赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 の商品レビュー
よく知ってる童話とはまるで違う裏の顔。ブラック赤ずきんにブラックシンデレラにブラックヘンゼルとグレーテル。子供は読まない方が良さそう。はじめは、おもしろいと思ったけど、ちょっと難しかった。赤ずきんがいろんな事件のトリックを暴いて解決していくんだけど、そのトリックの説明がなかなか想...
よく知ってる童話とはまるで違う裏の顔。ブラック赤ずきんにブラックシンデレラにブラックヘンゼルとグレーテル。子供は読まない方が良さそう。はじめは、おもしろいと思ったけど、ちょっと難しかった。赤ずきんがいろんな事件のトリックを暴いて解決していくんだけど、そのトリックの説明がなかなか想像するには難しい。映画化したら映像で見たい。感動とか感情を揺さぶられるとかそういうのはなかった‥
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前作の方がまだ良かったけど、このシリーズは苦手です。カズレーザーさん絶賛なのね。星がムズい。次はやめておこうか。映画は見たい。福田監督なら赤ずきんは橋本環奈ちゃんと思う。
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途中途中でであう謎。大きな敵。長編です。とはいえ、個別の中編としても楽しめるのですが、赤い頭巾を被った主人公の道中では和洋関係なく昔ばなしと事件は起きるのです。ベースに忠実に視点を変えたり、ちょいと要素を絡めたり。今回は、トータルで一本の線を用意して進みます。タイトルの通り、旅の...
途中途中でであう謎。大きな敵。長編です。とはいえ、個別の中編としても楽しめるのですが、赤い頭巾を被った主人公の道中では和洋関係なく昔ばなしと事件は起きるのです。ベースに忠実に視点を変えたり、ちょいと要素を絡めたり。今回は、トータルで一本の線を用意して進みます。タイトルの通り、旅の途中でってことですね。まだ、続きそうですね。そのタイトルのインパクトってところは難しいところですけど、ベースのお話はたくさんあるわけですし。期待しております。
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みんなが知っている題材なだけに、非常に馴染みが深く、 また一話一話の話の区切りがあるので、読みやすい作品。 むかしむかしあるところに…で知られる前作と同じように、 あの愛らしい童話の主人公たちが、どろどろとした人間の本質を剥き出しにした腹黒い人物像に…笑。 アンデルセンが書いた...
みんなが知っている題材なだけに、非常に馴染みが深く、 また一話一話の話の区切りがあるので、読みやすい作品。 むかしむかしあるところに…で知られる前作と同じように、 あの愛らしい童話の主人公たちが、どろどろとした人間の本質を剥き出しにした腹黒い人物像に…笑。 アンデルセンが書いた童話の元になった人々が居たとしたら、実際は青柳氏が描いた人物像に近いのかもしれないけれど。 ミステリー小説としても、トリックや伏線などを効果的に散りばめ、楽しめる一冊。 あー、でも、童話のイメージが崩れ去っていった…笑
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基本は登場人物も聞いたことある人ばかりだから分かりやすい。微妙にSF要素があるけど、すんなり受け入れられる。
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誰もが知っているはずの有名なアンデルセン童話の数々が、青柳先生によってミステリーへと変貌を遂げました。笑 旅の途中で出会う童話の登場人物たちが犯してしまった罪を、瞬く間に暴いてしまう赤ずきんの推理力に脱帽です! また、赤ずきんが旅をしている理由が本書の後半で明らかになるのですが...
誰もが知っているはずの有名なアンデルセン童話の数々が、青柳先生によってミステリーへと変貌を遂げました。笑 旅の途中で出会う童話の登場人物たちが犯してしまった罪を、瞬く間に暴いてしまう赤ずきんの推理力に脱帽です! また、赤ずきんが旅をしている理由が本書の後半で明らかになるのですが、旅に出るまでの経緯と彼女の抱いている野望に胸が熱くなりました。。 コメディとミステリーのハイブリッドのような内容ですので、本格ミステリが読みたい方にはあまりオススメできません。 好みが分かれる作品だと思いますが、アンデルセン童話をリメイクした小説は他には思いつきませんので、是非とも一読していただきたいです♪
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世界の童話+ミステリの妙味溢れる短編集。 旅行く途中で赤ずきんは事件に遭遇する。 出会うのは童話の主人公たちだが・・・そして赤ずきんの目的とは。 第1章 ガラスの靴の共犯者・・・赤ずきんがシンデレラと共に 舞踏会へ急ぐ馬車がはねた男は、既に死んでいた? 第2章 甘い密室の崩...
世界の童話+ミステリの妙味溢れる短編集。 旅行く途中で赤ずきんは事件に遭遇する。 出会うのは童話の主人公たちだが・・・そして赤ずきんの目的とは。 第1章 ガラスの靴の共犯者・・・赤ずきんがシンデレラと共に 舞踏会へ急ぐ馬車がはねた男は、既に死んでいた? 第2章 甘い密室の崩壊・・・お菓子の家での密室殺人。完全犯罪を 目論む犯人を追い詰めるのは、赤ずきんとオオカミたち。 第3章 眠れる森の秘密たち・・・次から次へと事件が発生し、 謎も秘密も多過ぎる。眠れるオーロラ姫まで行方不明! 最終章 少女よ、野望のマッチを灯せ・・・赤ずきんが対峙するのは 強欲なマッチ売りの少女エレン。だが、牢獄に 捕らわれた赤ずきんの前に思わぬ協力者たちが現れる。 強い心を持っていれば、必ず道は開かれるもの。 世界の童話をミステリに昇華させる意外性と面白さ、 読み易さでサクサクと、一気に読める短編集です。 シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、 マッチ売りの少女を題材に、推理するのは15歳の赤ずきん。 決め台詞は「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」 個性的でトリックが面白い・・・杜撰ではあるけどね。 腐って崩壊するお菓子の家の描写やマッチの使い方には、驚き。 遍歴修行の大工とか、職人の地位が高かったりとかの、 中世の生活や時代観がさらりと出る一方で、パワハラ、 児童虐待、依存症等、現代っぽい面も盛り込まれています。 ささっとミステリを愉しむには、良い感じ。
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本当は怖いグリム童話みたいで中々面白かった。 伏線回収というか、全て繋がっているのも読みごえがあった。
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童話とミステリーが自然と繋げられてて あーこんなバージョンの赤ずきんちゃんも面白いなあって思いながらサクサク読めた。 もしかしたら、童話の世界にも実はこんな1面を持った 赤ずきんちゃんとかマッチ売りの少女が居るかもしれんって想像して読むと、新しい童話の世界に入れた感じがして楽し...
童話とミステリーが自然と繋げられてて あーこんなバージョンの赤ずきんちゃんも面白いなあって思いながらサクサク読めた。 もしかしたら、童話の世界にも実はこんな1面を持った 赤ずきんちゃんとかマッチ売りの少女が居るかもしれんって想像して読むと、新しい童話の世界に入れた感じがして楽しかった! でもこんなに腹黒いマッチ売りの少女はちょっと嫌!笑 それにしても赤ずきんちゃん賢かったなあ、、
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童話の中にちゃんとミステリーが描かれてて、作者の発想が面白いな〜と思いました。 読みやすかったです。
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