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老人と海 の商品レビュー

3.8

316件のお客様レビュー

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2023/05/07

入院中に読了。 老人・サンチャゴのタフさに驚きながら読みました。 帰ってきたら後の少年とのやりとりが、なんとも心地よかった。

Posted byブクログ

2023/05/07
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130ページほどで読みやすい割に心にじんわりしたものが残る。 巨大カジキとの死闘、サメとの戦い、少年との関係性などどれもがとても良かった。 なんとも切ない結果に終わってしまったが、それでも漁師たちや、特に少年が老人を大事におもってくれているようで救われた。 『「だが、人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない」』 『「叩きつぶされることはあっても、負けやせん」』 『老人はライオンの夢を見ていた』 このあたりは特に好き。

Posted byブクログ

2023/05/07
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ヨルシカ のブックカバー目当てで買って読みました。 名前は聞いたことがあったヘミングウェイさんでしたが読むのが初めてで構えてしまいましたが面白かったです. 老人とマグロの関係性の変化が面白かったです。 最後の解説でヘミングウェイと海やサメとの関係を知りさらに深読みができ面白く感じました.

Posted byブクログ

2023/05/07

臨場感がすごかった。 これは釣りとか野球好きな人が読んだら楽しいんだろうか。 ヘミングウェイ読むの初めてかも。

Posted byブクログ

2023/05/06

第79回アワヒニビブリオバトル「24時間耐久ビブリオバトル@オンライン」第9ゲームで紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。 2021.09.18

Posted byブクログ

2023/05/03
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初ヘミングウェイ。 せっかくこの世に生まれてしまったのだから名作ぐらいは読んでおこうという目標の第一歩。 面白さは置いといて、魚と老人の戦いがどう終わるのか気になって一日で完読。 序盤の少年と老人のシーンから、老人は無口で物静かな人なんだろう、日々に期待せず少しの食べ物と少年がいてささやかな余生を過ごしているんだろう、と勝手に思っていたのだが、魚と出会ってからの老人はまさに屈強な経験豊富な1人の漁師。 長年の経験に自信を持っている漁師に変わっていったことは少し驚いた。自負がある、それがつまり夢のライオンに繋がるという事だろう。じゃあそれをどう落としていくのかな、って考えながら読んでいたから、最後は少し物足りなさを感じたのと、少し悲しい、侘しい、切ない気持ちを持ち合わせていた。老人は老人だった。でも漁師でもあった。元から漁師だったのだから当然なのだが、私の最初の認識が間違えていたのだ。 そしてこれは作者のヘミングウェイにも繋がって大失敗をしていた事に気づいた。そもそもヘミングウェイ自体が屈強な男性だという事を知らなかった、名前がハミングみたいな響きだから勝手に優男を想像していた、肖像ですでに何か違うとは思ったけど、まさかここまで逆転の人物像だとは知らなかった。 もう一つの失敗が初ヘミングウェイでまずこの本を読んでしまった事だろう。ジャブの感覚で薄めの方を選んでしまったことがこんなにも悪手であったとは。 ヘミングウェイの名作ではあと4冊ほど読む予定、 またその本達を読み終えた最後にこの本を読む事にしようと思う。

Posted byブクログ

2023/04/29

夏になるとキューバの小さな港と日焼けした肌の痩せ細った老人をイメージしながら毎年読んでいる。キューバの海を知り尽くし魚との闘い方を熟知しながらも、漁獲に恵まれず役を終えようとしている老漁師が、その全能を尽くして大物カジキと闘う様が穏やかな海とは裏腹にとっても熱く伝わってくる。他の...

夏になるとキューバの小さな港と日焼けした肌の痩せ細った老人をイメージしながら毎年読んでいる。キューバの海を知り尽くし魚との闘い方を熟知しながらも、漁獲に恵まれず役を終えようとしている老漁師が、その全能を尽くして大物カジキと闘う様が穏やかな海とは裏腹にとっても熱く伝わってくる。他の漁師とは裏腹に老人の経験に畏敬の念を抱く少年の振る舞いが目頭を熱くさせる。カジキの身は得られなくとも、たった一人で大物カジキと何日も闘った老人のことは、ずっと語り継がれることだろう。また、来年の夏に手に取ってみよう。(o^^o)v

Posted byブクログ

2023/04/28

厳粛なる自然へ畏敬の念を込めた自然讃歌であり、海に一生を捧げた男の生き様を描いたヒューマンドラマでもある名作。 老いても尚、ロマンを追い求め、大自然に挑み続ける精神的な力強さに感銘を受けた!!

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2023/04/20

ずっと読んでみたかった名作。 釣りの成績が80日以上当たりなしという鳴かず飛ばずの老釣り人が、久々に大物をヒットさせるも、それはみたこともない大カジキ。 次々に迫り来る困難に直面しながらも体力と知力を尽くして奮闘する老人の姿に胸を打たれます。 "だが、人間ってやつ...

ずっと読んでみたかった名作。 釣りの成績が80日以上当たりなしという鳴かず飛ばずの老釣り人が、久々に大物をヒットさせるも、それはみたこともない大カジキ。 次々に迫り来る困難に直面しながらも体力と知力を尽くして奮闘する老人の姿に胸を打たれます。 "だが、人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。 叩きつぶされることはあっても、負けやせん" 一度は耳にしたことのあるフレーズは、海の美しさに惚れ込み、海を愛する老人の姿と共に、海の獰猛さ、過酷さも同時に描かれるシーンで発せられる。 全体を通して描かれる老人と海の物語は、それはもはや「老人と海との壮大なラブストーリー」ではないかと思わせてくれる。 魚を含む自然界の生き物たちを間接的にも殺して、食べ、生かしてもらっている我々人間の有り難さを痛感しました。

Posted byブクログ

2023/04/16

リアルな描写で空気感が伝わってくる。 カジキとの戦い以前は退屈だったけれど後半は没頭した。 私も1人でこんな漁をしたら独り言を連発してしまうだろう。

Posted byブクログ