夜がどれほど暗くても の商品レビュー
良かったです。とても良かったです。ハードスケジュールの国内出張中に読んでいたのですが、頑張れ!と思う気持ちが、自分の励みにもなりました。やはり読書って、その時の自分の環境や精神状態で、受ける印象って変わりますよね。
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【無関係の第三者の残酷さと、逆境で手を取り合うことのできる強さ】 主人公は雑誌『週刊春潮』の敏腕副編集長・志賀倫成。順調にキャリアを積み上げていた彼のもとに、ある日一本の電話が入る。大学生の息子がストーカー殺人を犯し、その直後に自殺したという警察からの連絡だった。 追い回す側...
【無関係の第三者の残酷さと、逆境で手を取り合うことのできる強さ】 主人公は雑誌『週刊春潮』の敏腕副編集長・志賀倫成。順調にキャリアを積み上げていた彼のもとに、ある日一本の電話が入る。大学生の息子がストーカー殺人を犯し、その直後に自殺したという警察からの連絡だった。 追い回す側から、追い回される側へ。 加害者家族となった倫成はマスコミに連日追われ、ネット上では正義の名を借りた憂さ晴らしの標的となる。妻とは別居状態となり、仕事も思うようにいかず、精神をすり減らす日々が続く。 そんな中、息子の事件の被害者遺族である奈々美と出会う。彼女もまた、妬みやあらぬ噂、心ない言葉にさらされ、友人を失い嫌がらせを受けながら生きていた。 無関係の第三者がここまで残酷になれるのかと思うほど、加害者家族と被害者遺族を追い詰めていく描写は、タイトルの「夜」を通り越して暗黒そのもの。犯人探しよりも、社会が人間を追い詰める構造がしっかり表現されている印象がある。 諦めずに生きる倫成と奈々美。そして水面下で真相解明に奔走する刑事・宮藤と葛城。追い詰める側も、光を求めて足掻く側も同じ人間である。人間の残酷さと、それでも互いに支え合おうとする強さの両方を描いた一冊。
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大手出版社の屋台骨である雑誌の副編集長の息子が被疑者死亡で殺人罪に問われる。 前半は容赦なく加害者側家族を打ちのめすエピソードの数々が淡々と降り重ねられていきます。 ジャーナリズムのあり方、報道の正義と経済性を追求したゴシップ記事のあり方、対峙する加害者家族と被害者家族、世間一般...
大手出版社の屋台骨である雑誌の副編集長の息子が被疑者死亡で殺人罪に問われる。 前半は容赦なく加害者側家族を打ちのめすエピソードの数々が淡々と降り重ねられていきます。 ジャーナリズムのあり方、報道の正義と経済性を追求したゴシップ記事のあり方、対峙する加害者家族と被害者家族、世間一般の正義と偏見、いじめ、貧困層と富裕層の軋轢、snsをはじめとするプライバシー保護リスク、世間の圧力に崩れていく家族、家族に向き合ってこれなかった父としての自責。 一転、最終盤になって殺人事件の真相解明が…。 重たいテーマですが読み応えありで読了。 前半は容赦なく
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Audibleで。 歩けない日々が続いて、とびとびで聞き読了。スキャンダルを追っていた父は、加害者家族として追われる日々。 なんとなく、この加害者とされている息子は加害者ではないんだろうなと思いつつ。 息子のことを何も知らなかった自身を悔いながら被害者家族の娘を救おうとする。 ま...
Audibleで。 歩けない日々が続いて、とびとびで聞き読了。スキャンダルを追っていた父は、加害者家族として追われる日々。 なんとなく、この加害者とされている息子は加害者ではないんだろうなと思いつつ。 息子のことを何も知らなかった自身を悔いながら被害者家族の娘を救おうとする。 まあ、普通ではないだろうなと思いつつ、引き込まれる中山さんの物語。 凄いな。 ちょい中山中毒(笑)
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オーディブルで。雑誌記者がの息子が犯罪を犯し 逆取材される話。なんだろう。声優があんまりだし 話がイマイチなのでこの評価。中山七里は、護られなかつた者たちへ、や御子柴シリーズなど、素晴らしい作品もあるけど、ハズレもあるのね。
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さすが中山七里先生、伏線回収が見事。 どうでも良いようなエピソードが真相に繋がるのだからさすがです。 それにしても主人公、いろんな意味で熱い(内容を読めば分かります)。 最後まで聴ききれば、タイトルの意味が分かります。 みんな幸せになって欲しいです
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同作者の「災疫の季節」を読んで手にした本。本作を読んでからの方が、主人公に対しての感情移入の深みが違ったかもな。続けて読む事が出来たのであれば、なおさら、、、。どちらの作品も良かったので後悔があるのが少し残念(T . T)
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ありそうな、あったような事件から始まるストーリー。 主人公の父親の感情が、伝わってくる 職場での立場、夫 父 一人のひと と テンポよく読み進められるのは、流石の中山七里 あとがきに笑った。
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最後のどんでん返しがあっさりと書かれているのを突っ込んだ西原理恵子の解説?に笑った。志賀、なかなかのクズだけどこのラストかぁ…と。
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久しぶりの中山七里作品。相変わらず面白く、一気に読んでしまった。が、好みとしては最後に救いは残っていなくても良い気がする。ラスト、良い話になるために急展開した印象。
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