謎のアジア納豆 の商品レビュー
子供の宿題のために借りたけど、タイトルから興味しかなくて読んでみたらめちゃくちゃ面白かった。 納豆が日本だけのものじゃなかったのも驚きだし、どんなものにも納豆菌があるなんて目から鱗。 納豆菌て強いっていうけど、いろんな葉からもできて驚き。 作者の方が子供のように楽しんでいるのがわ...
子供の宿題のために借りたけど、タイトルから興味しかなくて読んでみたらめちゃくちゃ面白かった。 納豆が日本だけのものじゃなかったのも驚きだし、どんなものにも納豆菌があるなんて目から鱗。 納豆菌て強いっていうけど、いろんな葉からもできて驚き。 作者の方が子供のように楽しんでいるのがわかって、読んでて面白いしワクワクできた
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図書館で借りた。 アジアの山奥で出会った、納豆そっくりな料理…これは一体何なのか、なぜこんなところに日本独自の料理と思っていた納豆があるのか、他にもこんな海外納豆はあるのか…果ては納豆はどこから来たのかと、納豆を探す調査旅記録だ。 しかし単なる旅日記ではない。納豆レシピ本の側面も...
図書館で借りた。 アジアの山奥で出会った、納豆そっくりな料理…これは一体何なのか、なぜこんなところに日本独自の料理と思っていた納豆があるのか、他にもこんな海外納豆はあるのか…果ては納豆はどこから来たのかと、納豆を探す調査旅記録だ。 しかし単なる旅日記ではない。納豆レシピ本の側面もあり、日本を見つめ直す日本学的な価値もあり、なんなら社会科学の論文的価値もある…とにかく、ものすごい本だ。面白いだけじゃない。 他の方のブクログ感想に著者の評判が書いてあったが、とても好評だ。…私も著者の他の本を漁りたくなった。続編的な本?もあるようだ。これは読まなければ。
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まさか納豆からここまで驚きと発見に溢れた一冊になるとは。500ページ近い長さでも最後までワクワクしながら読めた。そしてとにかく納豆が食べたくなる。 納豆文化圏の民族が強く生きてきた歴史を知ることができたとともに、納豆を介して旅先で高野さんが出会った人々の日々の団欒が垣間見えた気...
まさか納豆からここまで驚きと発見に溢れた一冊になるとは。500ページ近い長さでも最後までワクワクしながら読めた。そしてとにかく納豆が食べたくなる。 納豆文化圏の民族が強く生きてきた歴史を知ることができたとともに、納豆を介して旅先で高野さんが出会った人々の日々の団欒が垣間見えた気がした。私もいつか現地へアジア納豆を食べに行きたい!
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2023年に読んだ本ランキングの暫定1位! 気になることがあればとにかく現地に向かい、実物を見て食べ、作り方を教わり、自分でも作るという質の高い大人の自由研究本。 納豆に興味がない私のような人間でも驚きの連続でページを捲る手が止まらない。 現地の写真も沢山掲載されており、写真を通...
2023年に読んだ本ランキングの暫定1位! 気になることがあればとにかく現地に向かい、実物を見て食べ、作り方を教わり、自分でも作るという質の高い大人の自由研究本。 納豆に興味がない私のような人間でも驚きの連続でページを捲る手が止まらない。 現地の写真も沢山掲載されており、写真を通じて現地の雰囲気がよく分かるのもいい。 本の内容そのものも勿論素晴らしいが、納豆及び納豆生産者に対する作者のリスペクトに感銘を受けた。
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高野さんの納豆愛・辺境愛が炸裂した一冊。 そして、最強の飯テロ本。 これを読んでいる間、何パックの納豆を食べてしまったことか。 そして、私の故郷である東北が紛れもなく辺境で、納豆文化の中心地であることを実感した。 納豆汁で育てられ、夕ご飯に何を食べたいかと聞かれたら常に「納豆!」...
高野さんの納豆愛・辺境愛が炸裂した一冊。 そして、最強の飯テロ本。 これを読んでいる間、何パックの納豆を食べてしまったことか。 そして、私の故郷である東北が紛れもなく辺境で、納豆文化の中心地であることを実感した。 納豆汁で育てられ、夕ご飯に何を食べたいかと聞かれたら常に「納豆!」と答え、盆にも正月にも納豆餅をしこたま食べる。さらに、土曜日には「ひとりあげ」に納豆をぶちこんで食べていたことをありありと思い出しながら読んだ。 あと、西和賀(夫の実家のすぐ近く)が「何でこんなとこにわざわざ住むのか」って言われたりしてて、ちょっと笑っちゃった。さすが、元無医村。高野さんをもってしてもびっくりの辺境なのね。地吹雪すごいし、道が崩れればすぐ陸の孤島化するしね。でも、それだけに食に関しては個性とエネルギーが凄くて、観光地としては優秀だと思う。まさか、納豆でも有名なところだとは思わなかった。地元民だけど(だから)、蒙を啓かれた思い。 発酵文化は、本当に面白い。 人間が生き延びるための知恵と勇気の結晶だと思う。 それが場所を変え、文化を超えて各地で納豆という最高の食品に結実していることがとても面白いと思わされた。 さて、この勢いのまま『アフリカ納豆』に突入!
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この本は納豆好きじゃなくても楽しめると思う。 納豆を追い求めてアジア中を巡った作者の文章を読んでいると、自分も一緒に旅をしたような気分になれる。
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まず、日本以外のアジアに納豆ってあるんだ!と思った。納豆はおかずのようなものとして現在はあるけれど、保存食や調味料として使われていることに驚いた。食べ物のことについて調べていくと、最終的には世界史にたどりつくということも不思議だと感じた。ところどころジョークもかかれており、ユーモ...
まず、日本以外のアジアに納豆ってあるんだ!と思った。納豆はおかずのようなものとして現在はあるけれど、保存食や調味料として使われていることに驚いた。食べ物のことについて調べていくと、最終的には世界史にたどりつくということも不思議だと感じた。ところどころジョークもかかれており、ユーモアのある著者が好きになった。他の本も読んでみたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
☆糸を引く納豆を作るのは難しく、失敗すると、納豆汁で食べたという。江戸時代も納豆汁だったな。また、納豆文化のアジア人に日本の納豆を食べてもらうと、味が単調だったり、生(?)なので、変な感じがするという。納豆後進国日本。
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とても面白く興味深いが、長かった。500pページもあるのに、15-20ページ読むと気が散ったり、眠くなったりして読むのに時間がかかった。でも途中でやめようとは思わない魅力がある本。 大人の自由研究だなぁと思いながら読んでいたら、あとがきに「夏休みの自由研究のような内容」と書かれ...
とても面白く興味深いが、長かった。500pページもあるのに、15-20ページ読むと気が散ったり、眠くなったりして読むのに時間がかかった。でも途中でやめようとは思わない魅力がある本。 大人の自由研究だなぁと思いながら読んでいたら、あとがきに「夏休みの自由研究のような内容」と書かれていた。 長かったと書いたが、著者からしたらもっともっと書きたいことはあるのだろうと思うし、冗長というわけではない。知りたいと思ったことをとことん突き詰めていく行動力がすごいし、それを面白く文章にまとめる能力が素晴らしい。 自分は行くことのないであろう辺境の地を旅しているような気分が味わえ、納豆のことを色々知ることができ、歴史にまで触れられていて、とにかく内容の濃い一冊でした。 続編のアフリカ編があるようなので、そのうち読みたいと思う。でも本当はドキュメンタリー映像で観たい。
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「納豆」を巡る探検談。日本を含むアジア各地における「納豆」文化について、現地の人々の生活や会話、また著者の仮説と有識者の見解など様々な方向性から垣間見ることができた。未知をテーマに活動を続ける著者と、日本人には馴染みの深い「納豆」という最初は異色に見えたコンビが、本を読み終えた後...
「納豆」を巡る探検談。日本を含むアジア各地における「納豆」文化について、現地の人々の生活や会話、また著者の仮説と有識者の見解など様々な方向性から垣間見ることができた。未知をテーマに活動を続ける著者と、日本人には馴染みの深い「納豆」という最初は異色に見えたコンビが、本を読み終えた後はとてもしっくりくる。
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