清明 の商品レビュー

今野敏(著者)

2023/02/28

久しぶりの隠蔽捜査シリーズ。
最初からずっとニヤニヤしっぱなし。笑笑
ほんとこのシリーズ面白すぎる！
みんな竜崎さんの虜になっちゃうのよね♥
阿久津参事官とも良いコンビ？になりそうだし今後に期待しかない。
早く次も読みたいから買いに行かなきゃ！

2022/12/23

シリーズ第8弾。
今回から主人公の竜崎は神奈川県警の刑事部長に就任して、新しいメンバーとの仕事。

就任して最初の仕事は警視庁との合同捜査ということで旧知のメンバーと再会し、事件解決を目指す。

個人的にはどちらかというと堅物のイメージだった竜崎が原理原則を大切にしながら、柔軟に対応する部分に成長を感じて面白かった。
やや上から目線のようで恐縮ですが笑笑

次作が楽しみです！オススメ！

2022/11/23

11月-14。3.0点。
隠蔽捜査シリーズ。新作出たため、再読。
神奈川県警に異動した竜崎。面白かった。

2022/11/15

竜崎部長のように、物事をシンプルかつ原理原則に照らして対処することを心がけたいです。公安の姿勢を正しい方向に導いた場面はとても印象的でした。

2022/11/09

何故か不思議といつも読み終わったあとに爽快感を得られるのだが、今回ばかりはいつもほどではなかった。
もう少し事件の内容自体にひねりがあればな、といった感じかな。
自作に期待したい。

2022/10/27

　今までのシリーズ同様、竜崎の原理原則に則って事件を解決していくのに安心しながら読んだ。
神奈川県警で今後どんな事件に向き合うか、楽しみ。

2022/09/25

神奈川県警に異動後の初となる事件。神奈川県といえば中華街、といえば中国との関係、そうなると公安も出てくるよね、ということで、異動まもない筈なのに可哀想になるくらい超多忙な部長になってしまった。警視庁から異動後すぐだから異動の実感ないとか言っている割に神奈川県警の立ち位置に言及する部長、立場って結構大事。そうでないと神奈川県警と警視庁のライバル？関係も、ちょっと見下したような態度への諫言も見えて来ないだろうに。
相変わらず直近の部下には一癖ありそうな人がついている。食えない人だが悪い人ではなさそう、というか今回の事件、その手の人多すぎでは。中華街の重鎮、県警OB。全員いい人すぎる。仕事に追われすぎると視野が狭くなるからなのか。竜崎部長と話をすると全員いい人モードに切り替わる（中華街の老人は信用に重きを置く人となりだったから何となくわかるのだけど。）。
息子留学して、家庭よりも仕事感がさらに強くなった部長、今後はどうなるのやら。

2023/03/18

隠蔽捜査シリーズ。
竜崎が神奈川県警刑事部長に異動。

エリート官僚ながら原理原則を貫き合理性を優先しストレートな物言いをする竜崎さんが新風を巻き起こします。
安定したおもしろさ！
新天地でも全くブレない竜崎さんの活躍ぶり、敵対するような人を次々と手なずけていくさまが痛快でした。「問題が起きたときは俺が責任を取る」と言い切るところも素敵すぎます。

このシリーズを読んだのは久しぶりでしたが、やっぱり竜崎さんについていこうと思いました。次回作も読まなくては…

2022/07/10

竜崎、警視庁から神奈川県警へ。
いかにもヨコハマの事件、といった殺人事件が発生する。
新たな赴任先で、異端児竜崎はどのように指揮を取るのか。

めちゃくちゃ偉いのに、現場百遍とばかりに中華街を行き来する竜崎が面白い。
公安警察や、外国人などが出て来て物語は複雑化する。
竜崎の人間力もこれまでの経験を通して上がっているところも見ものだ(が、竜崎の妻、冴子が理解もあるし尻も叩く、良妻・賢妻すぎてファンタジー)。

今回は妻の冴子がペーパードライバー脱却のためにと行動したことで県警OBとの確執に繋がってしまった。
竜崎の家族は毎回何かに巻き込まれている・・・。

今回の事件も無事解決し、しかも美しい風景まで想像できるのだが、一点だけ疑問点があった。
序盤に出てきた捜査二課の永田警視、どこいった？？
初めの数ページには登場したが、活躍もせず退場してしまった。今回は顔見せなのか？

このシリーズ、事件解決に至る道のりも、人間関係も面白く好きなのだが、割とマッチョな世界で、女性警察官がほとんど出ない。
強くて賢い女性は登場するが、捜査に関わることはほぼない。
物語だし、とは思っているが、いつも残念な気持ちになる。

2022/06/28

大森署から舞台は変わって、神奈川県へ。

幼なじみとの絡みは見られなくなるのかと思いきや県境での事件のため今回は伊丹も登場。
毎回、竜崎が人の心を懐柔していく過程が読んでいて心地よく実際の人間関係でも学ぶべきところがたくさんある。が、まさか政治にまで通用するとは！