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パラ・スター〈Side 百花〉 の商品レビュー

4.2

32件のお客様レビュー

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2021/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても面白かった。 スポーツを題材にした作品という事もあってか、試合の描写やその時の動きなどの場面がとても躍動感があってとても楽しめた。 また、会社に勤める百花の視点というところからもお仕事エンタメという部分としてとても楽しめて面白かった。 この後の、宝良sideも読んでいきたい。 最後にこの小説をアニメ化したときの声優陣を自分なりにキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください。 山路百花:安野希世乃 君島宝良:小松未可子 小田切夏樹:細谷佳正 藤沢由利子:園崎未恵 君島紗栄子:椎名へきる 雪代和章:関俊彦 志摩:榎木淳弥 七條玲:上坂すみれ 三國智司:杉田智和 佐山みちる:小原好美 佐山佳代子:平野文

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2021/10/02

東京2020パラリンピック開催中に、阿部暁子先生と大谷桃子選手の対談記事を読んだことがきっかけで本書を手に取りました。 まずは一言。「読んで良かった!」 親友の宝良が車いすユーザーとなったことをきっかけに、競技用車いすを作ることを夢見る百花。 「たーちゃんのために最高の車いす...

東京2020パラリンピック開催中に、阿部暁子先生と大谷桃子選手の対談記事を読んだことがきっかけで本書を手に取りました。 まずは一言。「読んで良かった!」 親友の宝良が車いすユーザーとなったことをきっかけに、競技用車いすを作ることを夢見る百花。 「たーちゃんのために最高の車いすを作りたい」その大き過ぎる想いに空回りしてしまう百花だけれど、それだけではなく百花自身の体験により車いすそのものに心惹かれる過程が描かれていたのがとても良かったと思います。 百花を通して見る宝良はまるでヒーローのようで、もうパラリンピック出場の夢を叶えようとしている。。。でもきっと実際にはそんな簡単なはずはなくて・・・〈Side宝良〉がとても楽しみです。

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2021/09/12

パラリンピックと同時に読み進める。 プレーする姿ばかり目にしていたので、車椅子をつくる側からの物語に引き込まれました。 車椅子生活を余儀なくされた親友が、車いすテニス競技で世界へと活躍していく中、製造会社に就職し親友の為に心を注いでいく様は熱い! 入社への努力と入社後、競技用部門...

パラリンピックと同時に読み進める。 プレーする姿ばかり目にしていたので、車椅子をつくる側からの物語に引き込まれました。 車椅子生活を余儀なくされた親友が、車いすテニス競技で世界へと活躍していく中、製造会社に就職し親友の為に心を注いでいく様は熱い! 入社への努力と入社後、競技用部門へ配属されるまでの努力、ある親子へのアプローチ、どれもあっという間に読み終えてしまいました。 side宝良が愉しみ。

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2021/09/02

車いすテニスプレーヤーの友人・宝良が乗る競技用車いすを作るために車いすメーカーに就職した百花。 友だちは世界を舞台に駆け上がっているのに、自分は思うように仕事が出来ず焦るばかりだ。 〇アスリートをサポートするのが車いすや義足なんだなと。ものすごい技術や創意工夫やバージョンアップ...

車いすテニスプレーヤーの友人・宝良が乗る競技用車いすを作るために車いすメーカーに就職した百花。 友だちは世界を舞台に駆け上がっているのに、自分は思うように仕事が出来ず焦るばかりだ。 〇アスリートをサポートするのが車いすや義足なんだなと。ものすごい技術や創意工夫やバージョンアップの繰り返しをしていることが分かった。 〇百花ちゃんは気持ちが先行しすぎて、途中空回ってしまった感じ。ひとつずつ頑張れ~

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2021/08/05

読み始め 2021.7.21 読み終わり 2021.8.5 この本、めちゃ面白くてあっという間に読んでしまった。車椅子メーカーである藤沢製作所で働く百花と宝良(中学生の時に事故で脚が動かなくなった)の車椅子テニスを題材にした青春小説。百花は小学校の時から、スポーツ万能で強気な女...

読み始め 2021.7.21 読み終わり 2021.8.5 この本、めちゃ面白くてあっという間に読んでしまった。車椅子メーカーである藤沢製作所で働く百花と宝良(中学生の時に事故で脚が動かなくなった)の車椅子テニスを題材にした青春小説。百花は小学校の時から、スポーツ万能で強気な女の子宝良に憧れを抱いていた。テニスは先輩たちからも恨まれるくらいの実力者。ある日自動車事故に遭い、下半身不随となってしまったが、百花と観戦に出かけた国際大会をきっかけに車椅子テニスに打ち込むようになった。一方、百花はそんなに宝良を応援、サポートしようと専門学校卒業後、車椅子メーカーである藤沢製作所に入社。 指導社員でもある営業設計の小田切との会話も熱い。今の時期はオリンピックで盛り上がってる時期だし、タイミング的にはぴったりの1冊。 心に残った言葉 藤沢製作所社長の藤沢由利子が仕事で落ち込む百花にかけた言葉。 「持ち前の容量の良さで得たものより、もがいて手に入れた物の方が強いと私は思ってます。」 努力して、手に入れたものはその過程も自信にもなると思った。

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2021/08/02

まず、車いすのこと、競技用車いすのことをほとんど知らなくて全てが新鮮でした。 エンジニアの百花が未熟な自分に焦って悩んで自己嫌悪に陥ったりしながらも、一生懸命夢に向かって突き進む姿が眩しい。 ユーザーに真摯に向き合い、とことん寄り添って車いすを作りあげる先輩エンジニアの小田切さ...

まず、車いすのこと、競技用車いすのことをほとんど知らなくて全てが新鮮でした。 エンジニアの百花が未熟な自分に焦って悩んで自己嫌悪に陥ったりしながらも、一生懸命夢に向かって突き進む姿が眩しい。 ユーザーに真摯に向き合い、とことん寄り添って車いすを作りあげる先輩エンジニアの小田切さんも本当にすごい。 小田切さんの言葉には何度も胸がいっぱいになり目頭が熱くなりました。 全編を通してすごく気持ちを揺さぶられる作品。それに心に響く言葉もたくさん! 温かくて清々しい読後感でした。 『テニスをしても、しなくても、自分の足で走っても、車いすで走っても、宝良は宝良だ。宝良が宝良であってくれればそれでいい。それだけでいい。けれど、願わくば、見つけてほしい。これからの人生を照らす、光を』 『めざす背中は遠く、歩もうとする道はどこまでも果てしない。けれど胸の中に小さくかがやく道しるべを頼りに、ただ懸命に進もう。わたしだからこそ見えるものも、わたしだからこそできることも、きっとある』

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2021/05/17

競技用車椅子を製造したいと言う夢を持つ主人公。 無事に憧れの車椅子製造会社に就職する。 中学からの親友がパラテニス選手として活躍しており、 刺激しあい成長していく2人。 とにかく真っ直ぐで素直に応援したくなる百花と宝良。 序盤から涙、涙。 電車内で読んでいたのだけれど、これ...

競技用車椅子を製造したいと言う夢を持つ主人公。 無事に憧れの車椅子製造会社に就職する。 中学からの親友がパラテニス選手として活躍しており、 刺激しあい成長していく2人。 とにかく真っ直ぐで素直に応援したくなる百花と宝良。 序盤から涙、涙。 電車内で読んでいたのだけれど、これは危険だと判断し 自宅で一気読み。 下巻を読んでしまうのが勿体ないような、すぐにでも読んでしまいたいような。

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2021/04/07

若いうちから、やりたいこと、夢を見つけることができた百花が羨ましく思った。 最高の競技用車椅子を作るという目標に向かって一心に突き進む百花に胸が熱くなった。 いじめられっ子だった百花が宝良との出会いにより、自分を変えようと頑張ってる姿、夢を見つけた途端に強くなり邁進する姿が眩しい...

若いうちから、やりたいこと、夢を見つけることができた百花が羨ましく思った。 最高の競技用車椅子を作るという目標に向かって一心に突き進む百花に胸が熱くなった。 いじめられっ子だった百花が宝良との出会いにより、自分を変えようと頑張ってる姿、夢を見つけた途端に強くなり邁進する姿が眩しい。 これから百花がどう成長していくのか楽しみなので、続きが読みたい。

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2021/02/26

宝良と出会い車椅子制作を仕事に選んだ百花。自分の目指す理想とのギャップに悩む姿が描かれる。製造技術面についてもう少し触れていたらリアリティあったかな、なんて思った。

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2021/02/21

・読み終わって感じたこと 仕事への取り組みの原点を再確認できた。 全力を尽くすことの大切さ。 常に相手の気持ちを知ろうと努力をし、相手にとっての最善策を考え、提案、実行していく。それらは、一朝一夕では実現しない。長い時間相手に伴走しながら、ケアを続けながら、進化させていく。

Posted byブクログ