それまでの明日 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2022.11.2 うーん。作中の雰囲気とか、登場人物の描写はすごく好きなんだけど、ストーリーはよく分からなかった。というか、厳密に言うと分かるんだけど、分かりづらいというか、分かったところでなんなのだ、という。 ご自身で遅筆と仰られているが、この作品は13年かかったそうで。次作は何年後になるのか。。 ちなみに今回、ブックフェスで原尞直筆サイン本をゲットできました。感想はアレだけど、大切にします。
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原寮の作品に駄作なしと書いたことがあるけど不安になってきた。 初期発生の事件が曖昧な処理だし終盤の終わらせ方も全然ハードボイルドじゃない。
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2019このミス1位 怒涛の伏線回収と驚きの結末を期待させるが、期待に比して厚みのない結末だった。登場人物の情緒や所作の表現は良かったが。。
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本屋大賞2019年版1位。長編5冊目でたしか全部このミストップ10に入ってるので全部読んでると思う。ハードボイルド系の私立探偵のシリーズで今まで結構面白かったし、読んでるときは何か面白くなりそうな予感があったんだけど、なんだかサクサク読めないのですよ。内容がすんなり頭に入ってこな...
本屋大賞2019年版1位。長編5冊目でたしか全部このミストップ10に入ってるので全部読んでると思う。ハードボイルド系の私立探偵のシリーズで今まで結構面白かったし、読んでるときは何か面白くなりそうな予感があったんだけど、なんだかサクサク読めないのですよ。内容がすんなり頭に入ってこない。やたら読むのに時間かかっちゃいました。そうなるとかなり苦痛で、結局、何がどうなってるのかよく分からない状態で無理やり読み進めたらやっぱり良くわかりませんでした。
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本当に久しぶりの原りょうの新作。初期の作品に比べて軽くなった印象の文体で、うまくミスリードしていく展開は流石だが、終盤の謎解きに唐突感があって、残念ながら納得感は薄い。及第点以上の作品だと思うが、この著者だけに、よりハイレベルなものを求めてしまう。
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最後の数十ページだけで良かったのでは。それまでの長い話は一体なんだったのかという謎解き。かつ最後はどんな人間関係だったのかももう一つ理解できず消化不良でもある
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2018年、私立探偵沢崎シリーズが14年のブランクを経てまさかの復活。そして文庫になるのを待っていた一冊。もう嬉しさのあまりの涙モンです。 沢山の登場人物に、複雑に絡み合うプロット、それを繋ぎ止めるのが、我が道を行く沢崎、相変わらずのセリフまわし、一癖も二癖もある警察にヤクザのお...
2018年、私立探偵沢崎シリーズが14年のブランクを経てまさかの復活。そして文庫になるのを待っていた一冊。もう嬉しさのあまりの涙モンです。 沢山の登場人物に、複雑に絡み合うプロット、それを繋ぎ止めるのが、我が道を行く沢崎、相変わらずのセリフまわし、一癖も二癖もある警察にヤクザのお仲間(?)たちがワキを固める。原りょうの描くハードボイルドは健在です。堪能。
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渡辺探偵事務所の沢崎探偵の活躍を描くシリーズ第5作。新宿署の警部錦織さんや警部補の田島さん、ヤクザの橋爪さん、相良さんといった馴染みの人物も活躍?する。今回は、ある場所に居合わせたばっかりに事件に巻き込まれていく沢崎探偵。依頼人からの仕事は完遂できるのか?巻き込まれた事件の真相は...
渡辺探偵事務所の沢崎探偵の活躍を描くシリーズ第5作。新宿署の警部錦織さんや警部補の田島さん、ヤクザの橋爪さん、相良さんといった馴染みの人物も活躍?する。今回は、ある場所に居合わせたばっかりに事件に巻き込まれていく沢崎探偵。依頼人からの仕事は完遂できるのか?巻き込まれた事件の真相は? 本作も最後のページまで楽しませてくれる。次回作も気長に待つことになるかもしれないが、待ちます。
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オールタイムベスト級の評判がある”私が殺した少女”を読んだのが5年前。当然、今とは視点も違っていたはずだけど、その時点での自分にとって、イマイチだったという印象。以降、同シリーズを更に追い求めることなく、今まで経過していた。本作は、このミス受賞作ってことで、半信半疑ながら手に取っ...
オールタイムベスト級の評判がある”私が殺した少女”を読んだのが5年前。当然、今とは視点も違っていたはずだけど、その時点での自分にとって、イマイチだったという印象。以降、同シリーズを更に追い求めることなく、今まで経過していた。本作は、このミス受賞作ってことで、半信半疑ながら手に取ったもの。受賞を聞いたときには、正直、『ベテランの久しぶり作品だからってことで、サービス授賞ちゃうの⁉』と思ってしまい、今回の文庫化に当たっても、悩んだ挙句、入手したというのが実際の経緯。でも、そんな不埒な気分で臨んですみませんでした!読み始めてすぐにそう思わされるくらい、圧倒的力作だった。慣れかもしれないけど、苦手なハードボイルド色も強くないと感じたし、謎の提示とかひっくり返し方とか、いちいち秀逸。実は、ここまで寡作であることも知らず、となると全読了も難しくないし、今は是非とも全部読み通したいという気持ち。先入観って、ダメですね。
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’19年版「このミス」1位作品。 THE・ハードボイルド。 ハードボイルドは結構好きだけど、これってミステリーになるのかな?という単純な疑問が残った。 完全にハードボイルド小説だと認識して(ミステリー小説とは思わないで)読んだ方が楽しめそう。
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