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推し、燃ゆ の商品レビュー

3.3

1924件のお客様レビュー

  1. 5つ

    223

  2. 4つ

    556

  3. 3つ

    695

  4. 2つ

    254

  5. 1つ

    73

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2024/04/30

私自身 推しもいるので わかるわかるという部分もありましたが 主人公の考え方はイマイチ共感できず。 推しをする中でこういう人もいるのかな? という感じでした。

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2024/04/27

あまりハマらず…推しという強い思いがあるテーマだからもっと強さを感じたりするのかと思いきやさっぱりした印象を受けるというか印象が薄い…

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2024/04/25

推し活というのはもっと軽いものかと思っていたが、 本気の推し、本気の推し活は実際こういうものかもしれないと思うと、現実と演出をごちゃ混ぜにしてしまった世界に生きていて当人もその感情が何か分かっていない、とても困窮した状態なのではないかと思った。 とはいえ、推しという存在が主人公...

推し活というのはもっと軽いものかと思っていたが、 本気の推し、本気の推し活は実際こういうものかもしれないと思うと、現実と演出をごちゃ混ぜにしてしまった世界に生きていて当人もその感情が何か分かっていない、とても困窮した状態なのではないかと思った。 とはいえ、推しという存在が主人公を人間らしくさせていた唯一の存在だった。推しのために頑張れるというのは単にとてもいいことだと思う。 いつかは人間だから、人としての人生の階段を登って謂わば消えることがあっても、推しがいて推していたことは誇りに思って欲しいと思った。

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2024/04/25

推し活は今流行りだが、自分自身の中心、生きる意味までいってしまったあかりは病的だと思う。 高校中退、仕事での不手際、荒れた部屋での一人暮らし、親からの支援打ち切りでより孤独になっていく。 アイドルでなくても、今の世の中には似たような女性が沢山いると思う。 大々的に宣伝されていたの...

推し活は今流行りだが、自分自身の中心、生きる意味までいってしまったあかりは病的だと思う。 高校中退、仕事での不手際、荒れた部屋での一人暮らし、親からの支援打ち切りでより孤独になっていく。 アイドルでなくても、今の世の中には似たような女性が沢山いると思う。 大々的に宣伝されていたので、最後は主人公が立ち直るのかと思いきや、そのまま終わり、モヤモヤとした作品でした。

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2024/04/22

 「推し」という言葉が世の中に浸透してだいぶ経つが、ときに推しは人を支配する恐ろしいものであることを知った。  私の推しは専らアニメや漫画ばかりで、生きている人間の推しがいる人をとても羨ましく思っている。存在していない推しのことをどれだけ考えても、それは絶対に一生届かないし不可能...

 「推し」という言葉が世の中に浸透してだいぶ経つが、ときに推しは人を支配する恐ろしいものであることを知った。  私の推しは専らアニメや漫画ばかりで、生きている人間の推しがいる人をとても羨ましく思っている。存在していない推しのことをどれだけ考えても、それは絶対に一生届かないし不可能だ。本作を読んで、ある意味そのことが自分の生活と推しとの境界線に上手くなっているのだと思った。確かに、存在している推しがいれば、推しが今何をしているか、何を考えているか、好き故に気になったら止まらなくなるのかもしれない。  読み終えて、結局推しがいることが善なのか悪なのか、はたまた主人公はその後どうなったのか、私は読み取ることができなかった。終盤、主人公は自殺してしまうのではないか、と冷や冷やする場面もあったが、結局そうはならなかった。推しが「人」になってしまっても、それでも生きていくしかない、ということなのだろうか。

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2024/04/19

 愚問だった。理由なんてあるはずがない。存在が好きだから、顔、踊り、歌、口調、性格、身のこなし、推しにまつわる諸々が好きになってくる。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の逆だ。その坊主を好きになれば、着ている袈裟の糸のほつれまでいとしくなってくる。そういうもんだと思う。 (P.29)

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2024/04/18

第164回芥川賞受賞、2021年本屋大賞ノミネート、世界8カ国・地域での翻訳出版決定、第7回沖縄書店大賞「小説部門」大賞受賞。累計発行部数50万部突破した、2021年上半期を代表するベストセラー作品。 という前置きの本作。 本作のテーマは『推し』に自分の心血を注いできた主人公『...

第164回芥川賞受賞、2021年本屋大賞ノミネート、世界8カ国・地域での翻訳出版決定、第7回沖縄書店大賞「小説部門」大賞受賞。累計発行部数50万部突破した、2021年上半期を代表するベストセラー作品。 という前置きの本作。 本作のテーマは『推し』に自分の心血を注いできた主人公『あかり』の、自身の背骨であるとまで表現した『推し』に対してのこれまでの自分と、突如芸能界を引退し『推し』を失ったこれからの自分といったところでしょうか。 正直、『推し』がいない僕にとってはなかなか遠いテーマであるが故、理解することがなかなか難しい部分もあり、難解に感じられる内容でした…。 読む人が読めば、ハマるのかなぁと思いますが、僕にはハマらなかったなぁ。 本作は作者の宇佐見りん氏にとっての2作目で、1作目の『かか』も三島由紀夫賞や文藝春秋賞を受賞してるそうなので、そちらもそのうち読んでみようかなと思いました。 ・ ・ ・ ・ ・ 「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。

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2024/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

推し、燃ゆ 宇佐見りん ∞-———————∞ こんなに共感出来ないと思わなくてビックリしてる自分がいる。こんなに推しに尽くせるものなのか。 確かに私は旦那さんに依存してるとこはあるかもしれないけど、それとはやっぱ違うよなぁと現実的に見てしまう。 多分私が芸能界にほとんど興味が無いのも関係してると思うけど、それだけではない気もする。 私がうつ病の時に何にも出来なかったけど本だけは読めた(これも現実逃避の一種)というのと一緒で、彼女は推しを推すことができたということだろうか。 人を好きになることはいけないことでは無いけど、こんなに見返りがなく尽くせるってある意味神的かもしれない。その代わりに家族は犠牲にはなってるとも思う。 以前にも宇佐見りんさんの作品を読んで、なんか気味が悪い惹かれ方をした気がする。生々しい独特の感じの出し方がすごい人だなと思う。 2024/04/17 読了(図書館)

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2024/04/10

うーん…これは…申し訳ないが、面白くなかった。あえてこのような描写にしてるのだろうが、主人公の行動や思考にひたすらイライラした。まあ、こういう生きづらい人も世の中にはいるんだろうなあ、くらいの参考にはなったが…

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2024/04/07

読み終えた後うまく言葉にできない感覚だったけど、あとがきと解説を読んで少しスッキリした気持ちになった。自分自身もコロナの時期に初めて推しができたので共感できるところもあった。 単純に推し自身が好き過ぎていなくなったら生きていけない。ということではなく、もはや主人公にとっては『推...

読み終えた後うまく言葉にできない感覚だったけど、あとがきと解説を読んで少しスッキリした気持ちになった。自分自身もコロナの時期に初めて推しができたので共感できるところもあった。 単純に推し自身が好き過ぎていなくなったら生きていけない。ということではなく、もはや主人公にとっては『推す』という行為が生きていくための方法だった。 推しを自分自身と重ねているのか?と思うところもあるし、希望?憧れ?現実逃避?どれも当てはまるようで、よくわからない。でも主人公は必死に生きていた。 日常生活もままならない主人公も、推しを推してる時は自分のことを少し好きになれていたのだったらいいな。

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