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ペンギンが教えてくれた物理のはなし の商品レビュー

4.4

15件のお客様レビュー

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2021/09/12

未知なる生態をデータから推測する過程は、まさにミステリーの醍醐味。文庫になるだけあって非常に読みやすい。 まるで見てきたように海洋生物の動きを描写していて、とてもわかりやすい。

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2021/09/01

まずバイカル湖ってアザラシいるんだ! 私のように頭悪くても読めまして、へえ!ってなる面白い今まで知らない話

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2021/08/27

めちゃ面白かった!! ”物理”という文字で敬遠した人は、思い直してほしい。そして、物理ちゅうても楽しくて面白い物理もあるんだと思ってもらえると良いな、と思う。 バイオロギングの話。とってもわかりやすく、面白いエピソードもちりばめられている。 鳥関係のバイオロギングについては、それ...

めちゃ面白かった!! ”物理”という文字で敬遠した人は、思い直してほしい。そして、物理ちゅうても楽しくて面白い物理もあるんだと思ってもらえると良いな、と思う。 バイオロギングの話。とってもわかりやすく、面白いエピソードもちりばめられている。 鳥関係のバイオロギングについては、それなりに調べもしているし、身近ではあるんですが、こうして読むとやっぱりもすごく感動します。何が面白いって、やっぱり海洋生物。アカボウクジラは2992メートルを大きく超える潜水深度が記録!!アカボウクジラすごすぎる。  あとは、昔図鑑で呼んだ、マグロは時速80キロ、カジキは時速100キロというのが正しくない、ということの説明とか、いつも思うが、科学の進歩などで私が小学生の頃に習ったり読んだりした色々なことが、かなり塗り変わっているのをひしひしと感じた。 実際生活していると、アップデートしていない人が古すぎる情報を撒き散らしているのを見ることが多いので、色々と鵜呑みにしたらあかんなぁ、と思う。知ってることとか専門分野の場合は、まあ、やばいこと言うてはるわーってわかって聞いてますが、知らん分野だと、ほんと「へぇ〜」って思いますからねぇ

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2021/08/14

動物に計測器を装着して、収集したデータから動物の生態を研究するバイオロギング。 この手法により、自然体でいつも通りの動物の行動を定量的に観測でき、今まで想像で組み立てられていた動物の生態を明らかにしていく

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2020/11/10

バイオロギングで得たデータを物理法則で調理する。 “なぜ”ではなく、“どのように”して動物たちは行動出来るのか。 2014年出版の文庫化。当時はたしか中か高の課題図書だった気がする。 「渡る」「泳ぐ」「測る」「潜る」「飛ぶ」を著者のフィールドワークこぼれ話(だけではないです)...

バイオロギングで得たデータを物理法則で調理する。 “なぜ”ではなく、“どのように”して動物たちは行動出来るのか。 2014年出版の文庫化。当時はたしか中か高の課題図書だった気がする。 「渡る」「泳ぐ」「測る」「潜る」「飛ぶ」を著者のフィールドワークこぼれ話(だけではないです)と研究から。 失敗談が面白い。スケールがちがう。 水中の動物の速度、蔵書の図鑑類を確認しなくては…と思ってたのを思い出した。 新しい図鑑は大丈夫と思うけど、すこしばかし古いのを。クジラがきちんとしたデータならオッケーかな。種とスピードですね。 鳥の飛行速度が、これから楽しみだ。 バイオロギングの歴史と先人及び研究の第一人者まで。 あいたい!知りたい!飛び出したい!とワカモノたちが思ってくれそう。 文庫あとがきより。 アカボウクジラ、潜水記録更新2992メートル! 『ペンギンすいすい運動学』というタイトルについて。 ←覚えやすい点ではすいすいかな。クレバーな感じは現タイトルかな。 『海の中のくらし』福音館書店の佐藤克文さんは、渡辺さんが学生時代に指導してもらってた助教授だそうです。

Posted byブクログ