ししりばの家 の商品レビュー
比嘉姉妹シリーズの長編小説です。 幼い頃の琴子について描かれており、琴子が覚醒するまでの物語です。 怖かった!!笑
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比嘉姉妹シリーズという作品の一つらしいですが 初めて読んだため、前後の人間関係が全くわかっていません。 なのでシリーズを読んだ方のレビューとは異なるかもしれません。 まず、その家と家庭を守る守り神であるとともに その”家”の形にこだわるししりばという存在。 色々な登場人物の行動や、感情が交互に出てきて徐々に時系列が 一本の線になっていくところにゾワゾワしました。 ぼぎわんが、来るとずうのめ人形の続編だったようなので 順番が違いますが、その2作も読んでみようと思います。
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ぼぎわん、ずうのめ、キリカと読んでのししりば。砂まみれの家。読んでるだけで口の中がジャリジャリしてきそう。おかしなことを当たり前と思い込んでしまっている感覚が怖い。そして犬ってすごく頼れる存在だと思ってしまった。三津田さんの解説も面白く読んだ。絶対影響受けてると思いましたもん。時...
ぼぎわん、ずうのめ、キリカと読んでのししりば。砂まみれの家。読んでるだけで口の中がジャリジャリしてきそう。おかしなことを当たり前と思い込んでしまっている感覚が怖い。そして犬ってすごく頼れる存在だと思ってしまった。三津田さんの解説も面白く読んだ。絶対影響受けてると思いましたもん。時々三津田さんの本だっけみたいな感覚味わいました。次は「ぜんしゅの跫」が控えてる。(あれまだ「などらぎ」読んでない)もうこの四文字のひらがなが気になってしょうがない。
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日常の些細なことを深掘りして考えた時に感じる恐怖がたくさん詰まっていたなと思う。 呼吸しているだけで、微細なモノをたくさん吸い込んでるけど、それが悪いモノだったら… 夢のマイホームに怪異が潜んでいたら… 実は自分が意識は知らない間に誰かに操られていたら… 家族がいつの間にか全然知らない人になっていたら… 記憶もなくある日突然妊娠していたら… シリーズで1番げんなりする系ホラーかも
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「ぼぎわんが、来る」を見終わってシリーズがあることを知りった翌日に二冊「ずうのめ人形」「ししりばの家」を購入しました。 ししりばの家はこの比嘉姉妹シリーズの姉、比嘉琴子が主な登場人物として出てきますが、「ぼぎわん」の時とはまた違う比嘉琴子を見ることができます。 「砂」のリアルな描写の気持ち悪さや前作には見られない様々な表現描写、こうくるか!というこのシリーズお決まり?のラストが最高でした。 読んでる途中で「などらきの首」も購入しました。これから読みます!楽しみ!
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'22年9月12日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ4作目、澤村伊智さん5作目です。 怪異を扱うホラーとして、面白かったです。 琴子が、ちょっと弱っちいな、と感じましたが…ストーリーは、とても感心しました。思わず、安部公房の「砂の女」を思い...
'22年9月12日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ4作目、澤村伊智さん5作目です。 怪異を扱うホラーとして、面白かったです。 琴子が、ちょっと弱っちいな、と感じましたが…ストーリーは、とても感心しました。思わず、安部公房の「砂の女」を思い出し、また読みたくなりました(あれも、そのへんのホラーよりも怖い話ですよね)。 「ぼぎわん」よりも前のエピソード、という設定で、琴子しか出てこないので…僕的には、それもちょっと残念! このシリーズ、audibleにはここまでしかありませんが、シリーズはまだ続くのかな?続いてほしい!是非!
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大好きなシリーズでしかも大好物な家系ホラーときたら期待度MAX。 その期待度を軽く上回る面白さ。 前回のずうのめ人形ではお休みしてた琴子姉ちゃん活躍の巻。 子供時代の琴子も登場してキャラの肉付けも成されたね。 さらっと家族の事について語られる部分にどきりとさせられる。 本作の敢闘賞は犬。 あの場面では犬好きとしては鳥肌立つくらい興奮しました。 琴子と犬との場面にはほっこり。 結局、ししりばって生み出された呪物的な何かなんやろか?生粋の妖怪とか神ってもんでも無さそうやったね。 ずうのめの時といい今回といい強烈な後味残るね、そこも好きな味わい。 時系列でいえばどの辺? 奴に姉妹で立ち向かう前って感じね。 どんどこ読み続けたいシリーズ、大大大満足しました。
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砂は好きじゃないなくらいだったのが、これを読んだ後だと嫌、嫌い!ってなるくらいザラザラが心に残る。寂しい心がつけ込まれるのも、何の悪意もなくても巻き込まれるのは悲しい。犬は可愛い。犬を大事にしよう。
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あの家にとって砂があることが正常だったことがわかるシーンと、おばあさんが二代目だったとわかるシーンでギャーッ!となれたのでよかった。
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ホラー作家・澤村伊智による比嘉姉妹シリーズ、4冊目。今回のテーマは「呪いの家」。 結婚して仕事を辞め、夫について上京した果歩は、仕事に追われる夫とまともな会話を交わせず、孤独感を抱えて日常生活を送っていた。ある日、果歩は都内で幼馴染の平岩敏明と再会する。東京での生活に寂しさを募...
ホラー作家・澤村伊智による比嘉姉妹シリーズ、4冊目。今回のテーマは「呪いの家」。 結婚して仕事を辞め、夫について上京した果歩は、仕事に追われる夫とまともな会話を交わせず、孤独感を抱えて日常生活を送っていた。ある日、果歩は都内で幼馴染の平岩敏明と再会する。東京での生活に寂しさを募らせていた果歩は、敏明からの誘いを一も二もなく受け、平岩邸へと踏み入れる。敏明、梓の平岩夫妻、子どもの頃に可愛がってもらった敏明の祖母・淑恵が住まう平岩邸。その家の中は"砂"で覆われていた――――。 作品としては十分良作なのだが、シリーズ過去作『ぼぎわんが、来る』、『ずうのめ人形』の出来が良すぎたためか、展開・叙述トリックに物足りなさを感じた。(個人的に、)今作で最も衝撃度が高かったのは、エピローグの中盤部分か。何も悪いことしてないのに、最初から最後まで救われなかったなぁ・・・。
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