マスカレード・ナイト の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/02/04

文庫本で539ページの長編だが一気読み。
マスカレードシリーズはどれも秀逸だが、ここまでの三作の中で最も面白いと感じた。
この作品でも山岸と新田のコンビが見られると思ったが、第一作ほどではなく、最初は少しがっかりした。
しかしそれでも、要所で二人の息の合ったコンビが見られて心も踊った。
それにしても真相が明らかになった時には本当に驚いた。
これもまた、「マスカレード・ナイト」というタイトルにふさわしい事件だったと思う。
余談だが、山岸は毎度毎度危険な目に遭う運命なのだな。

2024/02/01

マスカレードホテルで繰り広げられる2重3重の仕掛け。新田と山岸さらに能勢がお互いに刺激しあい、事件を解決に導く。爽快です。この３人の構図がとても良い。相変わらずの怪しい面々と予想外の結末。散りばめられた伏線を見逃すまいと読み返したりしながらも500ページはあっという間に終わってしまった。どの人物、どの場面にも意味があり、それが極自然に流れていく。本当に楽しませてもらいました。大好き度❤️❤️❤️❤️

2024/01/31

あらゆる事象が終盤で綺麗に繋がる。王道の推理小説で、スッキリ読めた。前作に続き、主人公の会話、やり取りも面白かった。ホテルの内情も、真偽は定かではないが興味深かった。マスカレードシリーズあと2作も楽しみたい。

2024/01/31

マスカレードシリーズ3作目。一気に、そして映画を観ているように読めるのは流石だと思う。ホテルには色々な客が来るが無理な要望に対してなんとかしようと動く山岸さんに好感を持つ。カウントダウンに近づくにつれ緊張感が増してきたが最後はあっという間に終わった感じがする。

2024/01/08

映画を見て衝動買いした積読を2年越しに読了！
自由に情景を想像できるのが小説の良いところですが、脳内再生された新田は完全に木村拓哉でした､､､

2024/01/01

練馬のマンションの一室で若い女性の他殺体が発見された。ホテルコルテシア東京のカウントダウンパーティーにその犯人が現れるという密告状が届く。警視庁の新田は再びホテルマンに扮し、フロントに立つ。
最後の供述でなんとか理解できましたが、それまでは犯人は全く予測できず。。

2023/12/26

年末の一流ホテルの中で繰り広げられる事件。様々な人間模様と思惑が描かれていてワクワクしました。一流ホテルに泊まることもないので想像の中で楽しんでいました（笑）

2023/12/26

ストーリーテリングが秀逸というか、引き込まれて一気に読んでしまいました。
ただ、終わらせ方がちょっとなぁ。
急すぎてびっくりしました。

2023/12/24

敵も化けている。決して騙されるな。
若い女性の他殺体が発見。警視庁に届く一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウン・パーティに現れる!?

練馬のマンションの一室で若い女性の他殺体が発見された。ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティに犯人が現れるという密告状が警視庁に届く。新田浩介は潜入捜査のため、再びフロントに立つ。コンシェルジュに抜擢された山岸尚美はお客様への対応に追われていた。華麗なる仮面舞踏会が迫るなか、顔も分からない犯人を捕まえることができるのか!? ホテル最大の危機に名コンビが挑む。

2023/12/24

シリーズ第三弾。
時期がクリスマスの話だと思って読んだらカウントダウンの時期でした。もう少し後だった笑

新田と山岸のコンビ再びと思いきや、結構今回は別々の印象。
けれどもやはりホテルという場所は色んな人がいて色んな事情があったりと本当に仮面をつけているかのようです…。

マスカレードシリーズ続きも楽しみです。