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おいしくて泣くとき の商品レビュー

4.3

139件のお客様レビュー

  1. 5つ

    65

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2023/06/13

『ロールキャベツ』の方を先に読んで、世界線が重なっているとのことでこちらも読んだ。 こども食堂をテーマに扱っているだけあって、読んでいるのもつらくなるような出来事が描かれる。けれど森沢作品だからきっと最後はいいことあるはずだと思って頑張って読んだ。 間違いなくいいことありました...

『ロールキャベツ』の方を先に読んで、世界線が重なっているとのことでこちらも読んだ。 こども食堂をテーマに扱っているだけあって、読んでいるのもつらくなるような出来事が描かれる。けれど森沢作品だからきっと最後はいいことあるはずだと思って頑張って読んだ。 間違いなくいいことありました。 主人公の心也が、約束が苦手だと告白する気持ち。やさしい嘘でも、守られなかったときの心の傷の深さに胸が痛んだ。 けれど、最後に果たされた約束で、みんなが幸せな気持ちになれていて、心也の心の傷も少しは癒えていたらいいなと思う。 優しくてあたたかい終わり方だった。 そして阿久津さん、グッジョブでした。

Posted byブクログ

2023/06/06

知らないうちに薄汚れてしまっている心を、洗濯機に入れてすっきりと綺麗にしてくれる様な作品でした。私の心も洗われたような気がします。 通勤電車の中で読んではいけない作品です。深呼吸をしても涙腺は緩みっぱなし。 読み終わってから「こども食堂」について調べてみましたが、結構あるんで...

知らないうちに薄汚れてしまっている心を、洗濯機に入れてすっきりと綺麗にしてくれる様な作品でした。私の心も洗われたような気がします。 通勤電車の中で読んではいけない作品です。深呼吸をしても涙腺は緩みっぱなし。 読み終わってから「こども食堂」について調べてみましたが、結構あるんですね。こんなにあるとは知りませんでした。このこども食堂を題材にして二つの切ないストーリーが展開されていく。 二つのこども食堂がどの様につながっているのか?全くわからずに読み進めていきました。時間軸が繋がる最後の展開に深呼吸をすることも放棄してしまいました。 涙は流れましたが、悲しい涙ではなかった。心は前向きに、温かくなりました。

Posted byブクログ

2023/06/30

各章の中で『心也』『夕花』『ユリコ』が交互に主人公になり話が進んでいく。しかし、いったいこのユリコさんの話はどう繋がっていくのだ?と、思いつつ読み進めていたら、最後の最後で種明かし!感動でした。 やっぱり森沢明夫さんの話しが好きです。

Posted byブクログ

2023/05/28

最初から最後までほとんど泣いてました。 途中で止められず3時間半かけて読み切りました(;_;) 自分でもなんで泣いてるのか分からず。 物語に泣いてるのか、最初の「母」に自分が入り込んで息子を見ているつもりで泣いてるのかなんだか分かりませんが、涙が止まりませんでした。 例にならって...

最初から最後までほとんど泣いてました。 途中で止められず3時間半かけて読み切りました(;_;) 自分でもなんで泣いてるのか分からず。 物語に泣いてるのか、最初の「母」に自分が入り込んで息子を見ているつもりで泣いてるのかなんだか分かりませんが、涙が止まりませんでした。 例にならって深呼吸しましたが、それも効かない程です。 淡くて初々しいふたりに私も心臓が、一拍だけスキップした感覚でした。 途中ゆり子って誰だろ?話がなんとなく分かるようで分からないなと思って最後にようやく理解して、更に涙腺崩壊。 食べるって間違いなく生きることに必要だし、そこに誰かと囲うと更に幸せなことだし、読み進めると居場所っていろいろな拠り所があるんだなぁって思いました。 心也のような息子に育ったら、また一拍だけスキップしてしまいそうです。

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2023/05/10

2つのお店のつながりが最後にわかって、 おお!となりました。 桜の木が出てきて、同じ店? いや名前違うしとか思いながら読んでた 察しが悪い私でした。 恐怖に押しつぶされそうな時、 『まず深呼吸して楽しいことを想像する』 というのは心を病まずに生きていくコツだなと思いました。

Posted byブクログ

2023/11/25

「こども飯」を続ける心也のお父さんがかっこいい。そしてその心を引き継ぐ心也もまた素晴らしい。 同じ町に二つのこども食堂があると思ったら、時間差があったんだな。最後の展開には驚いたが、気持ちの良い涙を流せた。森山明夫さんの作品は読むと幸せな気持ちになる。これからもいろいろな作品を...

「こども飯」を続ける心也のお父さんがかっこいい。そしてその心を引き継ぐ心也もまた素晴らしい。 同じ町に二つのこども食堂があると思ったら、時間差があったんだな。最後の展開には驚いたが、気持ちの良い涙を流せた。森山明夫さんの作品は読むと幸せな気持ちになる。これからもいろいろな作品をかいてほしい。

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2023/04/06

「こども飯」大衆食堂かざまは貧困家庭の子どもたちに無料で食事を提供する。 おいしくて泣くときってそういうことかと思って読んでいたけどラストめちゃくちゃ感動でした。ものすごい奇跡に心あたたまります。

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2023/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心がほっこりする。 子供食堂がテーマになってるのが気になって読んだ。 最後、夕花がごはん食べに来るシーンでおいしてくて泣く時、の意味がなんとなく分かってうるっときた。

Posted byブクログ

2023/03/21

最近涙腺が緩くなりすぎてる。 最初はあー辛い本を選んでしまったのかな失敗したかもと思いながら読んだ。 どうしようかとおもいながら読み進めて、最後謎が解き明かされた時には涙腺崩壊。 最後にちゃんとホッとできる本が好きだ。

Posted byブクログ

2023/02/26

物語の構成に素敵な仕掛けがあり、過去と現在の物語が最後見事に繋がって、驚きと感動を覚えた。登場人物それぞれの大切にしているものや記憶が最後までしっかりと生きていて、それがお互いに共有されたとき、嬉しさと切なさが入り混じった気持ちで胸が熱くなった。もう一度読み返すことで、見落として...

物語の構成に素敵な仕掛けがあり、過去と現在の物語が最後見事に繋がって、驚きと感動を覚えた。登場人物それぞれの大切にしているものや記憶が最後までしっかりと生きていて、それがお互いに共有されたとき、嬉しさと切なさが入り混じった気持ちで胸が熱くなった。もう一度読み返すことで、見落としていた感動につながるピースを見つけることができると思う。

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