詩歌川百景(1) の商品レビュー
海街Diaryより派生したお話しと知らずに手に取りました。漫画は一気読みしたい派なので完結まではあまり手を出すことはないのですが、なんとなく気になったので。 吉田秋生はバナナフィッシュと吉祥天女依頼。丁寧に丁寧に言葉や絵が描き出されていて、素敵な漫画でした。ここのところの漫画に...
海街Diaryより派生したお話しと知らずに手に取りました。漫画は一気読みしたい派なので完結まではあまり手を出すことはないのですが、なんとなく気になったので。 吉田秋生はバナナフィッシュと吉祥天女依頼。丁寧に丁寧に言葉や絵が描き出されていて、素敵な漫画でした。ここのところの漫画にしては登場人物が多く人間関係や心情も複雑なので、まるで上質な文学を読んでいるような。 海街〜も読んでみようかな。こちらは、完結しているみたいですし。
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「海街ダイアリー」好きなもんで買っちゃったやつ。あの温泉で働くすずちゃんの元弟とその家族やまわりの人々の話。濃密。ひとりひとりが濃い。人間ってそうだなと思わせられる。これからどう展開していくか。楽しみ。
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さすがだな…。 それぞれの人物のかき分け、性格がちょっとしたコマに表われてて、1冊しか読んでいないのに何冊か読んだような濃さを感じる。 ずっと続けて読んでいきたいが、完結する前に読み始めてしまったのでこれから先が気になりそうだ。
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情報量が多いので気楽に読めない。(笑) 現実世界の人間が善人ばかりではないので、最近自分がまんがに求める世界観はリアリティを求めなくなったため(とはいえ、ファンタジーものは苦手で読めない)、かなり(良くも悪くも)人間くさいドラマが描かれるこの作品は読んでいて辛いときもあるのですが...
情報量が多いので気楽に読めない。(笑) 現実世界の人間が善人ばかりではないので、最近自分がまんがに求める世界観はリアリティを求めなくなったため(とはいえ、ファンタジーものは苦手で読めない)、かなり(良くも悪くも)人間くさいドラマが描かれるこの作品は読んでいて辛いときもあるのですが、でも嫌いになれない良さがあります。 作中にも出てきましたが、類みたいな若い行政屋さんもしくは政治家がいると、日本の地方や中央の行政・政治が少しは良くなる気がするんですけどね。 それこそ、マンガの中の世界の話か・・・。
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『海街diary』のスピンオフというか あちらが海辺なら、こちらは山奥。 住む場所が違うと住む人もまた変わるね。 温泉で湯守修行中の和樹が主人公。 幼馴染で旅館の女将を志す妙も 複雑な家庭の事情を抱えている。 というか、みんな少しずつ しんどい部分を含みながら生きてる。 旅館...
『海街diary』のスピンオフというか あちらが海辺なら、こちらは山奥。 住む場所が違うと住む人もまた変わるね。 温泉で湯守修行中の和樹が主人公。 幼馴染で旅館の女将を志す妙も 複雑な家庭の事情を抱えている。 というか、みんな少しずつ しんどい部分を含みながら生きてる。 旅館の仕事のことや土地の風習も描いてあって そこもおもしろかったです。
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一巻でわかるのは、 主人公の男の子は地元の温泉街にある温泉旅館で新米従業員として働いているが、仕事でも人間的にも一枚も二枚も上手の幼馴染の女の子に嫉妬しつつ、惹かれている。この幼馴染の女の子は旅館の大女将の孫にあたり、母と確執がある。 まだまだ物語の序盤ではあるが、よく取材された温泉旅館の背景が見えて面白い。何より人間関係の伏線の貼り方が好き。今後の展開も気になる作品。
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思った以上に充実した一冊だった。 特別なドラマは起きない。河鹿(カジカ)鳴く川が名物の架空の小さな温泉街の日常を描いたマンガである。そこで育った子供たちは独り立ちの秋(とき)を迎えている。その1年間をゆっくり描いている。「海街ダイアリー」と地続きの世界。いつか是枝監督が描いてもい...
思った以上に充実した一冊だった。 特別なドラマは起きない。河鹿(カジカ)鳴く川が名物の架空の小さな温泉街の日常を描いたマンガである。そこで育った子供たちは独り立ちの秋(とき)を迎えている。その1年間をゆっくり描いている。「海街ダイアリー」と地続きの世界。いつか是枝監督が描いてもいい(描くべき)世界だと思う。 吉田秋生はデビュー時から少女マンガに大人の身体を持ち込んだ(「カリフォルニア物語(1979)」)。当時美大に在学していたから身体のデッサンはしっかりしているが、おそらく理由はそれだけではない。吉田秋生は周りが子供であることを許さない環境で「健全に」育ったのだろうと、私はいま推測している。例えばこの作品の登場人物のような。温泉街の子供たちの親は「わけあり」が多い。流れ着いて家族を作ったり、出戻ったり、置いて行ったり‥‥。 「きれいなだけじゃすまないことも、ここに住んでみてわかったわ それでも雪はきれい いいことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもないわ」 大学受験をせずに、あずまやで働くことを選んだ小川妙はそう呟いた。 一回それぞれの登場人物の家系図を作ってみないと、何が何だかわからなくなるけど、それは次巻ということで。
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海街ダイアリーの最終巻、その最後についていた番外編がシリーズになったんですね。懐かしくて海街ダイアリーも読み直してしまった。それでようやくすずと和樹の関係を思い出したました。二人は詩歌川と河鹿川だったけど、和樹と妙はどうなるのかな。続きが楽しみです。
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人間関係が複雑すぎて、血縁関係を把握するのが難しかったです。何度も読み返しました。 人は、必ず何かを抱えて生きているけれど、それに惑わされない強さとか、腐らない美しさがいいなぁと思います。言葉に現われない行動が精緻に表現されていて、通り過ぎた過去に同じような経験をしたのであれば、その傷やら痛みやらをリアルで昇華できるような物語だなと思いました。
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登場人物は多いけど、主役級の人さえ抑えればなんとか… 海街からの山が舞台にシフト。女子高生妙の大人っぽい部分や、たまに見せる弱い部分に惹かれます。 一話ごとに季節が進んでいくのかな? どんな暖かさや強さを見つけていくのか、楽しみです。
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