(読んだ振りしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 の商品レビュー
書き方は読みやすい。ただ、これを読んで得られるのは何かなぁ…と考えると読み進められなかった。今の自分は難しい本を面白く読むよりも、自分のためになる本を読みたいので、またもう少し時間に余裕ができたとき目を通してみたいと思います。
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序文(本書取説)に「世界名作と呼ばれる古典は、題名から内容がわからない恐ろしいもの」とあって本書タイトルは実用書ぽい。小説を読むのは「人生の課題を考えるため」「作者はストーリーの形でテーマを読者に一緒に考えようと提示する」とする。名作というからには、少なくとも半世紀は経っている、...
序文(本書取説)に「世界名作と呼ばれる古典は、題名から内容がわからない恐ろしいもの」とあって本書タイトルは実用書ぽい。小説を読むのは「人生の課題を考えるため」「作者はストーリーの形でテーマを読者に一緒に考えようと提示する」とする。名作というからには、少なくとも半世紀は経っている、風俗・社会通念も変化し作者の意図が分かりにくくなりうる、新たな社会テーマに沿った新作小説が出版される必然性。著者の好みの現代小説も3作、さらに『サラダ記念日』も渉猟し、しかし古典は新たな解釈でよみがえり愛欲闘争『源氏物語』で締める
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まず合わなかった。 自分も小学生からの読書歴ながーい。 読み方は人様に伝授できるものはないし レビューもお粗末。弁解すれば忘備録だからいいや、人様に読んでいただくような高尚なものではないが率直に思ったままを書いてる。 小説の読み方基礎講座ーなんじゃぁ? 読み方は人それぞれね。 ...
まず合わなかった。 自分も小学生からの読書歴ながーい。 読み方は人様に伝授できるものはないし レビューもお粗末。弁解すれば忘備録だからいいや、人様に読んでいただくような高尚なものではないが率直に思ったままを書いてる。 小説の読み方基礎講座ーなんじゃぁ? 読み方は人それぞれね。 自分にとっては単なる娯楽、楽しみ、 おもしろいか面白くないか 引き込まれるか、そうでないか。 読む技術なるものが その作品それぞれに記載されてた。 源氏物語ー「読む技術」 『古典は解説書をたくさん読んでみる』 はぁー 如何ですか? たぶんブクログの皆様には薄ぺらいよね。 読書家の読むものではないですね。 あの名作がどんなものか載せられてるか、知りたくて〜 カラマーゾフに吾輩は猫、金閣寺、羅生門、雪国、老人と海、ピーターパン、若草物語、サラダ記念日、源氏物語、この辺は読んだふりでなく 読んだし。 グレートギャッビー、 ペスト、 三体 うたかたの日々 ゴリオ爺さん 「亜美ちゃんは美人」綿矢りさ。 お父さんは心配なんだよ この辺はいつか機会があったら読んでみようー 表題の付け方で90%成功している。さすが。 一つ良かったこと 「グレートギャッビー」 の読む技術に関して (翻訳は何冊か読み比べて好みにあったものを。) これは確かに翻訳で合う合わないはある。
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あとがきにも書いてある通り、難しい名作を面白く読む為、というよりも、その本の面白さを解説してくれる本です。しかし、特に昔、大正とか昭和とかの文豪の書く小説って難しい…。確かにその人の背景や参考書籍を知ってから読むと、読む側が推測する事も含めて楽しいだろうけど、それをする人はそもそ...
あとがきにも書いてある通り、難しい名作を面白く読む為、というよりも、その本の面白さを解説してくれる本です。しかし、特に昔、大正とか昭和とかの文豪の書く小説って難しい…。確かにその人の背景や参考書籍を知ってから読むと、読む側が推測する事も含めて楽しいだろうけど、それをする人はそもそも名作を「ぶっちゃけわからん」とは思わないだろうよ(笑) やっぱり名作を理解するのは難しいってことなのかも。
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とても参考になった。 芥川賞系の純文学というのが苦手で、確かに読み終わって「結局、何が言いたいの?」という感想を持つ事が多かった。 後半の実践編の方が面白い。 海外の小説は翻訳でだいぶイメージが違うという事も、当たり前の様だけど、今までは読み比べとかもしていなかった。 読み方とし...
とても参考になった。 芥川賞系の純文学というのが苦手で、確かに読み終わって「結局、何が言いたいの?」という感想を持つ事が多かった。 後半の実践編の方が面白い。 海外の小説は翻訳でだいぶイメージが違うという事も、当たり前の様だけど、今までは読み比べとかもしていなかった。 読み方としては、なぜそのタイトルになったか、なぜその順番で文章が書かれているかを考え、台詞やエピソードに疑問を持ちその問いの答えを探す。など実践出来そうな事から試して読みたい。 「金閣寺」が気になっているが、初心者なので綿矢りさから入ってみようかな。
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小説ってアート思考を育むのに良いんじゃないかとこの本を読んで思った。 小説≒アートなのかも。作者のメッセージは想像するけど、自分なりの見方していいとか。アート思考を育む意味でもたまに小説も読んでみようと思った。
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2021/02/10 テレビでカズレーザーがおすすめしてて、まあタイトル的にも、よくある本の読み方アドバイスー的な本かなと思って読んでみたら。めっちゃいいじゃん! わたしは小説読むのが好きだけど、純文学とか、正直どこをポイントで読むの…?って思って読んでること多々。大学の時みた...
2021/02/10 テレビでカズレーザーがおすすめしてて、まあタイトル的にも、よくある本の読み方アドバイスー的な本かなと思って読んでみたら。めっちゃいいじゃん! わたしは小説読むのが好きだけど、純文学とか、正直どこをポイントで読むの…?って思って読んでること多々。大学の時みたくその本を研究するってなったらいろんな文献読んだりするかもだけど、そんなの普通しない。でも、この本は研究するまででなく作品をちゃんと理解して読むに必要な技術のポイントが実際作品と照らし合わせながら描いてくれててめっちゃわかりやすい。そして書き言葉も硬くなくて、わかりやすいように難しい解説は噛み砕いてくれてるし。読むのに技術がいるって確かにそうよな。そして読む技術が書いてあるけど、物書きをするにあたっても使えるとおもう。物書きさんはここに書いてある技術つかったらおもろい作品かけるんじゃない…? そして個人的に、外国文学の登場人物の多さに名前が覚えられない(それは私がアホだから) 的なことが書かれてあったんだけど、それ私だ…なのにこの人はこんなに作品を読んでて読む技術も知ってる…私も読んだふり卒業できるようになるんじゃね!? と親近感わき、好感度上がってた。笑
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小説のテーマや、メタファーの意味を考えたりして解釈できると面白いよ、という内容。実際の名作も事例としてたくさん取り扱う。たしかに面白い。 でも、こんな読み方を当たり前のようにできてしまう著者を尊敬する。尊敬するくらいなので、自分にはまねできそうもなく、やっぱり面白く小説を読むのは...
小説のテーマや、メタファーの意味を考えたりして解釈できると面白いよ、という内容。実際の名作も事例としてたくさん取り扱う。たしかに面白い。 でも、こんな読み方を当たり前のようにできてしまう著者を尊敬する。尊敬するくらいなので、自分にはまねできそうもなく、やっぱり面白く小説を読むのは難しいかもしれない。
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小説、特に芥川賞的な作品を読んでいるときに、はたして自分の読み方は正しいのだろうかと思うことがある。きっと人それぞれで良いのだと思うが、文芸に詳しい方が「読み方」にフィーチャーしているところが新鮮であるし、大変参考になった。
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「小説の読み方入門」たる本書。なるほどなー、確かにそういうの必要かも。しょっぱなで「小説スキで自己啓発本キライな人(そんなのいるのか?)」とか書いてあってぎくっ。 いやだって、自己啓発本の「タイトルから中身が想定できる」「結末を読者に直接渡すもの」であるってところ…そこが苦手なん...
「小説の読み方入門」たる本書。なるほどなー、確かにそういうの必要かも。しょっぱなで「小説スキで自己啓発本キライな人(そんなのいるのか?)」とか書いてあってぎくっ。 いやだって、自己啓発本の「タイトルから中身が想定できる」「結末を読者に直接渡すもの」であるってところ…そこが苦手なんですよ!そんな直渡されても、いらん!ってなっちゃう。 ま、そのわりにわかりやすいタイトルのラノベも読みますけどね。 だいたいの小説が「わかりにくいタイトル」である理由、積読だって悪くない、などなどの入り口を経て、『カラマーゾフの兄弟』から『三体』、『ドグラ・マグラ』から『若草物語』などなど紹介していってます。 個人的には『金閣寺』についての紹介が印象的だった。ぜひどん引きしながら読んでみたい。
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