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LIFESPAN の商品レビュー

4.1

100件のお客様レビュー

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2024/10/28

老いは病、という提言。 健康に長生きするには、適度に体をストレスにさらす。食事量を減らす、飢餓状態を作る、例:断食を取り入れる。 寒い環境に身を置く。例:冬でも薄い布団で寝る 運動をする。 この先生曰く、老いが病なら、老いない体を作る事で、病を遠ざける。老いは病を引きつけるから...

老いは病、という提言。 健康に長生きするには、適度に体をストレスにさらす。食事量を減らす、飢餓状態を作る、例:断食を取り入れる。 寒い環境に身を置く。例:冬でも薄い布団で寝る 運動をする。 この先生曰く、老いが病なら、老いない体を作る事で、病を遠ざける。老いは病を引きつけるから。頭ではわかるが完全な理解って難しいしピンと来ない。 先生は、今の医療、病院の制度、構造に大不満。病や腫瘍を狙って治療するのではなく、そうならないための研究をなぜ行わない? 医療のテーラーメイドは、確かに。言葉は聞いていたけど、真剣に考えた事なかったなぁ。医療関連企業に勤めてたのに、恥ずかしながら。男女で寿命が違うし、もっと言うと、ある人はそばでアレルギー起こすが、そうでない人もいる。じゃあなぜ治療はその人それぞれにならない?まだ医療が発展途上で人の寿命も今より短い頃は、より大勢の人を対象としていて良かったが、もう認識変わってもいいのでは?いきなりにはいかないけど、、と言う著者の呼びかけは一考に値する。 遺伝子検査で、自分に起きやすい病気を知らせてくれる。車の安全センサーのように。 寿命が伸びる世の中はもうそこに。 前半は生物学や遺伝子学と言った学問バリバリで難しいが、後半は打って変わって、著書の希望や将来への問いかけ。長く積み上がった医学感、倫理観、常識を変えていくのは難しいし時間もかかる。しかし、やれないことではない。 先生が提唱する、健康寿命が伸びると、今の「治療のための」医療費が削減でき、その分、人は長く働けて社会に貢献できる、特に今は年齢差別で、元気で有能な中高年を社会の隅に追いやっている、と言う論調は、中高年にとっては希望だなぁと思う。実際に、著者の父は70超えても知能体力共に衰え知らずとのこと。私もそうありたいなあ。 半年以上、入院から施設入居し、もうほぼ寝てるだけの父を思いながら、この本を読んだ。もしかして、寿命を伸ばす、いやそこまで望まなくとも、柔らかな命の終え方のヒントがあるのか…結果、この本にそれはない。 とりあえず、私は、毎日一食抜いてみる、そこから始める。しかしそれはなかなか強い意志がいる事だ。著者に出てくるサプリは日本で売っているのかな。だとしても、私は買うかなぁ。

Posted byブクログ

2024/07/02

著者によると「老化は病気の一種であり治療可能。誰でも健康的に150歳まで生きるのが当たり前になる時代がもうすぐ到来する」とのこと。なんの根拠もなく150歳くらいまで生きるつもりだったからありがたい。どちらかというとNMNの発見とかがメインだけど、やっぱり健康的な生活は必須っぽい。...

著者によると「老化は病気の一種であり治療可能。誰でも健康的に150歳まで生きるのが当たり前になる時代がもうすぐ到来する」とのこと。なんの根拠もなく150歳くらいまで生きるつもりだったからありがたい。どちらかというとNMNの発見とかがメインだけど、やっぱり健康的な生活は必須っぽい。 「古い価値観の政治家の交代サイクルが長くなる」「地球温暖化が他人事じゃなくなり高齢者も環境問題に関心を持つようになる」など、人類が老いを克服できた場合のメリットデメリットの考察がSF的で面白い。 "本来、人類に寿命はないが、全人類が寄生生物に寄生されているせいで寿命が存在する"っていう設定で書かれた、アシモフの短編「ホステル」を思い出した。

Posted byブクログ

2024/04/12

本書の主旨を手短に述べれば、「老化は病気であり、ほかの病気と同様に治療できる」ということに尽きる。著者によれば、がんや心筋梗塞をはじめとする高齢者に多い病気は、川に例えるなら支流で、本流は老化である。したがって、支流にいくつもダムを作るより、もっと上流で本流を堰き止めてしまえばい...

本書の主旨を手短に述べれば、「老化は病気であり、ほかの病気と同様に治療できる」ということに尽きる。著者によれば、がんや心筋梗塞をはじめとする高齢者に多い病気は、川に例えるなら支流で、本流は老化である。したがって、支流にいくつもダムを作るより、もっと上流で本流を堰き止めてしまえばいい。そう述べる。 さらに著者の表現を借りれば、ゲノムとはピアノの楽譜みたいなものである。楽譜は情報だから変化しない。それに対して、エピゲノムはピアニストだという。ピアニストは引き続けるうちにミスタッチが多くなっていき、だんだん演奏がおかしくなる。これが老化である。 これまでの試みは遺伝子をいじるものだった。ゲノムは情報なので、これは容易ではない(後天的には)。だが、エピゲノムは違う。影響を受けやすい反面、修復も可能である。その研究は進んでおり、現在生きている人間はその恩恵を受けられる可能性が高いという。 老化を治療する⁈ それは自然に反することではないか。そういう反応をする読者も多いと思う。しかし、自然界には400年以上生きていると考えられているサメもいるし、殺されなければ死なない生物までいるとされている。だとすれば、若返りもまた自然のうちなのかもしれない。 もっとも、科学的な当否は筆者にはわからない。サバイバル回路や長寿遺伝子はまだいい。でも細胞のリプログラミングなんて、STAP細胞とどう違うのかしら。 まあ、試せるものは試してもいいのではないか。本書で言及されているメトホルミンやNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、すでにサプリメントとして発売されている。筆者はフェレットを2匹飼っているのだが、そのうちの1体が原因はわからないが、尻尾が脱毛で地肌が見えてしまっていた。これまで獣医師の指導でリュープリンの注射を試してきたが、1年あまり続けても効果は見られなかった。ところが、NMNを与えてからわずか1ヶ月で、再び尻尾の毛が生えてきたのである。もちろん、これは効果を保証するものではない。試す方はご自身の判断でお試しください。 本書の後半は、老化の治療が実現すると仮定して、未来はどのような世界になるか。それが論じられる。これについては、著者は随分オプティミストだという気がする。良い方に考えましょう、ということかもしれない。いずれにせよ、未来の話は慎重なものにしろ大胆なものにしろ、個人的には話半分だと思っている。ビル・ゲイツですらインターネットがこれほど重要なインフラになることを予測できなかったし、昨今のAIブームだって5年前に予測できた人間はいない。科学的であろうとなかろうと、予想はアテにならない。ただ、未来予想の話に全体の1/3近い紙数を割いているところが、面白いと言えば面白い。

Posted byブクログ

2023/11/05

ちょっと前に読み終わりました。今残っていることは、だんだんと長寿になっていくことで、人類のライフサイクル自体が変化していくくだりです。 健康寿命が伸びて、若々しい身体を手に入れることができれば、100年超えの人生が続いている人類で構成される未来社会といつのは、どんなものになってい...

ちょっと前に読み終わりました。今残っていることは、だんだんと長寿になっていくことで、人類のライフサイクル自体が変化していくくだりです。 健康寿命が伸びて、若々しい身体を手に入れることができれば、100年超えの人生が続いている人類で構成される未来社会といつのは、どんなものになっていくのだろうと楽しみに感じました。

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2023/09/02

老化こそ全ての死因の確率を上げる克服すべき最大の病である。そして、その病は治療可能である。 この本はそのメッセージについて書いている。そして、この定義と いかにして老化を防ぐか という適切な問いを立てたおかげで、健康長寿への道が飛躍的に進化していることが書かれている。 著者の...

老化こそ全ての死因の確率を上げる克服すべき最大の病である。そして、その病は治療可能である。 この本はそのメッセージについて書いている。そして、この定義と いかにして老化を防ぐか という適切な問いを立てたおかげで、健康長寿への道が飛躍的に進化していることが書かれている。 著者の 「人口割合の高く、投票率が高い高齢者こそが、未来に当事者がない」ことを変えたい という想いは響いた。 一方で、健康長寿に目処が立ち始めているゆえに、地球環境問題、特に気候変動、温暖化の問題こそ、喫緊解決すべき最大の問題になりつつあることも、再確認できた。 そして健康長寿が科学的可能になることを見越した、倫理と社会制度設計も急務である。生きられるようになったら、死ぬ権利をどう考えるか。

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2023/07/12

5~7歳になると死は例外なく訪れると全ての子供が悟る。増えたいという原始細胞の根源的な欲求。サーチュイン遺伝子。長寿に対する遺伝子の影響は低い。遺伝子を次世代に受け渡せる程度の寿命。老化は1つの病気。肺炎、インフルエンザ、胃腸病、結核が死因の半分以上。サーチュイン遺伝子。酵母すご...

5~7歳になると死は例外なく訪れると全ての子供が悟る。増えたいという原始細胞の根源的な欲求。サーチュイン遺伝子。長寿に対する遺伝子の影響は低い。遺伝子を次世代に受け渡せる程度の寿命。老化は1つの病気。肺炎、インフルエンザ、胃腸病、結核が死因の半分以上。サーチュイン遺伝子。酵母すごいな。今井すごい。山中すごい。マウスすごい。寿命やワクチンも昔は違った。NMN。リプログラミング技術と倫理観。デザイナーベビー。新しい価値観を花開かせる要因としては旧来の見方に頑なにしがみついていたものが世を去るのが1番大きい。王立協会の紋章の下「言葉によらず」老化という診断を受けられるようになった!世界を変える勇気を持とう。ああ、生物学者になりたかった。もっと勉強すれば良かった。

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2023/07/11

MNM1g, レスベラトロール1g,メトホルミン1g毎朝摂取 アスピリン83mg服用 一日一食を抜くか少なく。

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2023/06/10

老化に関する研究がこれほどまで進んでいることに驚いた。老化に伴うあらゆる病気を恐れることなく、若いままで健康的に長生きできる世界がすぐそこまで来ている。この本を読んで、年をとることに希望を持てるようになった。

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2023/06/07

老化研究に関する最先端の内容を知ることができた。 老化は皆が直面する当たり前のことと思っていたが病気であり治せるものだと本書は語っていた。 また老化を治療することでガンや糖尿病などの病気になりにくなり人生150歳の時代がくるとあり驚きだった。 寿命が伸びることによって起こる政治や...

老化研究に関する最先端の内容を知ることができた。 老化は皆が直面する当たり前のことと思っていたが病気であり治せるものだと本書は語っていた。 また老化を治療することでガンや糖尿病などの病気になりにくなり人生150歳の時代がくるとあり驚きだった。 寿命が伸びることによって起こる政治や地球歓喜に対しても問題提起してあり考えされられる内容もあった。

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2023/05/31

書店でも長いこと平積みになってるし、シンプルなのが逆に目を引く表紙だから、ずっと気にはなっていたもの。具体的に読んだきっかけは、養老・書評集。最初のうちはかなり興味深く読み進めたし、早速自分でも実践しようと思ったスタイルもあれこれあったんだけど、途中からはやっぱりいつもの感じ。同...

書店でも長いこと平積みになってるし、シンプルなのが逆に目を引く表紙だから、ずっと気にはなっていたもの。具体的に読んだきっかけは、養老・書評集。最初のうちはかなり興味深く読み進めたし、早速自分でも実践しようと思ったスタイルもあれこれあったんだけど、途中からはやっぱりいつもの感じ。同じようなことの繰り返しで、500頁がひたすら苦行に思えてくる。だったら読み飛ばせよと思うんだけど、貧乏根性がそれを妨げる、ってのもいつも通り。結果、読了後の評価は低いものになってしまう訳で…。いい加減、読み方の工夫を取り入れていかないと、と改めて実感。ちなみに内容だけど、最後の最後、著者が実践している項目が列記されているんだけど、結局のところ、それに尽きる。正直それだけでも、本書を読んだのとほとんど変わらないと言えるのかも。※あくまで個人の感想です。ということで、その部分の更に要約したものを、下記に引いておく。 ・NMNとレスベラトロール、メトホルミン ・ビタミンD, K2、アスピリン ・砂糖、パン、パスタを少なく。 ・1日のどれか1食をぬくか、ごく少量に。 ・できるだけ歩き、階段。週末はジム(サウナや水風呂) ・日中と就寝時は涼しい場所にいる。 ・BMIを23-25に。

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