たゆたえども沈まず の商品レビュー
母が読んでいたのをきっかけに手に取った。 パリの情景や郊外の自然が印象に残る。 ゴッホの作品の知識や、浮世絵の知識があればもっと楽しめそう。 ゴッホの画集を手元に置いて、その年代の作品を見ながら再読したい。
Posted by
ゴッホの絵が売れるようになるのを期待して読んでいたが、まさかあんな終わり方とは!史実に基づいているとはいえ悲しい終わり方。。やっぱりゴッホは亡くなってから売れるんだな。情景描写が秀逸。
Posted by
史実とフィクションの塩梅が素晴らしい。 フィンセント、テオの苦悩、それを支える日本人という構図が楽しかった。絵の題名が出る度、これはどんな絵だろう?とググるのが楽しかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2025/1/16 読了 私が知っている画家ゴッホについては、「耳を切った」「ひまわり」ぐらいしか情報がなく、ゴッホに弟がいることも知りませんでした。 物語を最後まで、読み進めて、そして、「誰もが読み返す」第一章をもう一回読み終えると、「フィンセント、大きくなったのか」と、重吉目線の感想がでてしまいました。 よかった。 画商の林忠正と、画家ゴッホの話しかと思いきや、ゴッホ兄弟の愛と、テオと重吉の友情が混ざり、最後まで読み進めることができました。 そして、重吉が架空の人物だとは! 林さんと、ゴッホは、知り合いではない!? そして、読み終えた後、物語に出てきた絵がどんな絵なのかを検索してる自分がいる! 楽しめました!
Posted by
フィンセント・ファン・ゴッホの物語。 彼を取り巻く人たちの視点で描かれている。フィンセント、テオ、林忠正、重吉、それぞれの人生が交わり、やがて奇跡の一枚を生む。 史実をもとにしたフィクションで、画商・林忠正の助手である重吉も架空の人物なのだが、彼の存在が、フィンセントとテオ、林忠...
フィンセント・ファン・ゴッホの物語。 彼を取り巻く人たちの視点で描かれている。フィンセント、テオ、林忠正、重吉、それぞれの人生が交わり、やがて奇跡の一枚を生む。 史実をもとにしたフィクションで、画商・林忠正の助手である重吉も架空の人物なのだが、彼の存在が、フィンセントとテオ、林忠正を繋いでくれていた。 フィンセントの絵画にかける想い、パリに対する想い、弟テオへの想い。そしてテオの兄への想い。また、林忠正の日本画商としての仕事にかける想い。 それぞれの想いに胸が熱くなった。
Posted by
ゴッホの足跡を、読んでから読むと、背景も理解できてとても良い。 マハさんのゴッホ(フィンセントとテオ両方のように思えた)に対する思いが届くと良いなぁ。 その思いに涙が出る。 ゴッホの絵が好きなのは、孤独があるから。 孤独の深さは全く違うけれど、 なんとなく、だけど、共感するも...
ゴッホの足跡を、読んでから読むと、背景も理解できてとても良い。 マハさんのゴッホ(フィンセントとテオ両方のように思えた)に対する思いが届くと良いなぁ。 その思いに涙が出る。 ゴッホの絵が好きなのは、孤独があるから。 孤独の深さは全く違うけれど、 なんとなく、だけど、共感するものがある。
Posted by
西洋美術やゴッホの生涯に興味を持ったため購読。 主人公は画商の重吉になるが、ゴッホや弟テオとの関係性の中で、ゴッホの人物像をイメージすることが出来る内容だった。ゴッホの人生は、事件もあり順風満帆では無いことが分かり、何ともいたたまれない気持ちになった。 現代のゴッホの作品は良い評...
西洋美術やゴッホの生涯に興味を持ったため購読。 主人公は画商の重吉になるが、ゴッホや弟テオとの関係性の中で、ゴッホの人物像をイメージすることが出来る内容だった。ゴッホの人生は、事件もあり順風満帆では無いことが分かり、何ともいたたまれない気持ちになった。 現代のゴッホの作品は良い評価をされているため、生前に報われはしなかったが、世界を変える作品を残した偉業を称えたい。ゴッホの作品の見方もより深く鑑賞することができそう。
Posted by
オーディブルの読み手の声優さんがとても良くて、2回連続聴いた後活字で読み直したくて本も購入。 ゴッホの人生、テオの人生は一心同体のようだった。互いの感受性や人生観に引っ張られながら、そしてもがき苦しみながら絵画にのめり込んだ二人の生涯。 そんな2人が生み出した絵画が、世界中の人達...
オーディブルの読み手の声優さんがとても良くて、2回連続聴いた後活字で読み直したくて本も購入。 ゴッホの人生、テオの人生は一心同体のようだった。互いの感受性や人生観に引っ張られながら、そしてもがき苦しみながら絵画にのめり込んだ二人の生涯。 そんな2人が生み出した絵画が、世界中の人達を魅了していると思うととても感慨深かった。
Posted by
! 、、フィクションなの?!と読み終わって改めて思いました。 タイトルからは想像できない話で最初は入り込むのが難しいかも、と思いました。が、数ページ読み進めてからは最後まで止まりませんでした。 絵画のお話を文字でこんなにも鮮やかに見せてくれることに驚きました。
Posted by
林忠正が、ゴッホとテオ兄弟に大きな影響を与えており、フィクションと分かっていながら、そんなわけあるかいと思ってしまった。林忠正の人物像に納得できなかった。
Posted by