掟上今日子の設計図 の商品レビュー
ネットに上がった衝撃的な爆破映像と爆破予告。お決まりのように隠館厄介くんが疑われ(厄介くんのバンが火元だったので)、最速の探偵掟上今日子さんが依頼を受けて厄介くんの濡れ衣を晴らすべく捜査に加わり…という展開と、「學藝員9010」と名乗る爆弾魔のモノローグが交互に語られます。この爆...
ネットに上がった衝撃的な爆破映像と爆破予告。お決まりのように隠館厄介くんが疑われ(厄介くんのバンが火元だったので)、最速の探偵掟上今日子さんが依頼を受けて厄介くんの濡れ衣を晴らすべく捜査に加わり…という展開と、「學藝員9010」と名乗る爆弾魔のモノローグが交互に語られます。この爆弾魔、今日子さんのことも厄介くんのこともよく知っている様子で、警察の捜査進捗も内通者によってよく把握していて、もしかして、今日子さんの過去に何らかの経緯とか遺恨が?と思われて、ハラハラの連続でした! そして、「死角」というものについて考えてしまいました。 ところで、以前から次巻予告に出てきていた「五線譜」はどうなっているのかなぁ。気長に待ちますけど。
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最初から立体駐車場での爆破事件で展開が早く、読んでいて面白かった。犯人がどんな家庭環境で、どんな風に感じたのか。最後に日常の中での少しの優しさに犯人の心情が変わったのが印象的だった。
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【読後感想】 結論から言うと、個人的に大好きなエンディングだったので評価を☆4にしました。 本書は設計図とタイトルにもある通り、構成がよく練られていて、最後まで翻弄されました(読者だけでなく...)。今日子さんとあざなさんのツーショットはファンアートなどをみて満足しようと思...
【読後感想】 結論から言うと、個人的に大好きなエンディングだったので評価を☆4にしました。 本書は設計図とタイトルにもある通り、構成がよく練られていて、最後まで翻弄されました(読者だけでなく...)。今日子さんとあざなさんのツーショットはファンアートなどをみて満足しようと思います。 名言とは言えませんが、「濡れ衣は晴れても人間性を疑われる」という考え方に隠館厄介らしさが詰まっているようで好きになりました。 【読み始めた理由とおすすめ】 読み始めた理由は、久しぶりに図書館内をぶらぶらしていたら、だいぶ前に読んだ掟上シリーズの続編である本書を見つけたからです。 当時、新刊で買った「掟上今日子の乗車券」の続編が1年と5ヶ月も開けば存在を忘れてしまうのもしょうがないですよね? そんな私と同じようなひとにおすすめしたいです。また掟上シリーズにハマるきっかけになれば幸いです。
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正確に書くと星3.9。 今回は長編で、作中にちょっとした切り替えがあるのだが、そこが上手く使われていて面白かった。
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美術館に爆破予告をしてきたある人間。 冤罪体質厄介氏と今日子さんのいる中で その犯人はあっけなく正体を現します。 だけれどもその犯人がその犯行に至るまでは 誰にも何も吐露することのできない やるせなさがありました… 犯人の正体は明かしてしまうと 本当に物語をスポイルするので明かせないです。 でも切なさはシリーズ随一だと思います。
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久しぶりの掟上今日子シリーズ。 伏線回収が楽しかった。登場人物と一緒に推理していく感じが良い。犯人がわかってからがさらに面白かった。犯人が誰かを推理するのは言うまでもなく、動機が何なのか早く知りたい衝動に駆られた。
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p125「その昔、私服を一着も持っていなかった頃の自分を埋め合わせているんですよ。忘れていますけれど」 ある人を彷彿とさせる気になるセリフ。 忘れてたら言えないし、冗談めかしているから作者の遊び?
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読了。 ドラマの中の二人が頭の中で動いているかのようで楽しかった。 事件は最後までハラハラ・ドキドキさせられました。 まさかの結末。 学藝9010は最終的にどう考えていたのだろうと疑問に思う。 相棒たちだけ助かればよかったのだろうか…。
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忘却探偵シリーズ。掟上vs建築家の子。 美術館の爆破予告。途中で今日子の記憶がリセットされるところがいちばんハラハラした。 C0093
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このシリーズ最近は惰性で読んでたが、あまり面白くなかったと云うのが正直な感想。それが久しぶりにこの12作目は面白かった。特に犯人が分かってからが面白い。そうなんだよな、時々面白い作品があるんで読んでしまうんだよなあ、私。とにかく、これは当たりだった
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