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銀色の国
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2020/05/29 |
| JAN | 9784488028091 |
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銀色の国
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商品レビュー
3.6
30件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
VRゲーム×探偵というジャンルで、読んでいてワクワクするような感覚でした。探偵ストーリーとしては突然終わりを迎えてしまいますが、キャラクターたちの心情は最後まで読み込むことで理解でき、読み込むことでスッキリできるお話です! この本のキーワードを挙げるとしたら「理解」だと思います。 詩織と犯人が死を求める人たちを救おうと考えを理解し合う。田宮と宙が争ったシーンでは、宙の気持ちを理解しようと「僕の連絡しろ。何時間でも何日でも、一緒にいてやる。何千回でも何万回でも、お前の言葉を聞いてやる。僕が、お前の網になる。」と言った。そして、最後の詩織が自殺を考えるシーンでは、彼女の存在に救われたと伝え、物語が終わる。この他にもキャラクター同士が理解することで場面が変わっていきます。 「理解する、理解してもらう」それが、自殺防止を目指していたトーカーたちの重要なことであり、私たちが日頃心がけることが誰かの支えになる、重要なことだと思います。
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色々、衝撃でした。こういうVRゲーム、ありそうとは思ってたんだけど、いかに作るのか難しいか、という説明がちゃんとされてるせいで、ものすごく、現実味がありました。 私にとっては、今年度読んだ小説の中では、怖さNO1でした。
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誰かを救う事と追い込む事は表裏一体なんだと感じました。銀色の国という仮想世界で繰り広げられる話も他人事ではないようにも思えました。ネット社会の今だからこそ刺さるテーマだと思います。 なかなか良かったです。
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