東京百景 の商品レビュー
声に出して笑え、泣けた。途中悶えて平気では読めないところもあったぐらい。綺麗な言葉、文章、構成ばかりで、読んでいてとても心地が良かった。東京というまち、又吉直樹というひとについて少し知れた気がする。
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又吉さんの本、初読み。お笑いに疎く、どんな方なのかほぼ知らなかったが、この本でファンになった。小説ではなくエッセイから入ってしまった邪道な読者なのかもしれない。題名(太宰のオマージュ)の通り東京のあちらこちらでのエピソードが書かれているのだが、語り口のバリエーションが幅広く、また...
又吉さんの本、初読み。お笑いに疎く、どんな方なのかほぼ知らなかったが、この本でファンになった。小説ではなくエッセイから入ってしまった邪道な読者なのかもしれない。題名(太宰のオマージュ)の通り東京のあちらこちらでのエピソードが書かれているのだが、語り口のバリエーションが幅広く、またどの話も読みやすく面白く本当に文才のある方だと分かった(別に疑っていたわけではないけれど)。次は小説を読んでみたい。
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同じ経験をした訳ではないのに、懐かしいなって感じた 笑いと哀しさが混ざった感じ、とっても人間らしい感じ
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理解できない頭の中だけど、なんかずっと読んでいたくなる不思議な語り口。 頭の中でずっと又吉の声がしてる
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「思い描いていた場所と辿り着く場所がたとえ違っても、素晴らしければいいじゃないか。」 クスッと笑って時々涙。 この方の見ている世界を自分も見てみたいと思った。
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東京各地を舞台に又吉さんの思い出や、少し突拍子のない妄想、心情の吐露などが綴られている。1舞台毎に1~3ページ程度で前後の繋がりなどはないので、忙しい方も少しずつ読み進められると思う。
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自意識に苛まれる男の東京での暮らし。ちょっと狙ったでしょ、そして恥ずかしいでしょと思う文章もありつつ、人との温かな交流に涙がこみ上げる文章も多々あり。恥の数だけ、誇れるものもあるのだと思いました。
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東京は街のひとつひとつに想い出を語れる、ドラマな都市だと思う。泣いたり悔しかったり、嬉しかったり優しくなれたり… みんな同じなんだなぁと思ったら、遠い存在の又吉さんをとても身近に感じた。 良き本です。
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自分の今の環境があまり良いとは言えない状態だけど、東京百景を読んでネガティブでも違う見方をしてなんとか過ごしてみるのもおもしろくなるかは分からないけど悪くないかなと。 又吉さんの文章で見る東京の景色が明るすぎなくて暗すぎなくてすごく好き。
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のんちゃんの表紙に惹かれて読んだ。 又吉はすごい才能の持ち主だなと思ったけれど、又吉自身は喜ばないんじゃないかなと思う。
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