ペンギンが教えてくれた物理のはなし の商品レビュー
バイオロギングという、生物の行動記録の調査手法で知ることが出来た研究内容を、著者の大学時代の経験談も踏まえて紹介、解説している書籍である。 ただ単に研究の体験談を紹介しているだけでなく、「バイオロギング」という研究手法がどのように発展してきたか、また「バイオロギング」の研究手法が...
バイオロギングという、生物の行動記録の調査手法で知ることが出来た研究内容を、著者の大学時代の経験談も踏まえて紹介、解説している書籍である。 ただ単に研究の体験談を紹介しているだけでなく、「バイオロギング」という研究手法がどのように発展してきたか、また「バイオロギング」の研究手法がどのような原理でどういったメリデメがあってということも解説しており、興味深く読むことが出来た。 バイオロギングで記録した映像などはたまにXでも紹介されたりしている中で、それを実施するためにどういった背景があるのかを知ることが出来、その点もよかった。 文庫書籍のあとがきに書籍タイトルの経緯が記載されているが、全般的にTさんに同意である。
Posted by
バイオロギングを切り口にした生態学から、生き物の不思議を解説する作品。 生き物達の行動の、なぜ?が予想以上に理にかなっているというか、ちゃんとした理由があって興味深かった。
Posted by
【要約】 bio(生物)+logging(記録)=バイオロギング という動物に電子機器をつけ、動物自らに自らの行動を記録させる手法によって集めたデータを、「物理のまな板」に乗せて調理することで、その生態を物理法則で紐解いていく、という内容 【感想】 観測基地での小話や、動物たち...
【要約】 bio(生物)+logging(記録)=バイオロギング という動物に電子機器をつけ、動物自らに自らの行動を記録させる手法によって集めたデータを、「物理のまな板」に乗せて調理することで、その生態を物理法則で紐解いていく、という内容 【感想】 観測基地での小話や、動物たちを愛らしく形容していて、物理化学生物学などを避けてきた私でも読みやすい本文でした!(そもそも科学の内容は意図的に省かれてたが) 個人的に、鳥がなぜ飛べるかやアザラシはなぜ長く潜水できるか、といった疑問は研究所での実験を通して簡単に解明されているものだと思ってた しかし、この本を読んで、我々が知り得る一情報は研究者たちの膨大な労力によって裏付けされているものだと再認識したとともに、改めて研究者(筆者ような)の好奇心というガソリンに突き動かされる様に感心しました 【内容メモ】
Posted by
最近個人的にハマっているジャンルは物理です。 この本は物理もですが、生態学、生物学なんかも面白く紹介してくれて良かったです。 それと研究者の想いや苦悩なんかも物語に沿って書かれていて、科学の進歩の裏の人々の活躍を垣間見ることができました。 自分が面白いと思ったものを研いで究めて...
最近個人的にハマっているジャンルは物理です。 この本は物理もですが、生態学、生物学なんかも面白く紹介してくれて良かったです。 それと研究者の想いや苦悩なんかも物語に沿って書かれていて、科学の進歩の裏の人々の活躍を垣間見ることができました。 自分が面白いと思ったものを研いで究めていく方々。 かっこいいですね。 まだまだ分からないことが沢山ある世の中で、面白がれる人々っていいですね。
Posted by
バイオロギングという、動物に観測機器を取り付け、その行動を調査する事で、明らかになった姿をえがく。最近はセンサーやカメラの小型化が進んでいるが、当初はそんな小型化されたものが手に入らない状態で、科学者の苦心の発明や改良の様子に、黎明期の研究の苦労や面白さが伝わった。
Posted by
物理の入門書を期待してたら違った。 けどフィールドワークの様子や、動物の潜水、飛行を簡単な物理で説明してくれてるのが面白かった。 特に好きなのが、海面に浮かび眠る北極のアザラシにタッチした話。はっと目を覚まし、慌てて潜り去った。ってめちゃくちゃ可愛い。 ニシオンデンザメの目からぶ...
物理の入門書を期待してたら違った。 けどフィールドワークの様子や、動物の潜水、飛行を簡単な物理で説明してくれてるのが面白かった。 特に好きなのが、海面に浮かび眠る北極のアザラシにタッチした話。はっと目を覚まし、慌てて潜り去った。ってめちゃくちゃ可愛い。 ニシオンデンザメの目からぶら下がっている寄生虫も可笑しい。
Posted by
生き物が大好きなひとは、好奇心が旺盛で大好きだな〜こういう本、すごく好き 生物学(生態学)×物理学 多様性と、シンプルな法則性 バイオロギング アホウドリは46日間で地球一周、イカ ミズナギドリは8ノ字描きでずっと夏を過ごす 風や、潮目の温度、エサ探し 進化の収斂(しゅうれ...
生き物が大好きなひとは、好奇心が旺盛で大好きだな〜こういう本、すごく好き 生物学(生態学)×物理学 多様性と、シンプルな法則性 バイオロギング アホウドリは46日間で地球一周、イカ ミズナギドリは8ノ字描きでずっと夏を過ごす 風や、潮目の温度、エサ探し 進化の収斂(しゅうれん) 途方もない ワタリアホウドリ 体重10キロ、3メートル 心拍数変わらず空を飛ぶ 「意外なことに、鳥の普段の生活で重宝するのは遅く飛べる能力である。遅く飛べる鳥は速くも飛べるが、速く飛べる鳥が遅く飛べるとは限らない」 ハチドリ ホバリング 動物の代謝速度は体重の3/4乗に近い値に比例して増えていく 鳥はなぜ飛べるのか 滑走飛行と羽ばたき飛行 →翼の流線型、前からの空気を後方に送り出すとき少しだけ軌道を下にそらす
Posted by
この本は動物の生態学や物理学を学べるだけでなく、紀行文や読み物そのものとしての楽しさが味わえる素晴らしい作品だ。 最先端の科学を扱っているにも関わらず、平易な言葉づかいと分かりやすい解説で、門外漢でも理解に難くなかった。 今年一番、ひとに勧めたい本のひとつだ。
Posted by
ライトなタイトルながら、内容は詰まっている。筆者の愛と熱が伝わってくるのも良い。人間がお目にかかることのできない水中や空の世界を少しだけ覗かせてくれるアトラクションのような本。
Posted by
生き物がどのようにして生活しているのか、どのようにして泳いでいるのか、飛んでいるのか。直接に野生の生き物に機器を取り付けて観測するバイオロギングという手法を使った研究についての話をいろいろと書かれています。著者の仕事(国立極地研究所)の興味深いエピソードから、なぜその仕事をするこ...
生き物がどのようにして生活しているのか、どのようにして泳いでいるのか、飛んでいるのか。直接に野生の生き物に機器を取り付けて観測するバイオロギングという手法を使った研究についての話をいろいろと書かれています。著者の仕事(国立極地研究所)の興味深いエピソードから、なぜその仕事をすることになったのかの人生の物語。南極などの特殊な場所での仕事の様子。著者の仕事にまつわる面白いエピソードに引き込まれるように読むことができました。もちろん、調査の結果から明らかになったことなど、本書の主題の部分も非常に刺激的で面白く、自身の身の回りの生き物に対しても親近感が増えたように感じました。
Posted by
- 1
- 2
