 金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンスだ 金を浪費するより人生を無駄にしてしまうことの方がはるかに大きな問題。 NO health NO wealth 人生で一番大切な仕事は「思い出作り」 人生は経験の合計 思い出の配当 経験は、継続的な配当を生み出す 雪だるま式 経験は複利 現役時代に「老後のために貯蓄する」と言ってた人もいざ退職したらその金を十分に使ってないない。 「これはちょーびっくり」 世帯支出と世帯収入の中央値比はほぼ1:1,。つまりいつまでも収入と同程度の支出。続ける傾向がある。 退職しても資産には手をつけない傾向を示している。 お金は目的を達成するための手段にすぎない お金は人生を楽しむというもっとも重要な目標達成に役立つ。 相続 26歳〜35歳が最善 寄付するなら「今」 金の価値は加齢と共に低下する。 まだ健康で体力が、あるうちに金を使った方がいい タイムバケットを作る 5年か10年 もうじき失われてしまう、何かについて考えると、人の幸福度は高まることがある。 働きすぎは後悔する リスクを取らないリスクがある Action 健康を大切にする 今しかできない経験を買う(思い出の配当) お金があるなら時間も買う 働きすぎない 死を意識して生きる(寿命を見える化する) 若いうちに「リスクを取れ」 感想 ちょー面白かった!考えが斬新!! サクサク読める!わかりやすい! 買ってよかったと、思います! どの本も言ってる事は似てる気がする。 経験や時間をお金で買え、健康が何より大事、お金だけを求めてたら幸せになれない、働きすぎるなとかは他の本でも見た。 でも、老後の為の貯金が全然使われてないから資産を使っていくのは45〜60で使えは割と衝撃だった。 お金は加齢と共に低下するのもなるほど〜と思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
. DIE WITH ZERO/Bill Perkins 生き方の指針になるような、面白い本でした。あと10年くらい早く読みたかった。今でも十分間に合うけど。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 人生で一番大事なのは思い出づくり。 その思い出を作る最適な時期は、今しかない。 なぜなら、年齢を重ねるごとにお金の価値を引き出す能力が減っていくから。 老後に旅行行こう、いつか欲しいものを買うために貯金しとこうなんて考えは捨てたほうがいい。 今、思い出を作るためにお金を使うべき。 若いうちにはした金を貯金するのは収入が上がった将来の自分にお金と時間を献上しているようなもの。 人は漠然とした恐怖から将来のためにと貯蓄をしすぎる。適度であればいいけれど、過剰であれば使わないまま死んでいく可能性がある。 元気なうちに財産分与、寄付は終わらせて、生活に必要なお金は分けて、残りのお金は経験に使う。 死ぬ時にちょうど自分だけの資産ゼロになるような計画を立てて、人生を全うする。それが最高の生き方。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 人は終わりを意識して過ごすと幸福度が上がるらしい。 ゼロで死ぬために、final countdownというアプリをダウンロードしてみた。 経験に投資しよう。
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いかに良く生きるか。 良い経験がもたらす記憶の配当は、若く情熱が溢れた時期にすべきだが大抵は金が足りない この時期には借金をしてでもすべき経験や取るべきリスクがあるし、親が子供に相続させるのは死んでからではなく子どもが30〜40くらいがベスト 死んでから寄付するのではなく死ぬ前に...
いかに良く生きるか。 良い経験がもたらす記憶の配当は、若く情熱が溢れた時期にすべきだが大抵は金が足りない この時期には借金をしてでもすべき経験や取るべきリスクがあるし、親が子供に相続させるのは死んでからではなく子どもが30〜40くらいがベスト 死んでから寄付するのではなく死ぬ前に寄付する 「金、時間、健康」と自分が人生の今何章目なのかというバランスを考える お金の価値そのものを求める資本主義と、その価値を個人である自分にとって最適化することは全く別である このことは、資本主義や自由主義の限界が叫ばれてる中、そして個人がクローズアップされる現代において、最適解のような気がする 社会の幸福から個人がトリクルダウン的に利益を得るのではなく、個人の幸福を最大化した結果として発展していく社会。
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人生を豊かにするための方法が示された素晴らしい本。 この本はお金を増やして人生を豊かにしよう!ということではなく、人生の喜びを最大化して、より豊かな人生を築く方法を教えてくれる。 【人生で一番大切なのは思い出をつくること 最後に残るのは結局それだけ。】 経験をすることは大切だ...
人生を豊かにするための方法が示された素晴らしい本。 この本はお金を増やして人生を豊かにしよう!ということではなく、人生の喜びを最大化して、より豊かな人生を築く方法を教えてくれる。 【人生で一番大切なのは思い出をつくること 最後に残るのは結局それだけ。】 経験をすることは大切だと思っていたけど、 改めて【経験をすること】の価値に気づかせてくれる本。 私達が思っているほど、先延ばしにできない経験は多い。例えば子供が巣立つタイミングになって、「もっと一緒に時間を過ごせば良かった」と思っても取り返しがつかない。 死ぬ前に後悔することトップ2 ・勇気を出して、もっと自分に忠実に生きれば良かった ・働きすぎなかったらよかった ⇒時間を言い訳にして、自分のやりたいことに目を背けない ●やってみたいこと ・経験をポイント化して、個人・夫婦・家族単位でやりたいことリストをつくる ・10年区切りで考えて今後30年で何をしたいのかを考えて話し合い、紙に書いて、常に見えるところに貼っておく。
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かなり強烈なメッセージで、おもしろそうな内容だったので手に取った。 「ゼロで死ね」を繰り返し角度を変えながら伝えられている。 たしかに老後は、お金よりも記憶(思い出)の配当のほうが貴重。 長寿年金という言葉が出てきたけど、日本は死ぬまでもらえる年金が(今のところは)あるし、国民...
かなり強烈なメッセージで、おもしろそうな内容だったので手に取った。 「ゼロで死ね」を繰り返し角度を変えながら伝えられている。 たしかに老後は、お金よりも記憶(思い出)の配当のほうが貴重。 長寿年金という言葉が出てきたけど、日本は死ぬまでもらえる年金が(今のところは)あるし、国民皆保険の制度もあって本当に恵まれている。 それなのに、ただ将来が心配だからとやみくもにお金を貯めがち。 そのお金を結局使うことなく、素晴らしい体験や作れたはずの思い出を手にすることのないまま、ただただ年を取っていくなんてむなしい。 タイムバケット、早速作ってみよう。
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若いうちは借金してでも経験に投資をすること 子どもが小さいうちは仕事より今しかできない子育てに比重をおくこと ある程度稼いで、老後の必要資金を計算により見積り、目処がたったら仕事をセーブしましょう 我が家の場合、中堅層なのにある程度稼ぐ事ができていない。。。悲しみ
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・この本は決して富裕層向けの本ではなく、大衆にも十分に当てはまる本であった ・人生の最大の目標は、お金の価値を最大化し「思い出」を作ること →いつどうなるかわからない将来のために、無策に貯金するのはおかしい ・人生=経験の合計、経験から「記憶の配当」が得られる →経験は人に話...
・この本は決して富裕層向けの本ではなく、大衆にも十分に当てはまる本であった ・人生の最大の目標は、お金の価値を最大化し「思い出」を作ること →いつどうなるかわからない将来のために、無策に貯金するのはおかしい ・人生=経験の合計、経験から「記憶の配当」が得られる →経験は人に話す、回想することによって副次的な経験を得られることがある →若い内に経験すればするほど、副次的な経験の恩恵は持続する →経験の価格が全てではない。近所の散策だけでも思い出になるし、安旅も若者の特権 ・ただ全ての収入を投資に回すわけではない。老後の貯蓄は備えるべし。 ・若い内に経験に投資するべき(リスクを取るべき) →若いうちは非対称リスクが生じやすいので行動に移しやすい(行動することによるメリットがデメリットより大きい)→年齢を重ねると共に失うものが増える →投資によるメリット、リターンについては熟考すべきである ・「今しかできないこと」への支出をする ・死ぬ前に公開することNO.1は「勇気を出して、自分にもっと忠実に生きればよかった」 →心の赴くまままに生きる、他人の目を気にする必要はない →心のモヤモヤを晴らすために行動していきたい ・「働きすぎ」を後悔する人も一定数存在する →育児への時間の投資を悔やむものはいなかった→絶対育休をとる! ・「終わり」を意識すると時間を有効活用するようになる →多数の本でも同様の内容→寿命カウンターを作成! ・資産相続は子供が若いうちにする →お金の価値を最大化できる、経験に投資できる年代での相続(25-40) →資産のピークは45歳くらい →子供への相続、ある程度の老後の資産形成ができたら自分の思い出作りに移行 ◉とにかく行動する年齢が大切。その時にしかできないことへ投資することこそが、人生の最大に繋がっていく。喜びを先送りすることなく、惜しみなく投資していこう。
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アリとキリギリスの話で、アリはいつ遊ぶのか、という観点で、人生を豊かにする経験を最大化させることについて論じた本。アリすぎてもいけないし、キリギリスすぎてもいけないし、その間に人生の最適化のポイントがある。 人生で今しかできない経験を自分は人生の各ステージでどれだけしてきたか、そ...
アリとキリギリスの話で、アリはいつ遊ぶのか、という観点で、人生を豊かにする経験を最大化させることについて論じた本。アリすぎてもいけないし、キリギリスすぎてもいけないし、その間に人生の最適化のポイントがある。 人生で今しかできない経験を自分は人生の各ステージでどれだけしてきたか、そうした経験をコストとのトレードオフも考えながらこれからどう最大化していくかを考えさせられた。
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