クスノキの番人 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/03/24

なるほど。東野版ファンタジー。ドラマになりそう。ほどほどの面白さ。軽く読む本。自分は頭の中を開披する自信はありませんね。

2024/03/16

少年がクスノキの番人となり、校正していく物語。
関わる人の念を記憶するクスノキ。
他人の人生の一端を垣間見ながら主人公が成長していく心温まるストーリー。

2024/03/15

凛とした千舟さんの言葉が素敵でした。
そんな方法もあったかって一本取られた気持ちになったり、うるっとしたり、とても楽しめました。
クスノキの不思議な力を謎解きながら、クスノキの番人になった青年が成長していく物語でした。

2024/03/05

まるでドラマを見てるみたいな感覚で読める本でした。
話しが進むにつれて、クスノキの秘密が徐々に明かされていき、読み終わりたくないと感じさせる読書体験でした。

最初から最後まで、玲斗になりきって物語にどっぷり入れる作品でした。
東野圭吾さんの作品どんどん読みたくなります！

2024/02/28

『ナミヤ雑貨店の軌跡』のような不思議な物語。
久々に東野圭吾先生の本、手に取った。
東野圭吾先生といえば、ミステリー作家さんのイメージが強いですが、こういったお話もとても読みやすく書かれていますね！
ミステリー要素とシンデレラボーイ的要素掛け合わせたお話。
割と長いお話でしたが、サクサク読めちゃう気持ちの温かい物語でした。
最後は、うん？これは続編あったりするのかなぁなんて期待したりして^_^

2024/02/25

気持ちを繋ぐ方法の１つにこんなのがあっても素敵かもしれないが、言葉にしなくても手を握るだけで伝わる気持ちがある事も同時に表現されている事が素晴らしい。

2024/02/18

評価は星3つですが4に近い3です。とても心温まるミステリー。東野圭吾さんの作品はたくさん読みましたが 殺人が出てこない、こんなしっとりと落ち着いたストーリーもいいなと思います。主人公はクスノキという大樹。そこで祈念した人々の悲しみや苦しみを思う時、もし このクスノキ がそばにあっても、私は祈念する自信がないな、と思いました。なぜなら‥‥‥あとはネタバレになるので、興味のある方はぜひお読みください。

2024/02/06

どんどん惹き込まれました。最後は気持ちが暖かくなりました。読んでよかったと思える本。心に響くフレーズもある。

2024/02/01

主人公直井玲斗はある事件を起こし警察に捕まったところ、それまで存在を知ることのなかった伯母にあたる人物柳澤千舟に助けられる。神社の「クスノキの番人になる」という条件を受け入れることで自由の身となるのだが、クスノキの番人とは一体何!?自分は何をすればいいのだ??その日から玲斗の運命の歯車は大きく回り始めるのだった…。
玲斗と一緒にクスノキの祈念の謎を追いかけていくのが面白かったです。世間知らずな玲斗が千舟おばさんに叱られながらも手探りでクスノキの番人を務めながら成長していく姿が微笑ましかったです。他人行儀だった2人がだんだん身内らしく距離が近くなっていく所もすごく良かった。
この物語のクスノキにかかわらず、樹齢何百年という大樹は人の歴史を何世紀もじっと見つめて来たわけなので、言葉は話せなくても人間以上に歴史の真実を知っているんだろうなぁ、と考えたことがあります。樹に嘘は通じないですね。言葉にできない人の思念を記録することだって可能だと思います。樹にはロマンがありますよね。とても神秘的で心に深く残るハートフルストーリーでした。

2024/05/17

主人公の内面外面の成長が物語を通して感じられます。全体の3/4あたりからお話が盛り上がってきたような印象でした。ただもう少し細かいところ(クスノキの起源、蝋燭の作り方、役員の方々の社内政治などなど)の背景みたいなお話が欲しかったですね。ただ物語を読み終わったあと温かい気持ちになる感動の物語でした。