さよなら世界の終わり の商品レビュー
退廃的と書くのが正しいのか、思春期を謳歌できそうにない鬱屈の捌け口なだけか。激しい思い込みのまま殴り書かれたよう。
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佐野徹夜さんの本が好きなので読みました。佐野徹夜さんの本を何冊か読んできたらわかることがあってまず、主人公はだいたい中高生ぐらいの男子。厨二病感があって全体的に暗い雰囲気です。こんな感じの作風が好きな人にはおすすめできる作家さんです!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鬱小説。読んでいてかなり心に負荷がかかる。 本を読む時、主人公に感情移入するタイプだが、この本では登場人物と同じ気持ちになることができず、読んでいる間はずっと傍観者としてみている感じだった。バッドエンドでないだけ救われた。
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ほんっとに面白かったです。 佐野徹夜さんの小説は「君は月夜に光り輝く」を読んだのが最初で、それからしばらく経って先日図書館に行った時に本作品を見つけて、借りて、今日全部読み終わりました。 いつも頭の片隅にあった死にたい気持ちが、この小説を読んだことで少し和らぎました。この小説は...
ほんっとに面白かったです。 佐野徹夜さんの小説は「君は月夜に光り輝く」を読んだのが最初で、それからしばらく経って先日図書館に行った時に本作品を見つけて、借りて、今日全部読み終わりました。 いつも頭の片隅にあった死にたい気持ちが、この小説を読んだことで少し和らぎました。この小説は、読んでてつらくなるような描写もあるけど、作者の書き方が関係しているのか、すごくつらい気持ちにはならずに「ちょっとここ過激で心に残るな」ってくらいで、最後まで読むのを邪魔するような感じじゃなかったのでよかったです。「状況が落ち着いたかなと思ったら、急展開」みたいに読んでて飽きない構成になってたのが新鮮でした。 小説でありがちな、真っ暗闇のなかで、無理に光を差し込んだというストーリーわけではなく、真っ暗闇で、本当に死ぬか死なないかの瀬戸際で歩き続けて、どこか落ち着くところを見つけた。という感じの終わり方で、自分の心も落ち着きました。 どんなにどん底を生きてても、最後はみんなで笑えてんのかなって思える小説でした。
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痛くても、怖くても、つらくても生きて愛することを選んだ──。 物語の始まりはややダークな雰囲気。作中も生きづらさを抱えた若者たちが足掻きもがく様子が生々しく語られていきます。暗い世の中でも上を向こう…そんなメッセージを感じました。
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登場人物に自分の苗字も名前も出ることがあるのか。 ましてやリストカットに首絞めなんて。 今の私には運命を信じられるのかもしれない。 生きて、愛することってそれだけで凄いんだと思う。
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主人公の生きづらさが、痛いほど分かりました。 不思議なお話だったけれど、現実とも繋がっているものがあると思いました。
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正直私にはなかなか読み進めにくい作品でした。暗いというかマイナスに引っ張られるというか、、、。 読み終えた後もなんだかすっきりしなかったですがあとがきを読んでなるほどなと思いました。。
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いじめ、虐待、世間の目などが生々しく事細かく描写されています。友を救いたい自分は本当の自分なのか、世間を批判し冷めた目で見つつも現実から目を逸らす自分。終始暗い話になっています。最後は救いのある終わり方をした様に書かれていますが、私には救いがある様には思えませんでした。 グロテス...
いじめ、虐待、世間の目などが生々しく事細かく描写されています。友を救いたい自分は本当の自分なのか、世間を批判し冷めた目で見つつも現実から目を逸らす自分。終始暗い話になっています。最後は救いのある終わり方をした様に書かれていますが、私には救いがある様には思えませんでした。 グロテスクな描写や性的な描写が平気な人は大丈夫かもしれません。夜に読むと鬱になってしまうので、お昼に読んだ方がいいと思います。
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衝撃的な冒頭から心を惹かれ一気に読み終えました。正直読んでいて気持ちの良い話では無いですが、心に刺さる話でした。「死にたい」という気持ちを一度でも抱いたことのある方にはぜひ読んで頂きたい作品です。
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