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ヤクザときどきピアノ の商品レビュー

4.1

48件のお客様レビュー

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2020/09/09

主にヤクザを取材対象とした記事を書いてきた、ハードボイルド中年ライターが、ミュージカル映画をきっかけにABBAのダンシング・クイーンをピアノで弾こうと必死に練習に取り組む話。 読みやすくまた筆致力もあり、夢中で読み進めた。 何かを始め夢中になることに、遅すぎる事なんて無いんだよ...

主にヤクザを取材対象とした記事を書いてきた、ハードボイルド中年ライターが、ミュージカル映画をきっかけにABBAのダンシング・クイーンをピアノで弾こうと必死に練習に取り組む話。 読みやすくまた筆致力もあり、夢中で読み進めた。 何かを始め夢中になることに、遅すぎる事なんて無いんだよな。 映画化やドラマ化しそうな一作。

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2020/09/05

淡々と読めますが、あまり抑揚のない お話しかなと。 ただ、50代からの学びについて 背中を押されるような話です。

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2020/08/31

ヤクザを取材してるライターが映画を見たキッカケでピアノでアバを引きたいと思うエッセイ。面白いが途中の音楽の歴史は正直興味が無いので要らなかったかなwピアノの発表会の動画もあるのでそれを最後に見れる楽しみもある。

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2020/08/14

面白すぎた。動画も泣ける。見た目強面、暴力団の抗争でレッスンに行けないとか、脅された経験が無意味だったと思うくらいの発表会での緊張とか、めちゃくちゃの努力と純情。先生も素敵。私もビアノ弾きたくなりました。

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2020/07/19

スーパーななめ読みだから申し訳ないが、 本人の動画もあって尚更良かった…! 何かを始めるのに遅すぎることはないと よく言うけれど、それを実際にできる人は多くない。 恥ずかしいし無理だと思うし、今更感半端ないし。 遅くにはじめたからといって、俺たちはなんの損もしていないのだ。...

スーパーななめ読みだから申し訳ないが、 本人の動画もあって尚更良かった…! 何かを始めるのに遅すぎることはないと よく言うけれど、それを実際にできる人は多くない。 恥ずかしいし無理だと思うし、今更感半端ないし。 遅くにはじめたからといって、俺たちはなんの損もしていないのだ。 本当にその通り。 音楽の楽しさに触れて純粋に楽しむヤクザライター。素敵でした。つられて自分もうきうきする。 そして、練習の大切さを痛感。 昔、練習めんどくさくてサボりまくっててごめんなさい…反省…

Posted byブクログ

2020/06/29

小面倒くさくなく、素直に読める。 この方の別本を読んでいると、そのギャップが面白いのかもしれないけれど、読んでなくても面白い。 同年代で音楽に憧れを持っているわりにひねくれているかんじ人にはやたら響く。 音楽を楽しむ権利?を奪っているのではなかろうかといぶかんでる音楽教育への...

小面倒くさくなく、素直に読める。 この方の別本を読んでいると、そのギャップが面白いのかもしれないけれど、読んでなくても面白い。 同年代で音楽に憧れを持っているわりにひねくれているかんじ人にはやたら響く。 音楽を楽しむ権利?を奪っているのではなかろうかといぶかんでる音楽教育への憤りが随時に爆発する。 先達の文章の引用が多すぎるけれど、 ピアノ初心者、楽器初心者の心を掴むフレーズがたくさんで、背中をおされる。 著者の選択が上手い。 音楽を楽しむ、音に弾む、そういう原始的な感覚を無償に味わいたくなる本。 鈴木さんの中年の可愛らしさに、騙された?本。 まちがいなくオマケの発表会のオチがあってこその本です。

Posted byブクログ

2020/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者である鈴木智彦さんのプロフィールを軽く調べていたのですが、カメラマン、ライター、ジャーナリストをしており、タイトルに含まれているヤクザの抗争や、密漁の取材を行ったり等、この本を読むまでは「ピアノ」という単語とは一切の結び付きを感じず驚きました。   というか最初本を読むまでは、著者の鈴木さんがピアノを弾くのではなく、足を洗ったヤクザの人がピアノを弾くのかなぁと思ってたくらいです。   そんな思い込みは最初の「ずっとピアノを弾きたかった」という台詞で大きく砕けます。   そこから切実なほどにピアノを弾きたかった文章が展開され、ABBAの「Dancing Queen」を映画館で聞いて、ピアノ教室に通い、人前で演奏をする...というのが大まかな話なのです。   それだけでも「おっ!」と思うのですが、これが、「直前までヤクザの取材をしていた52歳のライター」というのがまた面白いです。   間話でピアノが生まれた歴史的な背景話もあれば、ヤクザとの抗争を絡ませた著者の回想話もあり、読んでいて全く飽きないです。 特に好きなのはこの本で出てくる比喩表現で、クセがあってハードボイルドというか、洒落が聞いていて最高です。 好きな事を始める事に年齢は関係なく、歳を重ねても熱中する事は素晴らしい事だと改めて理解できる本だと思います。   興味があればぜひ読んでみてください   この本で紹介されている楽曲を再生しながら聴くと、より没入できると思うので、こちらも良ければご利用ください。   https://open.spotify.com/playlist/4cYaXZKAECPtIIoGGKtJIf?si=X72qSKLcS2KMyCGK_nzsCw ref:https://www.fendo181.me/entry/read-yakuza-tokidoki-piano

Posted byブクログ

2020/05/14

読み終わったあと、またピアノを弾きたいな、と思える本でした。ピアノを弾くことへの純粋な喜びに満ちていて、読んでいてワクワクしました。

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