東京百景 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
東京百景読了。 又吉さんの本初めて読みました。 火花も恥ずかしながら未読です。 最近はエッセイにハマってるのもあって前から又吉さんの対談とかが好きで映像では見てたのですが今回の文庫化で手に取りました。 やっぱり芥川賞作家なだけあって文章が文学的で凡人の私には理解しきれない文章も多かったですが好きな話もいくつかありました。 ・魂を吸う話 後輩芸人と他人の魂を吸う遊びをしていた又吉さんがある日後輩芸人の魂をふざけて吸ったらめちゃくちゃ怒られて、そのあと自分も仕返しで吸われた時に激怒した話。 めちゃくちゃくだらなくて電車の中で笑いました笑 ・サプライズの話 あるライブの当日が誕生日でサプライズをされることを確信した又吉さんは、打合せで無駄に席を外したり、当日準備の時間が必要だろうと遅く来たりお膳立てをしてたが結局何もなくて虚しい思いをした話。 人生絶対が無い事と学びました笑 その他面白い話が沢山ありました。 この本を読んで思ったのは自分の事を客観的にみれるのって羨ましいなと思った。 だから自分のやりたいことができているし、結果もでている。 人付き合いも苦手そうなのにちゃんと上も下も関係なく接している、こういう人の元に人って集まりますよね。 火花読んでみようかな。
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ピースで抑制された感覚を全て出し切れた これを書けたからピースを継続出来た どちらが無くても僕の東京は成り立たない ピースで負傷した夢… 夢追う東京 又吉先生が出逢えた朝と夜 優しい100の景色を眺める事が出来た 101景目 A少年が指差す屋上からの夕焼けを 並び観る又吉先生...
ピースで抑制された感覚を全て出し切れた これを書けたからピースを継続出来た どちらが無くても僕の東京は成り立たない ピースで負傷した夢… 夢追う東京 又吉先生が出逢えた朝と夜 優しい100の景色を眺める事が出来た 101景目 A少年が指差す屋上からの夕焼けを 並び観る又吉先生はどんな気持ちで 眺めるのだろう… 心の芯は熱くて強いけれど 決して表には出さない ネガティブに捉えられる事すら 心の薪木にしている様に思えてくる 又吉先生の心に熱をもたらす景色を探して これからも一緒に散歩してみたい 散歩の速度は瞳に映る景色と のんびり会話出来る速さに思えた 「池尻大橋の小さな部屋で過ごした日々」 優しくて切ない東京のハイライト もう一度読み直してみたくなった
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面白かった。一つ一つをもっとじっくり書いて欲しかったくらい。 「劇場」の原型のような話もあり、又吉さんファンとしては少し感動した。
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Ⅰ~Ⅲまで読み進めての、最後書き下ろしのIV。 時間がある今のタイミングでじっくり時間をかけて読めてよかった。 エッセイと幻想と入り混じる感じが、北大路公子さんの『枕もとに靴』を思い出した。
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又吉直樹さんが2013年に発表した東京エッセイの文庫版、文庫化に伴いラストに一本(2020年の今を語った)エッセイが追加されている、表紙はのん(能年玲奈)さん。パート1~4まであり、1は下積み期、2からは綾部祐二さんとのお笑いコンビ・ピース結成後が中心のエッセイとなっている。エッ...
又吉直樹さんが2013年に発表した東京エッセイの文庫版、文庫化に伴いラストに一本(2020年の今を語った)エッセイが追加されている、表紙はのん(能年玲奈)さん。パート1~4まであり、1は下積み期、2からは綾部祐二さんとのお笑いコンビ・ピース結成後が中心のエッセイとなっている。エッセイは100本+αを収録されており、99本目のエッセイ「昔のノート」に言いたいことすべてが集約されている気がする。
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