活版印刷三日月堂 小さな折り紙 の商品レビュー
物語の中にも出てくる「世界の裏側」がまさに本作ではないだろうか。本編の登場人物たちそれぞれの背景にある物語が綴られている。そしてもうひとつは、世代交代ということだろう。子どもだった人が大人になり、親になり、親や祖父母から受け継いできたものをさらに伝えていく。少しずつ変わりながら連...
物語の中にも出てくる「世界の裏側」がまさに本作ではないだろうか。本編の登場人物たちそれぞれの背景にある物語が綴られている。そしてもうひとつは、世代交代ということだろう。子どもだった人が大人になり、親になり、親や祖父母から受け継いできたものをさらに伝えていく。少しずつ変わりながら連綿と続いていくからこそ見えるものもあるように思う。これで本当に三日月堂の物語とお別れだと思うと寂しくもある。
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三日月堂シリーズスピンオフ。本編の未来編。 最初の頃の巻にしか出てきていない人だと、 「この人は誰だったっけ?」 となりつつ、話が進むと思い出せました。 楓のおばあちゃん おばあちゃんのおうちと万葉の庭 カナコさんの短歌 と、本編での好きなものが多く出てきた「庭の昼食」が一番...
三日月堂シリーズスピンオフ。本編の未来編。 最初の頃の巻にしか出てきていない人だと、 「この人は誰だったっけ?」 となりつつ、話が進むと思い出せました。 楓のおばあちゃん おばあちゃんのおうちと万葉の庭 カナコさんの短歌 と、本編での好きなものが多く出てきた「庭の昼食」が一番良かった。 カナコさんの恩師・深沢先生も素敵。 弓子と悠生の息子・佑が出てくる最終章も、こんなに時が経ったのかと驚くと共に、これからの明るい未来を感じさせてくれて、最終章にふさわしい内容でした。 これが月光荘に繋がっていくのかー。 今更だけど、三日月堂→月光荘と、月繋がりなんですね。
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三日月堂本編から月日が過ぎた未来のお話。弓子さんをはじめ、三日月堂を介して出会った人たちが、思い出を大切に暮らしている。 ちょっぴり悩みを感じている人も、出口が見える素敵なお話でした。
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三日月堂や活字印刷を通じて出会った人々のその後 そしてこれからの話 人を通じてその人が残した跡 次の人に何が残せるかそして何ができるか 6作目
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カナコさんの歌集を作るところでは涙を禁じ得なかった。楓の将来観に尊敬した。万葉集の庭は無くならないで欲しい。それはそうと深沢ゼミ受けてみたい人生だった。三日月堂に幸あれ。
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シリーズ6作目。ほんっと登場人物全員好き。活版印刷を通じて繋がった人々のその後が描かれててとてもとても良い。全話の中で1番「庭のアルバム」が好きやったから今作の「庭の昼食」が嬉しかった。私も三日月堂がある川越に住みたい。
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この番外編だけ放っておいたが、 ようやく読了しました。 最後の一編を読んで、 あまりの時の流れの速さに驚きましたが、 このシリーズを締めくくるには ふさわしい内容だったと思います。 ともかく読み終えて、スッキリ!
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シリーズ読破。最後の巻は三日月堂にゆかりのある方々の後日談と未来を見据えたお話。これにて全登場人物を網羅したといった感じ。時代は進めど、三日月堂はずっとそこに存在し、川越の人々に「文字」で想いを届け、「あと」を残してきた。ときにそれが生きる力となるかもしれない。もちろんそれは活字だろうが印刷された文字だろうが手書き文字だろうがその本質は変わらない。その想いだけは廃れることはない。活版印刷がそれを再認識させてくれた。 ありがとう、三日月堂。
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これまでに登場した皆さんの、その後。三日月堂のその後。大人も子供も成長していく。泣き所多いなか、1話「マドンナの憂鬱」柚原さんのジョギング仲間たちの小旅行のお話は軽快で楽しかった。 印刷だけでなく、ガラス工芸、紙漉きなどにも丁寧にフォーカスしていて良い。
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弓子さんの小さな頃の折り紙の話を読んでまた泣いた。 お母さんが折り紙にどれだけの想いを込めていたのかと思うと、もうね。 家にある古い本を開いて活版印刷の本を探しました。30年ものはだめで、もう一世代前だと活版印刷でした。見たことあるとおもってたけど、活版印刷の本は図書館とかで...
弓子さんの小さな頃の折り紙の話を読んでまた泣いた。 お母さんが折り紙にどれだけの想いを込めていたのかと思うと、もうね。 家にある古い本を開いて活版印刷の本を探しました。30年ものはだめで、もう一世代前だと活版印刷でした。見たことあるとおもってたけど、活版印刷の本は図書館とかでみてたのかな。
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