私をくいとめて の商品レビュー

綿矢りさ(著者)

2024/10/14

「多田くんと付き合ったら私の生活の何が変わるだろう」「何も変わらないよ。俺が隣にいるだけ。」「それなら私にもできそう」「できるよ。」

ここ好き。

2024/07/18

タイトルから想像していた内容と違った！
なんだか、フィクション作品なのにどこかで見てきたような既視感のある登場人物が多く出てきたのが、面白かった！
読了後、大瀧詠一さんの楽曲を聴きたくなり聴きながら感想を書くのでした(笑)

2024/07/04

いつも自分自身と話しているのですごく同感した。もっと自分と話して自分を大切にしていこうと思った。友達におすすめしたい一冊。

2024/07/02

Aとの会話が良かった。
なんだかこっちまで落ち着けるから不思議だ。
ノゾミさんいいのか！？カーターで！！と思ったけどなんだかんだ上手くいったので一安心。
多田くんとミツコもうまく行く感じでよかったー。
久しぶりの綿矢さんの作品面白かった。

2024/02/21

金原ひとみさんのあとがきを頷きながら読んだ。
いまふうの人たちの話だった。
薄い嫌悪感はあるけど、そんなにいやなものじゃなくて、でもやっぱり自分とは違う種類の人を見ている感じ。
みつ子は割とぽやーっとした性格のように思えたけれど意外にも行動力があってよかった。

2023/11/02

黒田みつ子
脳内のAと会話する。

多田くん
取引先の営業マン。

ノゾミさん
会社の先輩。

カーター
片桐直貴。誰が見ても真性のイケメン。

中畑遼
スマイル歯科の院長。

皐月
大学時代の友達。ローマに住んでいる。

2023/10/22

映画を見た当時にいたく感動し、購入したものの読んでおらず、先日『勝手にふるえてろ』を配信で視聴し、これもまたいたく感動し、この本の存在を思い出して読む。
映像のイメージ通り、といっても当たり前だが、映画館で見た雰囲気、高揚感、細やかな描写が薄れず記してあり、思い返し、味わいつつ読了。
唯一Aは序盤では性別さえ不詳であるのだが、映画ではバリバリ男性であるゆえ、はじめに小説の方を読んでいたら感じ方も変わっただろうと悔やまれた。
この一冊で綿谷氏の確かな技術に信頼し、他の著作も読んでみたくなった。
感動でいえば文句なし星五つだが、そこから大九氏の演出力を考慮してマイナス一つ。

2023/08/09

独身女子の日常。独身なら独身を思いっきり謳歌してほしいところだけど、なんか独身女子の生きづらさばかりで辛くなって…飛ばし読みで最後まで読んだ。

2023/07/02

今までの綿谷作品とは一味違うように感じた本作。相変わらず自分の世界に閉じこもり気味な主人公ではあるものの、お一人様を満喫しながら、周りのみんながなんだか憎めず、毎週楽しみにしている30分ドラマを観ている感覚に陥った。
2020年の作品だし、何か心境の変化でもあったのかな。表紙センスは相変わらず素敵

2023/06/09

さらっと読めて気分がスカッとする恋物語。主人公の頭の中のもう1人の存在が、個人的には現実離れし過ぎてて、比較的現実的なストーリーとマッチしなかった。