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女帝 小池百合子 の商品レビュー

4.1

166件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2021/01/14

とても、興味深く読んだ。小池さんのようにスケールは大きくはないが、こんなふうに息をするように嘘をつく人いるよなー。本人は嘘をついている気持ちはさらさらない。本人にとっては本当の話。 小池さんに興味があって読み始めたが、彼女の人生とともに、政治についても知ることができる。あの報道...

とても、興味深く読んだ。小池さんのようにスケールは大きくはないが、こんなふうに息をするように嘘をつく人いるよなー。本人は嘘をついている気持ちはさらさらない。本人にとっては本当の話。 小池さんに興味があって読み始めたが、彼女の人生とともに、政治についても知ることができる。あの報道の裏にはこんなことがあったのか?と初めて知ることも多く、ミーハーな気持ちで読み始めたのに、意外にも勉強になった。

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2021/01/08

いやはや…なんて人生なんだ⁉︎こんな人生があるなんて,ちょっとやそっとじゃ信じられない…そしてなんと恐ろしいことか… ドキュメンタリーと言うより,ホラーに近い. 文字が読める都民は全員読んだ方がいい. 全国の有権者も,みんな読んだほうがいい. いやぁ…スゴい!

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2021/01/02

読んでよかった。そして、著者の想いも受け止められました。今は心から勇気を持って告発された早川さん(仮名)が心穏やかに暮らされていることを願うのみです。 本書では女帝と銘打たれているが、虚飾の世界に生きる何かが生み出されてしまったのではないかと感じます。 もちろん、誰が悪いとかそう...

読んでよかった。そして、著者の想いも受け止められました。今は心から勇気を持って告発された早川さん(仮名)が心穏やかに暮らされていることを願うのみです。 本書では女帝と銘打たれているが、虚飾の世界に生きる何かが生み出されてしまったのではないかと感じます。 もちろん、誰が悪いとかそう言ってことを断罪するつもりも権利もあるとは思っていません。 ただ、平然と過去を歪めて、人を苦しめているようなお方はやはり要職に就いてはいけないのではないかとも思います。 本書を読んだ後だと、先の都知事選に熊本県副知事をされていた小野さんが出馬されたのもなんだか運命めいたものを感じます。 マスコミも"サービス"なのであり、売れればどのような形であれ良い。と言う部分は有るだろう。と今後は考えていろいろな情報と接さないといけなきですね。自分の頭で考えて物事を見聞きする能力は絶対必要ですね。

Posted byブクログ

2020/12/23

家計を顧みず失敗を繰り返す父。従妹との対抗意識をもって育てる母。屈折した少女時代。歪んだ心を利用したのはマスメディアであった。大言壮語は大衆に受けた。一度持ち上げたら後にはひけない。震災被災者、拉致家族、水俣病患者、アスベスト被害者、築地の女将・・。傷つけられた方々を挙げていけば...

家計を顧みず失敗を繰り返す父。従妹との対抗意識をもって育てる母。屈折した少女時代。歪んだ心を利用したのはマスメディアであった。大言壮語は大衆に受けた。一度持ち上げたら後にはひけない。震災被災者、拉致家族、水俣病患者、アスベスト被害者、築地の女将・・。傷つけられた方々を挙げていけば切りがない。それでも虚像を伝えるメディア。そんな情報を好んで消費し続けた大衆。学歴詐称が法的に証明されることはないだろう。信じるか信じないか、それは個々人次第。大物政治家・官僚も翻弄されている。止める者は?それは人びとの心持ち次第

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2020/12/18

読んだらきっと憤ったりムカついたりイライラしたりすると思う。 こんな人が日本の首都のトップだとは…。 膨大のな料を集めたり、多くの人にインタビューをしたりして、3年半かけて完成された作品。 おそらくここに記されていることは真実だろう。 なんとなく胡散臭かった小池氏の正体に、憤りな...

読んだらきっと憤ったりムカついたりイライラしたりすると思う。 こんな人が日本の首都のトップだとは…。 膨大のな料を集めたり、多くの人にインタビューをしたりして、3年半かけて完成された作品。 おそらくここに記されていることは真実だろう。 なんとなく胡散臭かった小池氏の正体に、憤りながらも納得できてしまった。 テレビで目立っているからと彼女を支持してしまう人に1番読んでほしい。

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2020/12/15

現東京都知事・小池百合子に迫るノンフィクション。内容の真偽はともかく小池百合子の実体に迫る内容が実に面白かった。また、小池百合子の歩みとともに、平成時代の日本の30年の政界の動きを復習できる一冊にもなっている。 本書に書かれていることが全て真実だとは思えないが(桝添氏とのこととか...

現東京都知事・小池百合子に迫るノンフィクション。内容の真偽はともかく小池百合子の実体に迫る内容が実に面白かった。また、小池百合子の歩みとともに、平成時代の日本の30年の政界の動きを復習できる一冊にもなっている。 本書に書かれていることが全て真実だとは思えないが(桝添氏とのこととか)、カイロ大学首席卒業という経歴は常識的に考えても詐称だろう。限りなく黒に近いグレー。だが、”首席”は本人も言わなくなっているようだし、本人が日本の首都の権力者となってしまった今、”卒業”自体を大学側が否定しないようなので、詐称かどうか分からない状態ではあるようだが。平気で嘘をつくのはむしろこれまでの発言から明らかだし、それで平然として権力にすり寄り、利用し、のし上がっていくのがこの人の凄いところなんだろうと思う。また、常に注目を浴びてきたマスコミ出身の人間として、世間への抜群の発信力があるのも確かだと思う。 しかし、何かやりたいことがあって政治家になっている訳ではなく、政治家になって権力を握ることが目的という人のようだ。こんな人が首都のトップにいるのもどういうものか。嘘をつき続けてトップにのし上がった結果として親しい友人はいない。権力にしがみつかないと周囲から人がいなくなってしまうのだろう。

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2020/12/02

まだ権力の座にある人の伝記をこのようにあからさまに書くことの勇気あるいは恐れに敬意を表したい.前半のある意味不幸な生い立ち,不屈の上昇志向には呆れながらもまだ面白く読めた,が,後半は呆れるのを通り越して腹が立った.その才能を人のために使えれば良かったのにと残念だ.ただここまで上り...

まだ権力の座にある人の伝記をこのようにあからさまに書くことの勇気あるいは恐れに敬意を表したい.前半のある意味不幸な生い立ち,不屈の上昇志向には呆れながらもまだ面白く読めた,が,後半は呆れるのを通り越して腹が立った.その才能を人のために使えれば良かったのにと残念だ.ただここまで上り詰めて行くには,欠点ばかりではなく何がしらの魅力もあったのだろう.

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2021/06/10

☑︎"私が権力者のところに渡るのではなく、私のサポートでその人が権力者になるんです" ☑︎男たちに頼られ、尊敬され、恐れられるリーダー。屈強な男たちを率いる優秀でエレガントな女。それが彼女の求める自己イメージであり、理想だった。

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2020/11/18

一気に読んだ。かなり悪意に満ちた書かれようだ。 しかしながら小池都知事がこの書の内容に対して名誉毀損で訴えることもなければ多分ここに書かれた内容はほぼ正しいのかと。 マスコミを熟知し利用し「小池百合子」という政治家ブランドを築き上げた彼女。また、マスコミもその彼女の策略に迎合し...

一気に読んだ。かなり悪意に満ちた書かれようだ。 しかしながら小池都知事がこの書の内容に対して名誉毀損で訴えることもなければ多分ここに書かれた内容はほぼ正しいのかと。 マスコミを熟知し利用し「小池百合子」という政治家ブランドを築き上げた彼女。また、マスコミもその彼女の策略に迎合した。そうしたマスコミの責任は重い。 築地豊洲問題。オリンピック経費問題。学歴詐称疑惑。掲げた選挙公約の不履行。んー、ペテン師の鏡か(笑

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2021/05/17

女性初の都知事であり、女性初の総理候補といわれた小池百合子の波乱万丈の半生を100人を超える関係者の証言と3年半に渡る取材のもとに描いたノンフィクションの力作です。面白いとは聞いていましたが、これほど面白いとは思いませんでした。政治家の半生記なのに、一気読みできるというまさに稀有...

女性初の都知事であり、女性初の総理候補といわれた小池百合子の波乱万丈の半生を100人を超える関係者の証言と3年半に渡る取材のもとに描いたノンフィクションの力作です。面白いとは聞いていましたが、これほど面白いとは思いませんでした。政治家の半生記なのに、一気読みできるというまさに稀有な本です。 前半は右頬にある赤アザに悩んだ少女時代、疑惑にまみれたエジプト留学時代を描き、中盤以降は日本新党での初当選、自民党への鞍替え、都知事への就任、都民ファーストの会の躍進、希望の党での失敗、豊洲への移転問題に関する不誠実な対応を描きます。政党を替え、常に権力者の横に収まりポストを得るという彼女の渡世術、敵に対しては容赦なく攻撃するという残忍性、息を吐くように飛び出す嘘八百。 小池百合子がどんな人物なのか、冒頭に登場する「彼女のことを古くから知るというその人」の証言に端的に表現されています。 「なんでも作ってしまう人だから。自分の都合のいいように。空想なのか、夢なのか。それすら、さっぱりわからない。彼女は白昼夢の中にいて、白昼夢の中を生きている。願望は彼女にとっては事実と一緒」 人間であれば、誰だって嘘を吐きます。それは人や自分を傷つけないようにする嘘であり、自己防衛本能的な嘘もあり、優しさから来る嘘もあります。ところが、彼女の口から発する嘘は権力を手に入れるため、時には必要以上に人を貶めるための嘘です。すごい人だなと素直に思いました。 この本は是非映画化して欲しいです。 題名は「女帝・虚構の椅子」 キャスティングも完了しました。 小池百合子    松たか子 細川護煕     福山雅治 舛添要一     上川隆也 小泉純一郎    吉川晃司 小沢一郎     古田新太 菅義偉      段田安則 土井たか子    江口のりこ 田中真紀子    木村佳乃 百合子の父    古舘伊知郎 百合子の母    宮崎美子 ユーチューバー  フワちゃん カイロ時代の友人 多部未華子 なお、この本では平成政治史がコンパクトにまとめられていて資料としても便利です。お勧めの1冊と思います。

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