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LIFESPAN の商品レビュー

4.1

100件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    17

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    3

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2023/05/24

【自由研究】人はなぜ老いるのか?① 本書はおそらく壮大な【プレゼンテーション+プロモーション】なんだと思います。研究資金を得るための。 ■本書の主張は明快です ・老化は病である ・ゆえに細胞を入れ換えれば長生きできる ・結果、人生130年時代になる ・人生の終わらせ方は選択制に...

【自由研究】人はなぜ老いるのか?① 本書はおそらく壮大な【プレゼンテーション+プロモーション】なんだと思います。研究資金を得るための。 ■本書の主張は明快です ・老化は病である ・ゆえに細胞を入れ換えれば長生きできる ・結果、人生130年時代になる ・人生の終わらせ方は選択制になる ■今後予想されること ・NMNというサプリが爆売れするでしょう! ** 本書が正しいかどうかは別としても、今後健康寿命を延ばすことはますます盛んになるでしょう。 我々は寿命をいじることへ本能的に「違和感」を覚えます。著者はこうした批判や「諸問題」に対し、反論や解決索を提示します。 ただ、どの説明もどこか〈詭弁〉感が否めません…。この問題は倫理の問題なのできっと答えは出ないでしょう。 著者が唯一反論できなかった批判は、皮肉なことに著者の息子さんからのものでした。 「パパの世代もその前もみんな、地球が破壊されていくのを黙って見ていたよね。そのうえ、何?今度は人がもっと長生きできるようにしたい?世界をもっと傷つけられるように?」

Posted byブクログ

2023/05/10

自分の健康について考えるきっかけになり、生活の習慣や食事など様々なことを改善することができた。その点だけでも本書を読む価値はあったと思う。また、老化や寿命といったこれまで変えようもないと思っていた人生観を全く新しいものにアップデートすることもできるので、知的好奇心を満たすための書...

自分の健康について考えるきっかけになり、生活の習慣や食事など様々なことを改善することができた。その点だけでも本書を読む価値はあったと思う。また、老化や寿命といったこれまで変えようもないと思っていた人生観を全く新しいものにアップデートすることもできるので、知的好奇心を満たすための書物としてもとても面白い。万人にオススメしたい。

Posted byブクログ

2023/05/01

老化の原因と若返りに関する研究家であり、知られるハーバード大学医学大学院で遺伝学の権威ですでもある、デビット・A・シンクレアによる著書で、「老化」に関する一冊。本書では「老子」は病気であり、抑制することができるという。前半はDNAや遺伝子など様々な研究からの知見が書かれており、理...

老化の原因と若返りに関する研究家であり、知られるハーバード大学医学大学院で遺伝学の権威ですでもある、デビット・A・シンクレアによる著書で、「老化」に関する一冊。本書では「老子」は病気であり、抑制することができるという。前半はDNAや遺伝子など様々な研究からの知見が書かれており、理解はできないが生物の進化に関する「カークウッドの理論」の話はとても面白かった。中盤からは、実際に「老化」を抑えるためにどのような食事や運動、行動、また薬が良い効果をもたらす可能性が高いかが示されている。また、後半では、「老化」の抑制が社会にもたらすメリットとデメリットをあげ、この研究に対する世間や他の研究者からの批判にも真摯に対応している。 本書で紹介されている、健康寿命を伸ばすための行動を鵜呑みにするわけではないが、取り入れられるものは取り入れてみたいと思った。

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2023/04/11

とにかくすごい本です 仕事に関係していることで読みました 老化=病気と捉える 食べ過ぎないこと 運動すること NMNの摂取 とにかく70代のお父さんが活動的に若々しくなる所がすごいと思った サプリメントや点滴が一般の人にも受け入れられる金額になったら良いのにと心から思います

Posted byブクログ

2023/04/01

遺伝子動態の記述が難しかった。 高校の生物の先生が近くいにいたので、エピゲノムを高校で学ぶのかと聞いたら、知らないとのことだった。 大学レベルの内容なのかなと思い もう一回勉強しなおそうかなと思った。 著者は第3章で老化を病気として説明している その根拠として、・・・書こうと思...

遺伝子動態の記述が難しかった。 高校の生物の先生が近くいにいたので、エピゲノムを高校で学ぶのかと聞いたら、知らないとのことだった。 大学レベルの内容なのかなと思い もう一回勉強しなおそうかなと思った。 著者は第3章で老化を病気として説明している その根拠として、・・・書こうと思ったが付箋を紛失してしまった 加齢による疾患の源流として老化があり、51%の人が経験するものでこれを治すことが未来は明るいと書いてあったような気が・・・ 生物学的に見て自分がどれだけ年老いているかの簡単な検査がある 例えば腕立て伏せを46歳で20回超えてできるようなら大したものらしい 他には立ち座りテスト(ARS) 人間の寿命を長くする大まかな道筋はいか7つに集約される 1,AMPK活性分子 2,TOR阻害分子 3,サーチュイン活性化合物(STAC)   ↑実効性が高いもの 4,メトホルン 5,NDA増強分子 6,ラパログ(ラパマイシン類似態) 7,セノリティクス(老化細胞除去薬) で実際どんなことができるのか ・断食 ・運動する ・寒さに耐える ・肉を動物性から植物性に変える ・タバコや有害物質放射線から身を守る 個人的には以下章 第3部 わたしたちはどこに行くのか 8章 未来の世界はこうなる 寿命が延びた世界、それは社会に、個人の価値観に大きな影響をもたらす。 政治家の政治生命延長による社会制度新陳代謝の低下 金持ちのさらなる資産拡大(長期資産運用による資産の増大)それによって生じる格差拡大 富裕なものは自分たちに良いものをいち早くためせ、より健康的に裕福になっていく 消費量が伸びたことにより地球環境破壊の深刻化 9章では健康長寿時代に何をすればいいのかが示されていた。 老化を治療する薬として 糖尿病患者に処方されるメトホルミン サーチュインを活性化するレスベラトール サーチュインの燃料となるNAD そも能登となるNMN ・著者は何をしているのか ・NMN1グラム1000ミリグラム レスベラトロール1グラムおよび

Posted byブクログ

2023/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

老化研究の最先端を知ることが出来る。遺伝子工学の複雑な解説になるが、現状でもできることを簡単にまとめると ・摂取カロリーを減らす(野菜を摂る) ・くよくよ悩まない ・運動する にまとめられるのがさっぱりしている。 マウス研究でわかっているものが実用化されるまで壁が非常に非常に高いのはわかるけど、実費でも実現されないかなあと願ってしまう。 記載内容を少し調べようと思うと、怪しいサプリや偽医療みたいのがうようよ出るのがいただけない。

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2023/01/27

老化に考えを大きく変えてくれた本だった。老化を病気という位置づけでとらえて、治療対象とするもの。老化の原因は、いまいち読んでもよく分からなかったが、情報伝達として、デジタル(ゲノム)、アナログ(エピゲノム)があるという考え方はとても興味深かった。健康に対する意識が向上し、健康寿命...

老化に考えを大きく変えてくれた本だった。老化を病気という位置づけでとらえて、治療対象とするもの。老化の原因は、いまいち読んでもよく分からなかったが、情報伝達として、デジタル(ゲノム)、アナログ(エピゲノム)があるという考え方はとても興味深かった。健康に対する意識が向上し、健康寿命を長くするために意識していきたいと思った。ランニング、食事など。

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2023/01/26

第1部 エピゲノムの変化が老化の原因 ゲノムをピアノ、エピゲノムをピアニストに例えるとイメージしやすい 外交的であればあるほど長生きし、悲観的な人や精神疾患者は早く死ぬリスクが大幅に高まる 「老化の情報理論」 若さ→DNAの損傷→ゲノムの不安定化→DNAの巻きつきと遺伝子調節...

第1部 エピゲノムの変化が老化の原因 ゲノムをピアノ、エピゲノムをピアニストに例えるとイメージしやすい 外交的であればあるほど長生きし、悲観的な人や精神疾患者は早く死ぬリスクが大幅に高まる 「老化の情報理論」 若さ→DNAの損傷→ゲノムの不安定化→DNAの巻きつきと遺伝子調節(つまりエピゲノム)の混乱→細胞のアイデンティティの喪失→細胞の老化→病気→氏 体がどれだけ年老いているかを確かめる簡単な検査 腕立て伏せ、46歳以上の場合、20回を超えられたらたいしたもの 「座り立ちテスト『SRT)」裸足で床に座り、両足をクロスさせる、そのまま素早く体を前に傾けて、一度で立ち上がれるか 股関節骨折、糖尿病はヤバい 老化は一個の病気である 第2部 「長寿食」野菜や豆類や全粒の穀物を多く摂り、肉や乳製品や砂糖を控えること 間違いなく確実な方法、食事の量や回数をへらせ 栄養失調や飢餓状態ではいけない 長期のカロリー制限が健康寿命を延ばす助けになる 制限は早い年齢ほど伸び幅があるが、40歳過ぎたあたりからがおすすめ ただし、大変なカロリー制限にこだわる必要はない 間欠的断食 朝食を抜いて遅い昼食をとる「16:8ダイエット」 週に2日はカロリーを75%に減らすもの「5:2ダイエット」 加工した赤身肉は特にいけない 肉や乳製品の摂取量を減らす 運動 週に約6.5〜8キロ走るだけでも良い 1日に5〜10分程度軽くランニング 高強度インターバルトレーニング(HIIT) 寒い中での運動も良い ときどき多少のストレスを与えてホルミシス効果を発揮させることが、長寿への道 タバコ、電子レンジで加熱したプラスチック、亜硝酸ナトリウムで処理された食品、放射線は老化を早める 老化を治療する薬 ラパマイシン、但し、長期にわたって大量に摂取すると、腎臓を損なう、免疫系が抑制されてしまうおそれもある、ラパログは似たようなもので毒性が低い メトホルミン、主に糖尿病に対しての薬なのだが、健康寿命を伸ばすようだ、しかも安い レスベラトロール、赤ワイン(白ワインには入っていない) NAD増強分子、NRやNMN、NMN はサプリメントとして買える わずか数錠の薬を飲むだけで、健康寿命が大幅に延びる時代は間違いなく来る 90歳を超えれば、がんで死亡するリスクが急激に下がる 未来の選択肢①老化細胞を除去する 老化細胞除去薬「セノリティクス」 未来の選択肢②レトロトランスポゾンを封じ込める 未来の選択肢③免疫系を活用するワクチンを使う 未来の選択肢④細胞のリプログラミング iPS細胞(山中因子)これが老化のリセットスイッチになる 但し、倫理問題が孕んでいる 医療 CAR-T療法、免疫チェックポイント阻害療法、DNA解析(MinION『ミナイオン))、バイオモニター、バイオトラッキング、 第3部 WHOの『ICD-11』に新しく「老齢」という疾患の分類コード(MG2A)が入った 著者が実践していること ・NMN1グラム(1000ミリグラム)、レスベラトロール1グラム(自家製ヨーグルト(ブラボー・バイオティック・ヨーグルト)に振り入れて混ぜる)、およびメトホルミン1グラムを毎朝摂取 ・ビタミンDおよびK2の1日推奨量を摂取し、83ミリグラムのアスピリンを服用 ・砂糖、パン、パスタの摂取量をできるだけ少なくする ・1日のどれか1食を抜くか、少なくともごく少量に抑えるようにする ・数ヶ月に一度、血液採取、数十個のバイトマーカをみて、食物や運動で調整 ・毎日できるだけ歩く、階段を使う、ジムでバーベルあげやジョギング、サウナして水風呂に浸かる ・植物をたくさん摂取し、ほかの哺乳類を口にするのをなるべく避ける、運動した時には肉を食べる ・タバコは吸わない、電子レンジにかけたプラスチックや、過度な紫外線、レントゲンやCTスキャンを避ける ・日中と就寝時は、涼しい場所にいるようにする ・BMIを保つ、著者は23〜25 サプリメントは評判のいい大手メーカーで、できるだけ純度の高い分子(目安は98%超」で、ラベルに「GMP」の文字が記載されているもの 感想 予想外に面白い内容だった。 早くこれが世界中に広がって欲しい

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2022/09/09

健康寿命を伸ばし、病気なく幸せに暮らすために普段から実践しておきたい食習慣は、以下のとおりです。 ① 野菜、豆類、全粒穀物を多く摂る ② 肉、乳製品、砂糖を控える ③ 食べる量や回数を減らす 3つめの「食べる量や回数を減らす」には抵抗がある人も多いかもしれません (私を含め)...

健康寿命を伸ばし、病気なく幸せに暮らすために普段から実践しておきたい食習慣は、以下のとおりです。 ① 野菜、豆類、全粒穀物を多く摂る ② 肉、乳製品、砂糖を控える ③ 食べる量や回数を減らす 3つめの「食べる量や回数を減らす」には抵抗がある人も多いかもしれません (私を含め) 。ですが食と健康に関する長年の世界の研究結果では、少食が健康のヒケツだということがすでに明らかになっています。 いままで一日3食を毎日しっかり食べていた人は、これから少しでもいいので一度に食べる量や、一日の食事回数を減らすのを実践してみてください。 ちなみに本書では、間欠的に食べる回数を減らすことが推奨されています。 ex) ■2日おきに一日2食の日を設ける ■毎週日曜日だけは断食する など。 とはいえ、いきなり食事を大幅に減らすのはさすがにしんどいと思います。なのでまずは週末だけ一日2食にするとか、茶碗に盛るご飯の量を今までよりちょっと少なめにするとか、ほんの小さく始めてみるのはいかがでしょうか? 老化を防ぎ、病気の心配なく健やかに生きる食習慣を実践していきましょう!

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2023/05/09

ある程度理解するまでに三回ほど読まなくてはならなかった。恐ろしく長い時間がかかった。 ・食事回数、量を減らす ・必須アミノ酸の摂取量を極力減らす ・野菜、豆類を沢山摂る ・運動する  実践すべきことを簡単に書いてしまうとこれだけだが、この本の良きところは実践法などではなく、老...

ある程度理解するまでに三回ほど読まなくてはならなかった。恐ろしく長い時間がかかった。 ・食事回数、量を減らす ・必須アミノ酸の摂取量を極力減らす ・野菜、豆類を沢山摂る ・運動する  実践すべきことを簡単に書いてしまうとこれだけだが、この本の良きところは実践法などではなく、老化や人生に対する考え方や見つめ方を変化させられるところだろうと思う。 読む前は老化が病気などと眉唾だとしか思えない。 だが、読んでしまえばその考え方が誤っていたと気付く。専門的な用語や解説がこれでもかと登場し、難解な部分もあるが、本書を読む、読まないとでは家族や自分の健康寿命に間違いなく差が出るといっても過言ではない。

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