Au オードリー・タン の商品レビュー
天才から天才って産まれるんかな? ってな事で、アイリス・チュウの『オードリー・タン 天才IT相 7つの顔』 このコロナ禍で台湾でのマスクの供給で、混乱無く台湾国民がマスクを買い易くと言うか混乱が殆ど出ること無くマスクが帰る仕組みをITで生み出した天才。 日本じゃ絶対に無理な...
天才から天才って産まれるんかな? ってな事で、アイリス・チュウの『オードリー・タン 天才IT相 7つの顔』 このコロナ禍で台湾でのマスクの供給で、混乱無く台湾国民がマスクを買い易くと言うか混乱が殆ど出ること無くマスクが帰る仕組みをITで生み出した天才。 日本じゃ絶対に無理な話。笑ってしまう。と言うより呆れてしまう。 日本のIT相はPCすら触った事も無さそうなおじいちゃんが就任出来る感覚が狂っとるよね♪ その両国の根源は教育の方針と言うか考え方の違いとは言わない。 考え方じゃなくて、なあなあ同一文化と個々尊重文化の違いかなぁと思ったり。 日本はみんな同調させたがる島国文化。 台湾は個々の違いを認める文化。 の違いじゃないかなっと オードリー・タンさんは天才でジェンダー。 これ、日本じゃIT相には成れんよ、現状は… このままで良いのか?日本? コロナに関しての個人的な思いは、結局最後までコロナ禍が終息しないのは日本じゃないんかなって思うわ 日本の政治家はこう言う危機的な状況で責任を負おうとはしない。 他人に擦り付けたがる。 あんまり愚痴ばかりに出てくるんで、ここで止めます(笑) この本読むと日本の強制同一教育文化も終わりに近ずいてると思う。 良い面もあるのは分かるけど、この先の未来は変えていかなきゃいけんと思うわ。 2020年73冊目
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よくある人物評伝のテンプレートに、オードリー・タンのやってきたことを放り込んで、アメリカのジャーナリストっぽい言い回しでまとめた感じ。まぁそれでこちらの知りたいことはわかるのだから、過不足ないと言えば過不足ない。オードリー・タンってやっぱすごいんだな、と思いつつも、読書体験として...
よくある人物評伝のテンプレートに、オードリー・タンのやってきたことを放り込んで、アメリカのジャーナリストっぽい言い回しでまとめた感じ。まぁそれでこちらの知りたいことはわかるのだから、過不足ないと言えば過不足ない。オードリー・タンってやっぱすごいんだな、と思いつつも、読書体験としてはやや退屈だった。
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以前、オードリー・タンさんの「自由への手紙」を読んで、想像を超える凄い方だと思い、この本をチョイス。 ※※※※※※※※ 彼女が、どうやって幼少期から青年までを過ごしたのか、誰と出会って、どこで学んだのか、彼女の歩んだ道のりは天才ゆえに厳しく、決して穏やかな道ではなかった。 彼女の学びたい事が学校にはなく、先生も学校もそれどころか家族も彼女を持て余し、どうしたらよいか分からない。 同級生は異質な彼女を虐め、どうやっても仲間に入れない… でも、父親がいるドイツで小学4年生を1年間過ごした事で、彼女にとっても家族にとっても、何かを掴むキッカケになって、事態は好転していく。 何人もの先生や大学生やプログラミングの天才たちが、彼女の支えとなり、貪欲なまでの学びにより、彼女は更に開花していく。 そして、行き着く先は「台湾のために」だ。 ※※※※※※※※ 彼女の考え方ややりたい事はいつも明確で、なるほどと思う事が沢山ある。 忘れないように書き留めて置こうと思う。 p40 異なる考えの相手に対してすべきことは、説得ではなく、相手の立場をより深く知り、その立場から別の人と口論ができるくらいまで全面的にその考えを理解することだ。徹底的に理解し、攻防を放棄して「ゼロサム(一方が勝ち一方が負ける)」を「共和(両者が勝つ)」にしなければ、互いに納得できる共通認識に達する事は難しい。 p42 1番文句の多い人は、その問題については政府よりもプロという場合もある。そうした人たちの意見を取り入れられれば、政府はより良いサービスを提供できる。 p45 読書法 タンは、文書を読む時はメモを取りつつ、絵を落書きするのが習慣だと話す。「そうやって内容のポイントをメモしていると、それがたとえ雑すぎて、自分自身何を書いているのか分からなくても、その過程で本のメッセージを素早く吸収できたことが分かるのです」 p48 食べ物の意外な効用 「私たちのイベントでは、経費の大部分を食べ物に費やします。例えば1.2ヶ月に1回開催するマッチングイベントなどでは、その場で聴いたコンセプトなどはその後1.2ヶ月すると大方忘れてしまいますが、食べ物が美味しければ、次のイベントにも来てくれますから」 p104 「問題解決の方法は1つじゃない」(ラリー・ウォール プログラマー/言語学者) 「いかなる議論の場でも、我々は王も大統領も投票を認めない。我々が信じるのは、ざっくりした合意と、動いているコードだけだ」(デービッド・ダナ・クラーク MIT人工知能研究所上級研究員) 「ざっくりした合意とは、[満足でないにせよ、みんなが受け入れられる]事を表しています。そういうコミュニケーションには、完敗の人も完勝の人もいません。-中略- だから、コミュニティで常に対話することの目的は、討論して各人が受け入れ可能な結果を出すことにあるのです」 p183 彼女は「未来に変化が起こる」事を願うなら、いま小さな変化を起こす必要がある、と考えている。つまり、今日の変化を試みなければ、明日の変化は起きない、ということだ。 p215 簡単に言えば、クリエイティブであれ、ということです。クリエイティブであれば、いつも自分のアイディアについて考えていなければならず、もう他人の意見を「ダウンロード」して時間を浪費する必要はなくなります。何であれ、過剰なことは良いことではありません。情報の受け取り過ぎは良くないので、すべては適切な量があればいいんです。 オードリー・タンという人も素晴らしいが、台湾という国(正確には違うけど)と国民も、変化に敏感で柔軟で、素晴らしいなと思った。 こうやって変えていけたら良いのだろうなぁ。。(遠い目)
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天才でも周りに理解者がいないと、その力が発揮できない好例。しかもその力が「公」に向いているところが素晴らしい。孤高の人の雰囲気があったが、人とのコミュニケーションを大切に、攻撃ではなく話し合い、技術の力を信じている。インターネットの可能性について、情報を受けるだけでなく、自分がどう発信するのか貢献できるかといったところなるほどと思った。
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積ん読しているうちに旬を逃した感はありますが、やはり唐鳳は興味深い人物です。ちなみに、本書には「鳳(おおとり)」はオードリーに通じると言った日本人がいたことが書かれています。 彼女は、寝る前にドキュメントを読んでおくと、起きたときにはドキュメントに書かれていた課題が解決しているそ...
積ん読しているうちに旬を逃した感はありますが、やはり唐鳳は興味深い人物です。ちなみに、本書には「鳳(おおとり)」はオードリーに通じると言った日本人がいたことが書かれています。 彼女は、寝る前にドキュメントを読んでおくと、起きたときにはドキュメントに書かれていた課題が解決しているそうです。彼女の睡眠時間は比較的長いようですが、寝ている間も頭を働かせているわけです。天才というのは、こういうものなのでしょう。
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オードリー・タン、彼女の本はこれで3冊目の読了ですが、私が興味を持ち知りたいと思い手にしてきた答えが書かれていたように思います。 彼女の半生のような伝記ともいえる7つのエピソード、オードリーに聞いてみよう!と題されたQ&A、彼女が選んだ人生で最も影響を受けた20冊の本、そして巻末には特別付録として台湾 新型コロナウイルスとの戦いがおさめられています。 過去の2冊では知ることの出来なかったリアルな彼女を知ることが出来、20冊の本にも興味を持ち(きっと何冊か購入すると思います)、巻末の台湾のコロナ対策ではいかに自分が表面的な事(ネットニュース等で目にした内容)しか知らなかったかを思い知らされました。 台湾が生んだ天才、オードリー・タン。 彼女から、台湾から、私自身も、日本も、世界も、学ぶことはたくさんある。 説明 内容紹介 コロナウイルスが全世界を席巻するなか、いち早くマスクマップアプリを開発。 世界に名を馳せた台湾のデジタル担当相には、逸話が多い。 いわくIQ180、学歴は中卒、独学でプログラミングを学び、シリコンバレーで成功した起業家、1ページ0.2秒で資料を読む、トランスジェンダー、学生運動を支持する無政府主義者――ハンドルネーム“Au”で知られる天才シビックハッカーのすべてを、気鋭の台湾人ジャーナリスト2人が徹底解剖する。特別付録「台湾 新型コロナウイルスとの戦い」収録。 〈オードリー・タンの言葉〉 「天才とみなされない多くの人々には、自分にしかない輝きがある。 天才とみられる多くの人には、自分にしかない闇がある」 「誰でも、最後に行く道は与えられたコースではなく、自分の命の赴く方向なのです」 「人はデフォルトではその人自身なのであって、特定の性別ではない」 「人工知能は永遠に人間の知恵に取って代わることはない」 「うわさは、真実よりも格段に速く伝わる。情報や通信について学んだ者ができることは必ずある」 〈オードリー・タン7つの習慣〉 ・本はほとんどiPad Proで、必ずデジタルペンを使って読む ・大部の資料を頭に入れるには、寝る前に全ページをめくり、その後最低8時間眠る ・2か月に1度、常に新しい習慣を身に付けるようにする ・大勢の人のために行うことは、大勢の人の助けを借りる ・したいことをする時に、性別は考えない ・ネット上から人の作品をダウンロードしたら、自分の作品もアップロードする ・体験した出来事や物事を、短い言葉に要約する 内容(「BOOK」データベースより) 新型コロナウイルスが席巻する中、いち早くマスクマップアプリを開発。世界に名を馳せた台湾のデジタル担当相には、逸話が多い。いわくIQ180、学歴は中卒、独学でプログラミングを学び、シリコンバレーで成功した起業家、1ページ0.2秒で資料を読む、トランスジェンダー、学生運動を支持する無政府主義者―ハンドルネームAuで知られる伝説の天才は、「人工知能は永遠に人間の知恵に取って代わることはない」と語る。時代に選ばれた新しい才能を徹底解剖する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) チュウ,アイリス コラムニスト。記者、編集者、翻訳、脚本などの仕事を経験し、台湾で「文化部電影優良脚本奨」や「キリスト教華文創作金奨」などを受賞。「経理人月刊」編集長、「数位時代」編集総監、時報出版副編集長などを歴任 鄭/仲嵐 1985年生。英ロンドン大学東洋アフリカ研究学院修了。台湾の輔仁大学在学中に日本に留学。台湾のテレビ局で勤務後、現在はBBCやDW中国語、台湾の聯合報などのメディアで記事を執筆。また、ニッポンドットコム多言語部スタッフライター・編集者として台湾、香港などをカバーしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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オードリー・タン氏の足跡について、また、考え方についてアイリス・チュウ氏が中心に取材しまとめあげられた本です。 個人的にとても共感したのは、「したいことをするのに性別はいらない」というところでしょうか。わたしは、ゲームのコミュニティでは女の子として(男の娘として)交流し、楽しん...
オードリー・タン氏の足跡について、また、考え方についてアイリス・チュウ氏が中心に取材しまとめあげられた本です。 個人的にとても共感したのは、「したいことをするのに性別はいらない」というところでしょうか。わたしは、ゲームのコミュニティでは女の子として(男の娘として)交流し、楽しんできました。そこでは、誰もそのようなことは気にならず、たんにスコアの大小とか、楽しんでやっているかとか、そういうことだけが重要でした。 普通の女子はこうしなければいけない、こういうものだ、というステレオタイプは、巡ってトランスをも不要な自己規定におくことがあります。例えば、バッチリメイクをしなければならない、とか、控えめにしなければならないなど。トランスが世間から認められるためにはそういった「女性性」を身に着けなければならないことから、本来の趣味嗜好を存分に楽しめないというジレンマに陥ることもあるのではないでしょうか。 そういう社会全体をもっと自由に捉え直すことによって、快も増えるし、イノベーションも起こる。オードリー・タン氏を見ているとそんなふうな新しい未来が見えるような気がしてきます。
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オードリータンの伝記のようなものかと思って期待したが、あまり本人と繋がらない記述も多かった。彼女が幼いことから天才でありそれ故の悩みが多いことがよく分かった。本編そのものより特別付録に書かれていたコロナ対策にあたる台湾衛生当局の精鋭部隊の話が印象的だった。形だけの記者会見ではなく...
オードリータンの伝記のようなものかと思って期待したが、あまり本人と繋がらない記述も多かった。彼女が幼いことから天才でありそれ故の悩みが多いことがよく分かった。本編そのものより特別付録に書かれていたコロナ対策にあたる台湾衛生当局の精鋭部隊の話が印象的だった。形だけの記者会見ではなく正しい情報を自分の言葉で語り、本気でコロナ対策に当たる陳時中を始めとした精鋭のことを知り、台湾へのイメージがグッと良くなった。
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防疫対策の柱 3f fast fair fun 楽しむことができれば、高齢者にもテクノロジーを身近に感じてもらえる 成熟したインターネットユーザーは、情報を受け入れられ、またコンテンツを作り出せなくてはならず、また同時にアップロードとダウンロードのバランスと頻度を保つことも重要だ 「大勢の人のために行うことは、大勢の人の助けを借りる。これが子どもの頃から一貫して行ってきたことです 」
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以前から気になっていた人物なので本書を手に取った。 逸話を知り、落ち着き、考えることが大切だと再認識する。 全ての物事は変化し、変化するということだけが不変。易経の考え方。 困難にぶつかった時は長時間かけて問題と向き合う。 感情の整理は、その感情を詳しく描写できるまでそこに入れ...
以前から気になっていた人物なので本書を手に取った。 逸話を知り、落ち着き、考えることが大切だと再認識する。 全ての物事は変化し、変化するということだけが不変。易経の考え方。 困難にぶつかった時は長時間かけて問題と向き合う。 感情の整理は、その感情を詳しく描写できるまでそこに入れておく。
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