海が見える家 それから の商品レビュー

はらだみずき(著者)

2022/04/20

『海が見える家』の続編。
自分は田舎に逃げたのか？と思う時もありながらどんどん地域の人達に溶け込んでいき、色んなアイディアで事業を拡大しながらも楽しんで過ごしている主人公をいつのまにか地域の人達の一人になって見守っているかのように読み終えました。
自然と共に実直に生きている姿がなんとも気持ちの良い癒しの物語でした。

2022/03/23

続編はちょっと面白さが欠けたりするのでは…なんて思いは杞憂。
逆に面白かった。

幸吉さんが、なんとなく自分自身の祖父に重なり…何度も胸が熱くなった。

働くこと、生きることの意味の輝きがなんだか眩しい。

2022/03/22

「理想的な田舎暮らし」を主人公 文哉が体現してくれています。現実はここまで何もかも上手くいくというのは難しいと思いますが...。主人公の性格や物事に取り組む姿勢、そして周りの人たちの暖かさが心地よく、読んでいて気持ちが良いです。どこまでも身勝手な宏美、文哉の今を知った美晴とはそれぞれどのような関係になっていくのでしょうか。

2022/03/11

-人生おもしろくしようとしてる？

他人の評価じゃなくて、自分に納得できる生き方ってどんなだろうなぁ

2022/02/12

読んで面白かった本の二作目。
主人公の成長が気持ちいい、海と山の描写も気持ちがいい。
働くとは、ということを考えさせられる。お金があっても余裕がない、なるほど。

2022/02/05

本当の「生きる力」を身につけるってこういう事をいうんだな〜
地に足をつけて働き、自分の時間を持ち、自分に出来る事を考える。わからない事は教えを乞い、人の好意には素直に甘え感謝する。自分にも周りの人にも良い方法を考え共存して生きていく。
すべてがトントン拍子で上手くいきすぎる感はあるけど、
気持ちの良い話しなのでドラマ化されたら面白そう。

2022/01/31

それから、1年が過ぎて
父が遺した家と仕事を引き継いで、決して豊かではないが、人間らしい生き方を見い出し始め…

「おまえの人生はどうだ？」
「おもしろいか？」
「おもしろくしようとしているか？」

理想、空想かもしれないが、
生きることの意味、豊かさとは何だろうか？
もう一度あるもので、ある環境で、他人と比較することなく、自分だけの豊かさの価値を見直したい！

2022/01/23

お金があるだけじゃ幸せになれない、っていうのはお金がないオイラにとっては救いの言葉だ。じゃお金がなくても幸せになれるかっていうと簡単じゃない。50歳を過ぎて給料は下がる一方のオイラに文哉はヒントをくれた。
〝人生を楽しむには、お金だけでは足りない。望む楽しみにもよるだろうが、健康や体力、経験も必要になる。〟
〝それに、お金がすべてではない。
そのことには、すでに気づいている。今実感しているのは、時間が、お金や幸せをもたらす、ということだ。時間、あるいは、余裕といってもいい。〟
〝 そんな日々の暮らしのなかで、幸せを感じる瞬間がある。その邂逅は、サーフィンによく似ているかもしれない。〟
〝サーフィンは長い時間、海のなかで過ごすが、うまく波に乗れるのは、ほんのわずかな時間に過ぎない。でも、波の上に立ったなら、その一瞬が至福のときであり、たまらなく愛おしいのだ。〟
サーフィンのことはよくわからない。でもオイラの好きなサッカーも似ているところがある。ボールに触れている時間はとても短い。それ以外の時間は仲間のためにひたすら走っている。キレイにパスがつながったり、シュートが決まったりといった瞬間はそれまで走っていたことがすべて報われて仲間と大喜びする、最高の瞬間だ。しんどくて走ることをサボればその分チャンスはなくなり詰まらないゲームになる。楽しいサッカーから遠ざかる。仕事に置き換えるのはちょっと強引だけど、そんなふうに働きたいと思っている。この先、給料がものすごく増えることはないかもしれないけど、サッカーをしているときの姿勢でいたいな。嬉しくて涙が出るような仕事がしたい、青臭いけど。別荘を持てるような立場にはなれなくても、一瞬でも活き活きとした自分になりたいし、そういう瞬間をひとつでも多く見つけていきたいな。

2022/01/07

文哉が南房総へ移ってきた前巻ではどうなることか(゜゜;)と心配したけれど、上手くいっているみたいでホッとした(^^)文哉には田舎暮らしが合ったけれど、文哉の姉ちゃんには合わなかったんだろうな(--;)住めば都と言ってもねぇ…しかも次巻は逆風！Σ(´□｀;)どうなるんだろう(-"-;)心配

2021/12/30

海が見える家のそれから（続編）、自分の力で何とか生きていこうとする文哉は頼もしい。
ただ、そこで生活が始まれば、基礎生活費や税金なんかも掛かるだろうし、どうしているんだろう、とか現実的な？も考えてしまう。
「その後どうなったのかなあ」と気になっていたその後が展開し楽しんで読めた。さらに先が気になる。