海が見える家 それから の商品レビュー
『自分の人生がおもしろくないなら、なぜおもしろくしようとしないのか。他人にどんなに評価されようが、自分で納得していない人生なんてまったく意味がない』 そう父に投げつけた言葉を、自分にも問いていく文哉。 おまえの人生はどうだ? おもしろいか? おもしろくしようとしているか? 私...
『自分の人生がおもしろくないなら、なぜおもしろくしようとしないのか。他人にどんなに評価されようが、自分で納得していない人生なんてまったく意味がない』 そう父に投げつけた言葉を、自分にも問いていく文哉。 おまえの人生はどうだ? おもしろいか? おもしろくしようとしているか? 私も自分に問いかけていこうと思う。
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会社を退職し、自立に向かって頑張る文哉の姿に、つい自分を重ね合わせて考えてしまいます。 人生の送る上で、改めて多くの知見を与えてくれる小説だと思います。自分の行動を改めたいと思って感動したフレーズを3つ以下に記載します。 ①波は変わるもの、風向き、風の強さ、潮の流れ、自分に...
会社を退職し、自立に向かって頑張る文哉の姿に、つい自分を重ね合わせて考えてしまいます。 人生の送る上で、改めて多くの知見を与えてくれる小説だと思います。自分の行動を改めたいと思って感動したフレーズを3つ以下に記載します。 ①波は変わるもの、風向き、風の強さ、潮の流れ、自分に合った波を見極める。最後は、自分自身で判断するしかない。 ②自分自身の日常のなかで感動を見い出せる人間、自分の幸せの瞬間を積み重ねながら人生を生きる。(金持ちになるより幸せになる方が難しい) ③他人に評価されようが、自分で納得してない、面白くない人生なんて全く意味がない。 納得しました!
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海が見える家の続編。父が残した南房総の海が見える家で暮らして1年が経った。 文哉は地元の人と交流を深め、別荘管理だけでなく、雑貨屋、畑仕事、観光客相手のコーミングツアーなどいろいろな事を始めて、地元で力強く、自分の人生を歩き始める。
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亡くなった父の後を受けて、田舎で別荘管理なんかをして暮らす文哉。 地元の人や別荘所有者の人たちに助けられながらも、日々なんとか暮らしている。 文哉は就職した会社を1ヶ月で辞め、父の死をきっかけにこの地へ居座っている。 恋人には「逃げた」と言われ、自分の人生を考えてみたりする。 で...
亡くなった父の後を受けて、田舎で別荘管理なんかをして暮らす文哉。 地元の人や別荘所有者の人たちに助けられながらも、日々なんとか暮らしている。 文哉は就職した会社を1ヶ月で辞め、父の死をきっかけにこの地へ居座っている。 恋人には「逃げた」と言われ、自分の人生を考えてみたりする。 でも、人生を楽しめているならいいではないか、自分は自分の人生を自分なりのやり方で日々生きている。 働くということとか、人との繋がりとか、都会では考えたことのなかった生活。 読むだけでも、すごく元気になれる。 まだ続編があるみたいなので、文哉のその後も読んでみたい。 2023.10.13
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その後を読みたいとずーっと思っていたので嬉しいし、あの家も文哉も生活してるのを、逞しくなって良い。死にかけて、人に助けられているのを負い目に感じた所から一つ上に上がれた。お金じゃない幸せを見つけるのが難しいとはなるほどと思う。食事を自分で獲るのも凄いし、サーフィンに、地元の交流に...
その後を読みたいとずーっと思っていたので嬉しいし、あの家も文哉も生活してるのを、逞しくなって良い。死にかけて、人に助けられているのを負い目に感じた所から一つ上に上がれた。お金じゃない幸せを見つけるのが難しいとはなるほどと思う。食事を自分で獲るのも凄いし、サーフィンに、地元の交流に、お店まで起動に乗せるって良い、どんどんアイデアが現実になるのも読んでいて勇気づけられる。恋人もチラッと出るけど、凪ちゃんと結婚出来ないかなと思う。お父さんの死から全てが動いたが、本当にたくさんの宝物を残したんだよね。1を読み返す
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主人公はその環境で生きていく覚悟ができたのだろう。外的要因ではなく、内的要因の充実が、人生の豊かさを決める。って感じる作品でした。
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人々が憧れる田舎暮らしは、当事者と外様では見える景色が異なってくる。お金なんかなくても生きていける。田舎の人々が大切とし、また強いる信頼や信用といった無形の資産が衣食住の基盤となるが、それをどう考えるかは本人次第。どう暮らすかは本人が決めるべきことなのかもしれない。
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一作品目より心に染みる 主人公が成長しているからなのか 頭の中の思考や物事に対する解釈の仕方が よりポジティブで読んでいてスッと心に入ってくる ただただ素直に主人公の姿を応援できる二作品目
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シリーズ2作目。 文哉がどんどんたくましくなっている。 登場人物がとてもリアルに感じられて、すごく親しみを覚えます。 会ってみたい仲間たちです。
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文哉が地元に溶け込み、生き方を見出していく過程が印象に残った。美春との関係はなんやかんやで続いていくのかな。仕事の幅も広げ、会社も設立したので今後の展開も気になる。
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