暴虎の牙 の商品レビュー
う〜ん 楽しみにしてた分失望が大きかったかな〜 まあガミさんと日岡を同時に登場させるにはこの手法しかなかったんでしょうけど 日岡の方が好きな自分としては日岡のおまけ的な扱いも不満だし まあ沖の物語なのかもしれんけど… 抑揚が少なく最後まで淡々と流れてしまった感じ
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やっぱりがみさんいいキャラしてる〜 もっともっと沖と日岡のバチバチの争い見たかったけど3作どれも楽しめました
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読書備忘録606号。 ★★★★。 広島任侠警察シリーズ三部作の最後。 孤狼の血と凶犬の眼で警察側主人公だった大上と日岡。 過去2作それぞれの主人公刑事の時代、昭和57年と平成16年を愚連隊「呉虎会」のリーダー沖が繋ぐ。 このシリーズは、堅気には手を出さない、出させないという正義と...
読書備忘録606号。 ★★★★。 広島任侠警察シリーズ三部作の最後。 孤狼の血と凶犬の眼で警察側主人公だった大上と日岡。 過去2作それぞれの主人公刑事の時代、昭和57年と平成16年を愚連隊「呉虎会」のリーダー沖が繋ぐ。 このシリーズは、堅気には手を出さない、出させないという正義と組織・人間の仁義を貫き通す所謂「漢」のカッコよさだけを感じる小説。ストーリーも抜群だから尚更面白い。 まあ、それだけなんです。 沖という劇薬を垂らすことで、大上と日岡のカッコよさが際立った小説です。 あっさり備忘録・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ第1作となる「孤狼の血」を読んだのはこの前の日曜日(8/22の午前中)、読み終えた直後からprimeにて映画版を視聴し、午後から第2作「凶犬の眼」を読み終えた。 シリーズ第3作となる本書「暴虎の牙」は持っていなかった為、購入するまでの間は違う積読を4冊ほど読み終えましたが、どうしても欲望が抑えきれず休日(8/28)の今日、朝から本書を購入し一気に読み終えました。 第1作で強烈な印象を残したガミさんが巻頭から再登場! すなわち、本書は「凶犬の眼」よりも時間を巻き戻したところから始まります。 さすがシリーズ物、毎度お馴染みとなった登場人物と完結編にあたる本書で明かされ、繋がりをみせる過去。 本作で悪役として描かれるのは前作までのヤクザとは違い、そのヤクザにさえ牙を剥く虎。 そう、虎の過去から描かれる為、今は亡きガミさんが大暴れします。 ガミさん亡き後、彼の志を受け継いだ日岡が虎を追い詰めていく。 1週間という短い間でシリーズ3作を読み、映画版まで視聴したが故に3作の作品が私には完全に繋がった1つの物語として感じることが出来ました。 個人的には「凶犬の眼」の感想に書きましたが、一ノ瀬(江口洋介←映画のキャスティング)にもっと暴れて欲しかった。 大満足のシリーズでしたが、もうガミさんや日岡に会えないと思うと淋しさを感じます。 柚月先生のもう一つの「貞方シリーズ」もなるべく早く読み進めていこうと思います。 説明 内容紹介 「孤狼の血」シリーズ完結編! 広島のマル暴刑事・大上章吾の前に現れた、最凶の敵。愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦の暴走を、大上とその愛弟子である日岡は止められるのか? 著者の人気を決定づけた警察小説『孤狼の血』シリーズ、ついに完結! 内容(「BOOK」データベースより) 博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とそのカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、沖と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の匂いを嗅ぎ取り、沖を食い止めようと奔走する。時は移り平成16年、懲役刑を受けて出所した沖がふたたび広島で動き出した。だがすでに暴対法が施行されて久しく、シノギもままならなくなっていた。焦燥感に駆られるように沖が暴走を始めた矢先、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖に接近する…。不滅の警察小説シリーズ、令和でついに完結! 著者について ●柚月裕子:1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞を受賞。丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、今もっとも注目されるミステリ作家の一人。他の著書に『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』『蟻の菜園‐アントガーデン‐』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『慈雨』『盤上の向日葵』などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 柚月/裕子 1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。18年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さすがにシリーズ3冊目となるとマンネリでもういいかって感じ。映画のノベライズみたいなのもあるようですが、もう読みません。
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狐狼の血シリーズ完結編である本作では、過去から現在へと物語が描かれるため、ガミさん・日岡(ガミ憑依ver.)の両視点を楽しむことができる。やっぱガミさんカッコいい。一方、本作のメインキャラクターである愚連隊のボス・沖にはあまり魅力を感じなかった。前作の国光のカリスマ性に比べて小物...
狐狼の血シリーズ完結編である本作では、過去から現在へと物語が描かれるため、ガミさん・日岡(ガミ憑依ver.)の両視点を楽しむことができる。やっぱガミさんカッコいい。一方、本作のメインキャラクターである愚連隊のボス・沖にはあまり魅力を感じなかった。前作の国光のカリスマ性に比べて小物な感じ。また暴力的なシーンが多いため、そういうのが苦手な人にはオススメしない。 面白かったが、沖視点よりガミさん・日岡視点がもっと多くても良かった。
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またガミさんに会えた!ヾ(o≧∀≦o)ノ゙沖虎彦の話なのに、やっぱりガミさんに夢中♪今回もドキドキしながら読んだけれど、最後は「あぁ~( ´△`)」と少し悲しくなった(-.-)
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いくつか読んだ柚月裕子さんの作品にありがちなんだけど「で???どうなったの???」って終わり方なのがモヤモヤしました。大事なところが「想像にお任せします」なところ、わざとなんだろうけど、わたしには物足りなく感じました。っていうか、1作前のラストもどっちなんだ???って思ってたら、...
いくつか読んだ柚月裕子さんの作品にありがちなんだけど「で???どうなったの???」って終わり方なのがモヤモヤしました。大事なところが「想像にお任せします」なところ、わざとなんだろうけど、わたしには物足りなく感じました。っていうか、1作前のラストもどっちなんだ???って思ってたら、悲しい方の終わり方だったから残念でならなかったです。日岡くんの活躍がもっと見たいなあと思うけど、随所からヤクザ稼業もそれを取り締まる警察組織も、時代の流れで色々難しくなってるんだろうなあと感じられたので、ヤクザ小説は昭和が舞台じゃないとやってられんのじゃろうなあと思いました。
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今月1冊目 ★★★★ 虎狼の血シリーズ完結編 むちゃくちゃ面白い。作者は女性と思えない。 また1から読み返したくなる書き方なんだよな。 時系列がいつもバラバラという手法。 名作
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「孤狼の血」シリーズの3作目で最終作。映画の続編とは無関係で、ガミさんの過去が描かれ、それはそれで良かったが、日岡に代わる後半はもう一つかな。でも、このシリーズは面白かったわ。
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