夢をかなえるゾウ(4) の商品レビュー
シリーズ4作目。前作までを読んだのが結構前だったため、また新鮮な気持ちで読めたし、やっぱりとても好きなシリーズだと思った。 人生を悔いなく生きる上での心がまえみたいなものが、今回も主にガネーシャと主人公の会話によってユーモアたっぷりに書いてある。それに一味加える死神と釈迦。 ...
シリーズ4作目。前作までを読んだのが結構前だったため、また新鮮な気持ちで読めたし、やっぱりとても好きなシリーズだと思った。 人生を悔いなく生きる上での心がまえみたいなものが、今回も主にガネーシャと主人公の会話によってユーモアたっぷりに書いてある。それに一味加える死神と釈迦。 特に、「この世界にあるものは、本当は同じものが変化し続けている」という考え方が自分にはしっくりきた。自分とそれ以外に境界線を引くのではなく、全ては自分と一体と考え、そうすることで夢が生み出す苦しみから逃れられると。 面白い神様たちの言葉のニュアンスと、主人公や周りの人の心の動き、そのことにこそ読む意義があると思うので、一部分だけ取り出してまとめてしまうと良さがあまり伝わらないと思うけど、一応自分用にメモ。 ●ガネーシャの教え ・健康にいいことを始める ・死後に必要な手続きを調べる ・お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか夢想する ・大きな夢に向かう小さな一歩を、今日踏み出す ・人に会ってわだかまりをとく ・「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る ・経験したことのないサービスを受ける ・節約を楽しむ ・思い切って仕事を休む ・自分の体に感謝する ・身近な人に感謝の言葉を伝える ・周囲の期待と違う行動を取る ・限界を感じた時、もうひと踏ん張りする ・両親の生い立ちを知る ・かなえてきた夢を思い出す ・他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ ・見る場所を変える ・相手の背景を想像する ・他人に完璧さを求めている自分に気づく ・つながりを意識する時間を持つ ・喜怒哀楽を表に出す ●死神の教え 「人間が死に際に後悔する10のこと」 ・本当にやりたいことをやらなかったこと ・健康を大切にしなかったこと ・仕事ばかりしていたこと ・会いたい人に会いに行かなかったこと ・学ぶべきことを学ばなかったこと ・人を許さなかったこと ・人の意見に耳を貸さなかったこと ・人に感謝の言葉を伝えられなかったこと ・死の準備をしておかなかったこと ・生きた証を残さなかったこと 「自分の死後、人に伝えたいメッセージを書く」
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シリーズ作は前作からの期待もあって難しい、と別の作家さんが言ってたけど、読者としても本当にそう思う。でもこれは凄かった。ゼロも含めてここまで全部読んだけど、素晴らしい。主人公の置かれた状況がセンシティブだったこともあるんだろうけど、そんなことも意識して、夢を追うこと考えなきゃいけ...
シリーズ作は前作からの期待もあって難しい、と別の作家さんが言ってたけど、読者としても本当にそう思う。でもこれは凄かった。ゼロも含めてここまで全部読んだけど、素晴らしい。主人公の置かれた状況がセンシティブだったこともあるんだろうけど、そんなことも意識して、夢を追うこと考えなきゃいけないんだろうなぁ。夢を追って手を伸ばし続けること、それは夢を負うこと、ふと考えたいい1冊でした。相変わらずのガネーシャさまの関西弁も!
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メモ ●人間が死ぬときに後悔すること ・本当にやりたいことをやらなかった ・健康を大切にしなかった ・仕事ばかりしていた ・会いたい人に会いに行かなかった ・学ぶべきことを学ばなかった ・人を許さなかった ・人の意見に耳をかさなかった ・人に感謝を伝えられなかった ・死の準備を...
メモ ●人間が死ぬときに後悔すること ・本当にやりたいことをやらなかった ・健康を大切にしなかった ・仕事ばかりしていた ・会いたい人に会いに行かなかった ・学ぶべきことを学ばなかった ・人を許さなかった ・人の意見に耳をかさなかった ・人に感謝を伝えられなかった ・死の準備をしておかなかった ・生きた証を残さなかった ●両方のやり方を知り、自分に合った方を選ぶ ・夢の叶え方、手放し(夢に縛られる苦しみから解放される)方の両方を学び選べるようになることは後悔しない人生の助けになる ●夢の手放し方 ・人間は元々なければ問題ないものでも奪われたら不幸に感じる。ないから苦しいのではなく奪われたから苦しい ・奪われる未来ではなく、叶えてきた夢を思い出す ●他人の欠点を受け入れる姿勢を持つ ・受け入れなければならない、と自分を縛るのは完璧な状態を目指してしまっている ・他人の欠点を受け入れる三つの方法 ①見る場所を変える:欠点を支える長所に目を向ける ②相手の背景を想像する ③他人に完璧を求めている自分に気づく:完璧を求めてイライラしている自分に気づけば、そのイライラと距離をおける ●完璧な状態でないことを許せることが、本当の完璧 ★奪われた未来ではなく、叶えてきた夢を思い出す ★相手に完璧を求めている自分に気づく
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死について取り扱うテーマだけに今まで以上に哲学的内容だと感じた。 ストーリーも感動した。 もう少し歳をとってからまた読みたい。
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シリーズの中で一番オススメと言う方も多い4。確かに、ビジネスのことだけじゃなく人生についてももっと深く考えなきゃ、と思わされた。まずは仕事を休んでみよう。
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シリーズ1〜4の中で1番良かった。 シリーズものって、1が1番良いイメージ強いけど、この4はなかなか印象に残るものでした。 この本を読んでいる間も読んだ後も死について考えるという影響力。 深いよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
生死というとても難しいテーマを題材にした作品。 死を意識して生活することは難しいが、必要だと感じた。自分だけは不幸にならないと勝手に思っている。不幸なニュースも自分は関係ないと思ってしまっている節がある。 今日死ぬとしたらどんな1日にしたいか、寝る前に今日1日はどうだったか、思うだけでも、後悔の少ない人生になるのかなと思った。 人に完璧を求めない。イライラするのは人に完璧を求め、そのギャップに対してはイライラしている。 自分のことを棚に上げて、人に対してイライラしてるなぁと、自分を見直すことができたのかな? 実践できるかわからないけど、楽しい作品でした。
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自分が死んだ時の為にノートを作らないとと本気で思った。 ガネーシャに今までハマれた事がなかったけど4のこの話はハマれた。 死神と神様と主人公が本気で掛け合っているところは冷めた目で見つつ楽しんでいる自分がいた。 ガネーシャの駄洒落は最初面白かったけど慣れてきた。 死を意識して生き...
自分が死んだ時の為にノートを作らないとと本気で思った。 ガネーシャに今までハマれた事がなかったけど4のこの話はハマれた。 死神と神様と主人公が本気で掛け合っているところは冷めた目で見つつ楽しんでいる自分がいた。 ガネーシャの駄洒落は最初面白かったけど慣れてきた。 死を意識して生きる。 人間も水も山も同じ。形が違うだけ。呼び方が違うだけ。 人は叶っている夢を忘れがちでなくなりそうな時に手放したくないと思う。
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ガネーシャの教えと死神の教えがありそれがとても課題で出てきて最後に志織さんからの手紙を一周忌に読むという展開でした。健康に良いことを始める その他いろいろユニークな課題楽しめました。
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自分が娘がいるからか、主人公にものすごく共感してしまった。 もしかしたら明日死ぬかもしれない、その時に後悔しないようにどう生きるのか、考えさせられた。
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