認知症でも心は豊かに生きている の商品レビュー
認知症と聞くと介護をする家族等の大変さや悲しさをイメージしてしまいがちだったが、認知症になった本人の苦しみや悲しみという視点に気づかされた。 正しい知識を持って、もしも自分にもその時がきたら向き合っていきたい。
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著名な認知症の医者本人が認知症になったと公開したことで話題になった長谷川和夫医師の本である。 認知症の専門家であったけど、認知症になってはじめてわかったことがあった、過去の自分は認知症の方を十分理解していなかった… 的な話は少しあるのですが、で、具体的に何がわかったかというと全く...
著名な認知症の医者本人が認知症になったと公開したことで話題になった長谷川和夫医師の本である。 認知症の専門家であったけど、認知症になってはじめてわかったことがあった、過去の自分は認知症の方を十分理解していなかった… 的な話は少しあるのですが、で、具体的に何がわかったかというと全くその話がない。基本的に認知症について今までよく知られているような知見が羅列されているだけでがっかりしました。
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【学内】 https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=6823 【学外】 https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?i...
【学内】 https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=6823 【学外】 https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?id=6823 最初に利用する際は、eリソースコネクトへログインし、上記URLを再度クリックしてください
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テレビでも何度か取り上げられた「認知症になった認知症専門医」長谷川先生のご著書。やはり医者でも、病気になって初めて本当に患者の気持ちになれる、ってことか。裏返せば、自ら大病や大怪我でもしない限り、医者はとうてい患者の立場に寄り添って患者を診ることは難しい、というアンチテーゼなのか...
テレビでも何度か取り上げられた「認知症になった認知症専門医」長谷川先生のご著書。やはり医者でも、病気になって初めて本当に患者の気持ちになれる、ってことか。裏返せば、自ら大病や大怪我でもしない限り、医者はとうてい患者の立場に寄り添って患者を診ることは難しい、というアンチテーゼなのかも知れない。 フランス生まれの認知症ケア技法「ユマニチュード」の哲学とも通じる長谷川先生の気付き、教えを読んで、認知症高齢者への見方、理解が僅かなりとも深められたと思えたのが収穫。
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URL:https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail?id=6823 *学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓) http://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/...
URL:https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail?id=6823 *学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓) http://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/gakunin_mol.pdf
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
認知症=病気ではない。 認知症にかかっても当然ながら心はあるし、いたずらな言葉に傷つくこともある。「あなたは私のことを覚えてなくても、私があなたのことを覚えているよ」と伝えるだけでも相手は安心する。 介護する側からしたら、コミュニケーションに疲れることもあるだろう。本書は認知症の専門家、痴呆症から認知症へと呼称を変えたことでも知られる。専門家でも認知症にかかるという事実に驚きつつも、かかった側の視点でどう接してほしいのか記された本書は、今後介護する可能性のある自分にとっては、是非手元に置いておきたい一冊。
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平易な文章でとても分かりやすく書かれている。ショックだったのは「認知症の介護は、周りの人がそれに気づいてから、平均8年近く続きます。」と書かれていたことだ。長谷川先生自身、認知症と公表されてからわずか4年でつい先日お亡くなりになられた。母も昨年、アルツハイマーと診断された。という...
平易な文章でとても分かりやすく書かれている。ショックだったのは「認知症の介護は、周りの人がそれに気づいてから、平均8年近く続きます。」と書かれていたことだ。長谷川先生自身、認知症と公表されてからわずか4年でつい先日お亡くなりになられた。母も昨年、アルツハイマーと診断された。ということは母とは後8年もないのかもしれない。残された時間を大切にしなければと切に思った。
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著者は認知症の権威であり自らも認知症になった医師です。認知症の方との関わる上での基本的姿勢などが豊富な知識と経験に基づきわかりやすく簡潔に書かれており、非常に読みやすいです。認知症は誰しもがなる可能性がある身近な疾患ですから、本書に書いてある事は全ての人が理解すべきことであると思...
著者は認知症の権威であり自らも認知症になった医師です。認知症の方との関わる上での基本的姿勢などが豊富な知識と経験に基づきわかりやすく簡潔に書かれており、非常に読みやすいです。認知症は誰しもがなる可能性がある身近な疾患ですから、本書に書いてある事は全ての人が理解すべきことであると思いました。特に、認知症の方と直接関わる介護職や家族の方々はまず読んでほしいような本だと思います。
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認知症を患っている人について、わかりやすく簡潔に説明されているのでとても読みやすい。 著者本人が認知症を診る方であり、診られる立場でもあるとの事。文章に優しさが感じられる。
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認知症になった認知症専門医である長谷川和夫氏の著書。 この方の本(ボクはやっと認知症のことがわかった)を読むまでは、認知症患者の心がどのような仕組みになっているのかわからず、特殊な人だと思っていました。実際に認知症の方と接しても、どうすればいいのかわかりませんでした。 この本は、...
認知症になった認知症専門医である長谷川和夫氏の著書。 この方の本(ボクはやっと認知症のことがわかった)を読むまでは、認知症患者の心がどのような仕組みになっているのかわからず、特殊な人だと思っていました。実際に認知症の方と接しても、どうすればいいのかわかりませんでした。 この本は、長谷川氏の100の言葉が書かれていて、1つずつが短くて、目次をみて読みたい所をすぐ探せて読めるのが利点です。 認知症になっても、ありのままの自分であること、普通の状態との連続性があること。受け入れること。不便だけど不幸じゃないこと。唯一無二で尊いこと。人としてのプライドは残ること。 など生の声が聴けるので、関わり方に迷った時に心救われると思うので、お勧めの一冊です。 「ボクはやっと〜」より読みやすいんじゃないかな。 例えば、介護側の心理的体制を整える事など、勿論、認知症専門医としての目線もあり、流石だなと思いました。 あとがきの長女さんのメッセージが温かくて素敵。ホッとする。
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