銀色の国 の商品レビュー
色々、衝撃でした。こういうVRゲーム、ありそうとは思ってたんだけど、いかに作るのか難しいか、という説明がちゃんとされてるせいで、ものすごく、現実味がありました。 私にとっては、今年度読んだ小説の中では、怖さNO1でした。
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誰かを救う事と追い込む事は表裏一体なんだと感じました。銀色の国という仮想世界で繰り広げられる話も他人事ではないようにも思えました。ネット社会の今だからこそ刺さるテーマだと思います。 なかなか良かったです。
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SNSに書き込んだ死んでしまいたいという願望。自助グループ「銀色の国」はそういった人々と接触し、とあるVRゲームを配布していた。そこは静かで美しく、言葉によるコミュニケーションが存在しないコミュニティ。 その世界にのめり込んでいく人々は、実はある目的のために集められていた。 あ...
SNSに書き込んだ死んでしまいたいという願望。自助グループ「銀色の国」はそういった人々と接触し、とあるVRゲームを配布していた。そこは静かで美しく、言葉によるコミュニケーションが存在しないコミュニティ。 その世界にのめり込んでいく人々は、実はある目的のために集められていた。 ある目的のために、自分で選びとった選択肢かのように思わせて実はそれを選ぶしかなくならせる、その手法の恐ろしさにぞっとした。 多くの逃げ場がないと感じてる人って、世界を自分で狭めちゃってる気がするんだよね。 世界ってばかみたいに広くて、知れば知るほどやろうと思えばなんでもできるなーと思う。
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CL 2024.7.14-2024.7.16 丁寧な書きぶりが好き。希望のあるラストも。 少しテンポが悪いのと、犯人の動機がサラッと流されているのが物足りなかった。 それにしてもAIとかVRとか、今までの人間の世界では理解できないことがすごいスピードで起きていて、現実世界でもこれ...
CL 2024.7.14-2024.7.16 丁寧な書きぶりが好き。希望のあるラストも。 少しテンポが悪いのと、犯人の動機がサラッと流されているのが物足りなかった。 それにしてもAIとかVRとか、今までの人間の世界では理解できないことがすごいスピードで起きていて、現実世界でもこれからどうなってしまうんだろうと恐怖を感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こんなゲームがあったら確かに自殺まで引っ張れてしまう人続出しそう。 おもしろかったけど、犯人の動機や、拉致して複数の人にゲームを作らせる課程がもっと掘り下げてあったらもっとはまったかも。
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のめり込んだ世界の中で。 既に蝕まれ始めていた心を満たすには、寄り添う気持ちと適度な飴と鞭が絶妙だったのだろうな。 ある程度のものを作ることは出来るけれど、消えてしまっても大きく騒がれない人材を探し出せるのも才能なのでは。
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生きているとどうしても人と比べてしまうけど、人には人の地獄があることを忘れないでいたい。同じように自分には自分の地獄があることも。苦しい時とか辛い時、誰かの苦しみや辛さと自分の苦しみや辛さを比較して自己嫌悪になることがある。なんで私はこんな簡単なことで悩んでるんだろうとか、これく...
生きているとどうしても人と比べてしまうけど、人には人の地獄があることを忘れないでいたい。同じように自分には自分の地獄があることも。苦しい時とか辛い時、誰かの苦しみや辛さと自分の苦しみや辛さを比較して自己嫌悪になることがある。なんで私はこんな簡単なことで悩んでるんだろうとか、これくらいで落ち込んでるんだろうとか。でも、私が苦しかったのも辛かったのも事実で、それが全てだ。人と比べたところで自分の苦しみが軽くなるわけじゃないから、だったらちゃんと自分が苦しかったことを、苦しいことを、肯定しよう。、と思えた。 生きづらいと感じた時に読みたい作品。
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この作家さんにハズレなし! 今度も身近なテーマ、アバターを中心とした自殺サークルのお話。 読みやすく、それでいて先を読ませない展開にページを捲る手が止まりません! 自殺についても深く考えさせられます。
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逸木さんの本は、初めて読みました。 自殺、ネット、人間関係などが組合わさりながらも読みやすい小説でした。 心に残るセリフが見つかる人もいそうだと感じました。
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自殺をテーマした作品 自死が隣り合わせになる瞬間なんて感じる事なんて出来ない。洗脳の怖さを思い知った。 闇には逃げて逃げて逃げまくれ。
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