ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか の商品レビュー
経営における 変えてはいけない所と変えないといけない所の経営判断が 明確な会社だった。 作業着を売る古い会社だと思い込んでた 自分を恥じた本。 これからはワークマン注目企業。
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とても面白くて、参考になった。 売り方を変えるだけで、こんなにも売上が変わるとは。 イノベーションとはこういうことを言うのだろう。 視点を変えることで、とても新しいものが生み出された。 データ経営についても、なるほどと思うことばかり。 エクセルで十分だし、自分でデータをいじることで考えることができるということも確かにそうだ。 自分の肌実感的にも、BIツールでキレイにデータを見せられるものから考えるよりは、そこから先、いろいろな視点でクロス集計することから新しい発想が見えてくる。それを商品を作るひとも販売の企画も営業も、みんなが当たり前のようにやっていることがデータドリブンってことなんだろうなあ。それを徹底するために、人事制度にまで組み込んでいくところが、「愚直」にやるということか。
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ワークマンプラスはワークマンの商品と実は同じで店舗デザイン、陳列を変えただけで年間店舗目標を3ヶ月で達成。 改革を進める上で ・データに強い組織にするために全社員にExcel講習実施、部長昇格条件にデータ分析力必須 ・もともと標準化が強かったため、新業態に切り替えた時も他店舗展開が実施しやすかった ・もともとワークマンプラスの初出店時に「WMプラス」とワークマンの既存イメージをなくすネーミングにしようとしたがテナント募集元より「ワークマンというプロが使う商品というブランドを消さないで欲しい」という依頼の元ワークマンプラスという名称になった
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2020年54冊目。満足度★★★★☆ 久しぶりに一気に読めるビジネス書だった。ワークマン躍進の理由がよくかわかった。同社へ投資している人・検討している人は必読。
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・AIはたつどころに結果を教えてくれる。だからこそ、社員が考えなくなってしまう。 ・ワークマンのデータ活用の原則は「浅く広く」。知識が浅い分を衆知という広さで補う。皆で考えて進化させていく。AIのようなスーパーパワーではなく、普通の人の知恵を集めて経営していくのが理想 ・負ける勝...
・AIはたつどころに結果を教えてくれる。だからこそ、社員が考えなくなってしまう。 ・ワークマンのデータ活用の原則は「浅く広く」。知識が浅い分を衆知という広さで補う。皆で考えて進化させていく。AIのようなスーパーパワーではなく、普通の人の知恵を集めて経営していくのが理想 ・負ける勝負はしない。競争して負けるぐらいなら最初から勝負しないほうがまし ・妥当アマゾンのスローガン 1) Amazonに定価で負けない 2) Amazonに販促費で負けない(販促費を最小化する意味) 3) Amazonに配送費で負けない ・データを見ながら何でも変える。意見を変えるのがいい上司。 ・(個人が)頑張るかわりに何かを捨てる ・コト(体験)にお金をかけるには、買うものを安くしなきゃいけない。可処分所得は一緒だから、コト消費が進めば、それだけモノへの消費は減る。だからデザイン的に見栄えがして、コスパがいいものを作って、じっくり待っていればいい。
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1.先日、初めてワークマンに行きました。CMで見てたイメージとまるで違ったので、驚いたのですが、これは「ワークマンプラス」という店舗でした。その後調べてみると、ユニクロの対抗馬として現在売上が爆上がりしているとのことなので、興味を持ちました。 2.ワークマンがここまで利益を上げることができたのは、データ教育、経営を徹底しているからだということです。今でこそ当たり前ですが、社員全員にEXCEL研修を行い、かつ全員が活用できるまで育て上げることが強みになっています。こうすることで自身の勘をマニュアル化するきっかけとなり、社員の成長スピードを高めるとともに、仕事の効率化も図れます。そのため、ワークマンでは5分前出勤、5分後退勤が可能になり、ホワイトフランチャイズとしても評価を受けています。 このような例を挙げながら、ワークマンはどのように成長したのか、その歴史を知ることができます。 3.初めて行ったときに、安いという印象でした。ワークマンは低価格かつ高機能の市場を見出し、この市場においてはほぼ独占状態となっています。潜在的な市場として4000億円の売り上げが見込まれるということに驚きでした。 社長がコンサルとして活躍していたこともあり、データ経営や社員教育の徹底をすることで、「勘ピューター」からの脱出に成功しました。自分の行動を可視化することで改善点を明確化することは日頃の課題になっているのでとても勉強になりました。
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昔からワークマンの存在は知っていたがここ3年の株価の急上昇は何なのか?そんな疑問を持っていた中、ワークマンが出していたペットボトル真空保冷容器が気になり、ワークマンへ足を運んでみたが売り切れていた。ロンブーの淳がワークマンをベタ褒めしていた。テレビで店の看板を時間帯で変える報道を...
昔からワークマンの存在は知っていたがここ3年の株価の急上昇は何なのか?そんな疑問を持っていた中、ワークマンが出していたペットボトル真空保冷容器が気になり、ワークマンへ足を運んでみたが売り切れていた。ロンブーの淳がワークマンをベタ褒めしていた。テレビで店の看板を時間帯で変える報道を見た。 色々な断片的な情報しかなく、悶々としていた中、この本の存在を知り、読んでみたくなった。 この本を読んでワークマンは急成長すべくしてしていることが分かった。 ・飽和状態に見えるアパレルにおいて独自のポジショニングを見つけたブルーオーシャン戦略。 ・原価率65%による高品質、低価格な商品ラインナップ。 ・独自のオートメーション在庫管理システムにより地域によって差をつけながら自動的に発注できる。 ABテストによる市場マーケティング。 ・タレントを起用せず、本当にワークマン商品が好きなアンバサダーと協同した広報戦略。 ・FCの経営者を厳選すること。片手間、副業は許さない。 こういった戦略により、ワークマンは地域密着型の地元業者の良さとマニュアルなど効率化された大手企業の良さが融合された他に真似できない経営をすることで急成長を遂げているのだと思う。 ワークマンの要素は自分の会社でも取り入れられるものがあるのではないか考えてみる必要がある。
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勢いのあるワークマンの潜入ルポ! コロナでも売上を伸ばしたのは、職人を支えている「社会インフラ」なので、単純にユニクロとかとは比較できないと思いました。 ワークマンプラスとは、見せ方を変えただけ!でとてつもないヒット! この発想はBtoCだと当てはまるだろうか?おもしろい! あと...
勢いのあるワークマンの潜入ルポ! コロナでも売上を伸ばしたのは、職人を支えている「社会インフラ」なので、単純にユニクロとかとは比較できないと思いました。 ワークマンプラスとは、見せ方を変えただけ!でとてつもないヒット! この発想はBtoCだと当てはまるだろうか?おもしろい! あと、善意型サプライチェーンという方法も初めて知った。 しかし何よりすごいのは、価格軸に機能軸を追加してポジショニングしたところ。 世の中にある、「ライバルが多い、ありふれたサービス」、は自社だけの強み・特色を見つけてポジショニングをする必要があり、他と戦ってはいけないです。価格で勝負できるのは大手だけです。 そのような「発想を出す場、脳に汗かく場」が中小企業には本当に欠如していると思います。そのようなサービスにもっともっと磨きをかけ、自社を成長させたいです! ↓備忘メモ 2020年5月末で869店舗(うちプラスは175店舗)、95%FC、継続率は99% コロナ禍でも、1月~3月は前年比2桁、4月5%増、5月20%増 ☆ワークマンは社会インフラ(職人を支えている、という決断) ワークマンプラスは、1700アイテムのうち、アウトドア、スポーツに絞って320アイテムを切り出しただけ 商品を変えずに見せ方を変えて2倍売れた ☆アウトドアショップ風に見せた 今後は女性向け店舗、ワークマンシューズ等を考案 価格軸に、機能軸を加えてブルー・オーシャンを発見 ☆「低価格で高機能」 とにかく競争しない まず先に売価を決める 機能や品質でトップメーカーにはかなわないが、トップメーカーの商品はいらない機能までついている ☆善意型サプライチェーン メーカーが生産した分はすべてワークマンが買い取る。 無条件で買い取るからこそ、メーカーは責任を感じて、ワークマンの立場に立って最善の納品をしてくれる ブロガーやユーチューバーによる製品開発アンバサダー 芸能人は一切起用しない、ワークマンをどれだけ愛しているか SASUKEファッションショー 日本みたいに狭い国ではクリック&コレクトがメインでもいい 注文はネット、受け取りは店舗 それだけの店舗網がある
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これまでワークマンはあまり注目してこなかったが本書を読んでその凄さが分かった。安いうえに品質が良いのだ。作業着だけでなく普段着もとてもおしゃれだ。マーケティング的にも見習うべきところは多い。企業の個性はどうスタートを切ったかによってつくられる。冷感リフレクティブ、肌さらさらZER...
これまでワークマンはあまり注目してこなかったが本書を読んでその凄さが分かった。安いうえに品質が良いのだ。作業着だけでなく普段着もとてもおしゃれだ。マーケティング的にも見習うべきところは多い。企業の個性はどうスタートを切ったかによってつくられる。冷感リフレクティブ、肌さらさらZERO DRY、アンバサダーマーケティングでインフルエンサーを組織化、ワークマンとワークマンプラスの切り替え、愚直にクリック&コレクトを突き進む等今後はユニクロ、ニトリを超える会社になっていきそうな予感がする。
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この本を読んでまず思ったのがワークマン行ってみたい‼️ワークマン最近人気あるんだよってなんとなく回りで聞いたことがあったが、そりゃそうだよなと納得しました。いろんな企業の歴史があるなかでワークマンは新たな一人の人材によって新たなワークマンを作り上げたリーダーシップがとても印象に残...
この本を読んでまず思ったのがワークマン行ってみたい‼️ワークマン最近人気あるんだよってなんとなく回りで聞いたことがあったが、そりゃそうだよなと納得しました。いろんな企業の歴史があるなかでワークマンは新たな一人の人材によって新たなワークマンを作り上げたリーダーシップがとても印象に残った❗同じ店舗で看板を替えて二つのお店として営業してみたり、お店の雰囲気を変えて商品はそのままといった売り方などはとても参考になった❗あとは商品や自社を知ってもらうための取り組みもここまでやるのかというところが大いにあった。私自身ワークマンのファッションショーすごい好きです⤴️ひとつのムーブメントを起こすのにそれぞれが与えられた役割を愚直に進めていることがワークマンの企業の強さなんだと思う❗
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