ゴーストハント(2) の商品レビュー

小野不由美(著者)

2023/06/03

不可思議な心霊現象を解明していく物語。
ホラーテイストではあるが、全く怖くない。
登場人物たちが底抜けに明るくコミカルであり、ギャグ要素やラブコメ要素も盛り込まれているからだろう。
霊媒師、巫女、坊主、エクソシストなど、様々な登場人物が出てくる。
彼らの会話の掛け合いが非常に面白く、シリアスな場面であるにも関わらず笑ってしまう。

単純に読む楽しさを追求した本。
3時のおやつ感覚で読むのがちょうど良い。

2023/02/06

少し本格的ホラーっぽくなる二巻目です。家で様々な怪奇現象にあったり、人形に憑依した霊を落とす等中々面白かったです。そして起きる度にきちんと説明や裏付けをする調査などがされ消去法で真実に近づいていくので読んでいて怖いより面白いと思いました。

2022/12/20

1巻では霊の存在は曖昧だったが、2巻では霊と対峙していよいよゴーストハント開始。
展開はスピーディーだし、主要人物それぞれもキャラが確立してきて、物語が走り始めた感じ。
面白くなってきた。

2022/12/05

このエピソードは、コミカライズ版が雑誌本誌で連載されていたときにリアルタイムで読んだ思い出がある。かなり昔なので記憶が途切れ途切れだったけれど、ミニーに感じた恐怖と麻衣が井戸に落ちた時に心臓がバクバクしたのだけは強く印象に残っていた。
改めて小説を読み進めると、心霊現象のプロたちの関係性が変化していくさまが見て取れて興味深い。前作の旧校舎ではあんなにギスギスしていたのに、この洋館の事件ではナルを中心としたチームが整ってきた感がある。今回は手強い霊を相手にしていたためか、ホラー描写の鋭さが物語を引き立ててくれた。幼い頃に読んだコミカライズは怖い印象が強かったけれど、今小説を読んだあとの印象としては、スリルとミステリ要素の掛け合わせによる高揚感が強い。
次々と能力者たちが集まってくるのは、やっぱりアベンジャーズだよなあ。ホラーに謎解きが加わり、そこにヒーロー要素もある。すごい贅沢な世界観だ。あと麻衣という視点者はやっぱり気持ちの良い存在である。コミュ力の高さよ……。

2022/11/05

一巻目とは打って変わって本当に霊が襲いかかってきたのでびっくりした。真相が明らかになるまでかなり調査に時間を要しており、そこまでは少し読むのがつかれた。家族関係が不和であることを何度も疑う綾子には疲れた。

2022/09/09

2022.9.9
おぉー2冊目にして面白くなってきた！
さすが小野先生！
やっぱちゃんと幽霊は出て欲しいもんね〜
これでマイに霊能力でも付いたら最高だな〜
続きが楽しみです。

2022/08/30

古い洋館で綺麗なお庭、小さな子供と人形がメインの話でした。表紙の絵も綺麗でより家や庭の情景が掻き立てられました。この話から前作のキャラ達が協力して心霊現象に立ち向かって行きます。それぞれのキャラの持ってる能力や知識だけではなく、不可思議な現象を解明するためのサイキックリサーチの調査手法を一から観れる重要な回です

2022/08/20

ゴーストハントシリーズの２作目です。麻衣が「渋谷サイキックリサーチ」でバイトを始め3か月、山や池が望める閑静なお屋敷でおこる不可解な現象の調査を依頼された。科学的アプローチで分析すると少女の持つ人形に心霊現象が‼ 前巻は前振りだったようで、霊が出てきてもリアリティがあり、人形を恐れ逃げたくなる気持ちも分かります。後半になると除霊バトルとなり能力者たちも活躍するアクションものに。解説にある通り「心霊探偵もの」と考えると奥深いものがありますね。今回も加筆マシマシで楽しめました。次巻も楽しみです。（1989年）

2022/07/14

'22年7月14日、Amazon audibleで。シリーズ2作目。

とても、楽しく聴きました。一作目よりは、本作の方がホラーっぽいかな。

軽快なトーク、同じメンツ、そして、可哀想で悲しい事件の背景…エンタメ要素満載！という感じでした。
紙の本で読むと、どうなのかな…と、ちょっと想像させる話でした。audibleだと、「重み」みたいなのがあまり感じられず…悲惨な背景が、軽く流せてしまえるような┐( ˘_˘)┌
でも、トークの軽快さや、主人公達のキャラ等は、充分に楽しめました。若者達には、ライトな読みやすいホラーテイストの物語が、うけるのかな？
エピローグのホンワカさも、大好きです！

さあ、次の巻へ！

2022/06/23

面白かった。
主人公の女子高生が無知でいちいち質問するのに、ちょっとイラッと。
次のシリーズも聴きます！