ディア・ペイシェント 絆のカルテ の商品レビュー
内容はしんどいけど、読みやすいのでどんどん進んでしまいます。 病院に勤めていると離院のリスク管理など 他もそういう感じなのねと思いながら読んでいました。 モンペのターゲットも辛いけど、すれちがいの家族関係も十分辛い。過重労働もなんとかならないのかなと思います。 クレームの対応は寄...
内容はしんどいけど、読みやすいのでどんどん進んでしまいます。 病院に勤めていると離院のリスク管理など 他もそういう感じなのねと思いながら読んでいました。 モンペのターゲットも辛いけど、すれちがいの家族関係も十分辛い。過重労働もなんとかならないのかなと思います。 クレームの対応は寄り添い方を間違えると同業者から嫌われちゃうしバランスが本当に難しいと思います。。。 最後に不自然に千晶だけ狙われていたかが明かされてたたみかけるようにスッキリしました。 それでも、頑張ろうと思える本でした。
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あっ、NHKで観たやつ! と気づくまで時間がかからなかった。 患者を「お客様」扱いする病院サイド。そこに紛れ込んだ何人かのモンスターペイシェント。板挟みになる若き女医が、ロシア格闘技システマの呼吸法でもって応戦する様は見ていてこちらが苦しくなる。ドラマでは田中哲司さんの怪演ぷりが...
あっ、NHKで観たやつ! と気づくまで時間がかからなかった。 患者を「お客様」扱いする病院サイド。そこに紛れ込んだ何人かのモンスターペイシェント。板挟みになる若き女医が、ロシア格闘技システマの呼吸法でもって応戦する様は見ていてこちらが苦しくなる。ドラマでは田中哲司さんの怪演ぷりがまた怖いのなんの。 ホスピタリティとサービスの履き違えなのかな。 ただこれが私だったらと思うと、割と早めにメンタルやられてアパートに引きこもってるな〜。負ける。コロナ禍なんかまさにそうだけど、医療従事者の戦う力ってすごい。 ──過重労働、過重責任、承認欲求 作者の言う、医師の働き方を変革できない3つの壁。 誰が犯人なのかは、遠縁かもしれないけれどごくごく一部の悪意を切り取り報道というメガホンで煽る、まるでハーメルン気取りのマスコミなんじゃないかなーなんて思う。最近、何を読んでも煽られないように気をつけたい。という結論に落ち着く。 めちゃくちゃどうでもいいけど、副題いらないような気がするよ。。。ぼやけるんで。。
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現場のリアル。 「医療者側が誠実に対応すれば、 その気持ちは患者さんに伝わる」 とよく言われるけど、 現実はそう簡単にはいかない、、、、
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内容云々より、医療現場のリアルを当事者が世間に伝えるために書いたという点ですごく価値のある作品だと思いました。私自身も病院で「待ち時間長いなー」など思ったことは1度や2度ではありません。この作品を読んで医療現場の闇や医療従事者が命を削って命を救っていることを知り、いたく反省いたし...
内容云々より、医療現場のリアルを当事者が世間に伝えるために書いたという点ですごく価値のある作品だと思いました。私自身も病院で「待ち時間長いなー」など思ったことは1度や2度ではありません。この作品を読んで医療現場の闇や医療従事者が命を削って命を救っていることを知り、いたく反省いたしました。この作品を通して、1人でも多くの人の病院に対する見方が変わればいいなと思います。
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病院での医師と患者とのお話です。 面白くて一気に読み終えました。 でも流石に小説だからオーバーに書いているのだろうなと思っていたら解説を読んで現実に起きていることだと書かれていて驚きました。 病院もサービス業、患者は患者様となりより良くしていこうがそれに本当に救われた人もいるのか...
病院での医師と患者とのお話です。 面白くて一気に読み終えました。 でも流石に小説だからオーバーに書いているのだろうなと思っていたら解説を読んで現実に起きていることだと書かれていて驚きました。 病院もサービス業、患者は患者様となりより良くしていこうがそれに本当に救われた人もいるのかなと。 病院に限らず、どの仕事もサービスが皆をかえって苦しめているのではと改めて考えさせられます。
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わーーーーーさんの本棚から図書館予約 病院はサービス業? 病院がデパート化? 貧しくても医療が受けられる日本は世界でも特異? 医療従事者のSOSが詰まった本でした 患者はわがままですよね、確かに 自分の不調を何とかしてもらいたい そればかりに目が向いてしまって しかも、医...
わーーーーーさんの本棚から図書館予約 病院はサービス業? 病院がデパート化? 貧しくても医療が受けられる日本は世界でも特異? 医療従事者のSOSが詰まった本でした 患者はわがままですよね、確かに 自分の不調を何とかしてもらいたい そればかりに目が向いてしまって しかも、医療訴訟まで負ってしまいます でもお忙しそうな医師や看護師に言いたいことが言えないのも事実ではあります 医師はパソコンの画面だけ見て患者を診ておられません ムムムむむ こんなことではダメなんだ そんなことこんなこと考えさせてくれる本でした 流石現役医師の著作です ≪ モンスターペイシェントにも 向き合えば ≫
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ここまでか?というくらいのモンスター・ペイシェントたち。 サービス業だからと、度を越した患者優先主義の病院。 読んでいて、胸がキュッとなるくらい、辛さを感じる。 これが病院の現実なんだよ。。 これは、大袈裟ではなくて、近いものが頻繁に転がっていると思うよ。。 読んでいて、本当に...
ここまでか?というくらいのモンスター・ペイシェントたち。 サービス業だからと、度を越した患者優先主義の病院。 読んでいて、胸がキュッとなるくらい、辛さを感じる。 これが病院の現実なんだよ。。 これは、大袈裟ではなくて、近いものが頻繁に転がっていると思うよ。。 読んでいて、本当に辛かった。 大昔、医療機関で少しだけ働いたが、あの時だって、「はい?」ってクレームをすごい浴びたなー。。 あの頃よりも、ひどくなっているかもしれない状態。 病院スタッフの方々が穏やかに働ける日が多くなることを祈る。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お医者さんも大変なんだなぁと思った。 作者さん、元お医者さんなだけあって、色んな所でお医者さんしか分からないだろう事が出て来て、なるほどなぁとしみじみと思った。 モンスター患者の人(名前ひょと忘れ)も辛かっただろうな。 陽子先生、、、亡くなった後に報われてもね。ここはほんと悲しかった。 ドラマは途中でリタイアしたので、最後まで読めて良かった。
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これでもかというくらい、医師の大変な状況が描かれている。そして、裏には病院の経営を陥れる策略が働いていた。悪意があれば病院に簡単に入って物を持ち出したりできるのだ。怖いと思った。同僚に起こる悲しい出来事を経験しながら、成長していく千晶。千晶の父の言葉は深い。
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