ただいま神様当番 の商品レビュー
突拍子もない事件や奇跡的な出来事がなくても、 少しの勇気と自分の心持ちや見方の変化ひとつで 視界や新しい道は拓けていくんだなぁ…と、 勇気をもらった読後でした。 葵ちゃんのキャラクターが最高に好き!
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自分に自信がなく今の状況に少なからず不満を持っている彼らが、不意に現れた神様から「神様当番」にさせられたことから毎日の生活が少しずつ変わり始め、ちょっとの勇気が人生を一歩踏み出すきっかけとなっていく...。 ちょっとした気づきや見方を変えるだけで、幸せは訪れる...青山美智子さ...
自分に自信がなく今の状況に少なからず不満を持っている彼らが、不意に現れた神様から「神様当番」にさせられたことから毎日の生活が少しずつ変わり始め、ちょっとの勇気が人生を一歩踏み出すきっかけとなっていく...。 ちょっとした気づきや見方を変えるだけで、幸せは訪れる...青山美智子さんの本にはそんな小さな幸せな種がたくさん詰まっています。
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ちょっと不思議な世界で小さな幸せを感じさせてくれる青山美智子作品。 今回5冊目読了。 いつも 奇天烈な登場人物がカギを握る青山作品。 今回のキーマンは「白ラインの入ったえんじ色のジャージを着ている小柄のちっちゃいおじいさん」=神様 主人公たちの腕にしっかりと「神様当番」という文字...
ちょっと不思議な世界で小さな幸せを感じさせてくれる青山美智子作品。 今回5冊目読了。 いつも 奇天烈な登場人物がカギを握る青山作品。 今回のキーマンは「白ラインの入ったえんじ色のジャージを着ている小柄のちっちゃいおじいさん」=神様 主人公たちの腕にしっかりと「神様当番」という文字と共に突然目の前に現れ、 無茶なお願いを言ってくる。 当番になったのは「坂下」というバス停から7時23分に乗る乗客たち。 疲れたOL、バカな弟にあきれる小学生の女の子、リア充を装う男子高校生、憧れた日本に幻滅しつつある外国人教師、ワンマンで従業員が辞めていった社長。 上手くいかない生活をわがままな神様のお願いが 素敵な未来に変えていく。 テンポのいいやり取りと、身近に感じる登場人物たちが 読み始めてすぐ青山ワールドにいざなってくれる。 NHKの朝ドラ「ひよっこ」の田中達也さんのミニチュアを使った表紙がまた良い。 秋の夜長 ほっこりと暖かくなる1冊ですよ。
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いつものバス停でいつもの時間に集合する職業も年齢もバラバラの5人が順番に前向きに生きていくリレー式短編集。 最近ホラーや事件ものばかりを続けて読んでいたので久しぶりのほんわか前向き本にいつもより多めに感動。 青山氏の作品は数冊しか手に取っておりませんが天才ですね。 むりやり嫌味...
いつものバス停でいつもの時間に集合する職業も年齢もバラバラの5人が順番に前向きに生きていくリレー式短編集。 最近ホラーや事件ものばかりを続けて読んでいたので久しぶりのほんわか前向き本にいつもより多めに感動。 青山氏の作品は数冊しか手に取っておりませんが天才ですね。 むりやり嫌味な老人がでてくるでもなく、ゴミくずみたいな奴らを罰するまでの耐えなきゃいけない場面もなく。 とにかく一冊の本が美しく仕上がっている印象です。 ステキな本が読みたいという方におススメの一冊。
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かわいい話だねえ。説教くさくないところが またいい。 自分には神様当番回ってきそうにないな、 だって落し物持ち帰らないもんな。 わかってないんかな?笑 引用 世の中っていうのは たいがい、誰かのおとしものでできてるんじゃよ。 最初から自分のものなんて、何もないんじゃ。 人はみんな、誰かがうっかり落としたり わざと置いていったりしたものとめぐり合って、 やみくもに欲しがる。でも、ただ拾うだけでは本当に自分のものにはならないんじゃよ。 あこがれて真似して学んで、自分を生きながら自分だけのものにしていくんじゃ。 だけど、、そのうち自分も誰かの前に何かを落としていることを知るものは、ほとんどいないかもしれんの。
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「お探しものは図書室まで」と同じ作家さん、ほっこりする物語(^^) P220 (人類最初の言葉) 「怒ってるとか悲しいとか、そういう気持ちは一番にしっかり伝えなくちゃだめよ。その後にちゃんと笑うためにもね」 『愛している』や『ありがとう』は、その後。
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自分では諦めていた事を左手が行う。いつの間にか殻の中に閉じこもっていた自分が、神によって殻を打ち破る。 oh my God!
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腕に太く書かれた【神様当番】の文字。 いつも柔らかく、子供のような神様だけど 最終話での言葉が印象的だった…。 内に秘めている本当の自分。 今の世の中では、なかなか素の自分、自分がやりたいことに 素直に取り組むことがしにくくなってるのかもしれない。 本当に自分がやりたいこと...
腕に太く書かれた【神様当番】の文字。 いつも柔らかく、子供のような神様だけど 最終話での言葉が印象的だった…。 内に秘めている本当の自分。 今の世の中では、なかなか素の自分、自分がやりたいことに 素直に取り組むことがしにくくなってるのかもしれない。 本当に自分がやりたいことに、そっと背中を押して 応援してくれる。 そして、本当の自分に気づかせてくれる。 素敵なお話でした。
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現実にやさぐれていた5人が 日常の小さな幸せに気づいたり 物事の見方を変えて幸せになって行く話。 短編集だけどつながってる。 読みやすい。 装丁の神様は辻じいに見える
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神様がかわいい。 ワシ☓☓☓☓が好き♡ってセリフが気に入った。 短編集っぽいけど、前に登場した人物が後の物語に登場するというチェーンストーリーっぽいのもイイ。 前向きになれるストーリーで心が少し軽くなった。
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