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マイ・ブロークン・マリコ の商品レビュー

4.3

40件のお客様レビュー

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2024/05/16

鬼怒川の旅館でスタッフのおすすめコーナーに置いてあった。疾走感のあるストーリー展開、あっという間に読み終えてしまった。2人の個性が互いをより魅力的にさせていて良い。

Posted byブクログ

2024/02/11

何度も読み返している大好きな漫画の1つです。 表現力がずば抜けていて 表情、言葉一つ一つに涙が止まりませんでした。 主人公のシイノと親友マリコの友情と愛情が美しくとても心に残っています。 短編漫画とは思えない感動を感じました。 映画版も素晴らしかったです。

Posted byブクログ

2024/01/11

映画を見て原作も読みたいと思って読ませていただきました。しーちゃんとまりこの関係は友達でもなく恋人でもなくとても特別な関係なんだと感じました。

Posted byブクログ

2023/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

希望のある話で良かった。 マリコが死んだ世界で、シイノも後を追うように死ぬという選択肢もあったが、シイノは生きてマリコを思い続ける道を選んだ。だからこそ最後に記憶の中のマリコだけでなく、生きたマリコ本人が残した手紙を読むことが出来た。その面でこの手紙の存在は作者からの生の後押しでもあるような気がして私は好きだった。生きて居なければマリコの最後の自分への思いを知る事はできなかった。 マリコはきっとシイノに死を望んでいなかったと思う。男と交際を繰り返しシイノに激情を向けられる事を求めた反面、シイノに直接「私とずっと一緒にいて」と頼む事は出来なかった。 愛した人が死んだ時、後を追うのが愛なように生きる愛もあり、世の中では後者が大半であると思う。シイノの足掻きはもう一度生へ戻る為の足掻きだった。とことん死と向き合って、それでも生きる道を選び、それを親友の手紙が迎え入れる構成は暖かくて好きだった。

Posted byブクログ

2023/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親友の遺骨を胸に抱いて走り出すシイノトモヨの勢いに押されながら読み進めた。 勢いがあって、ブッ飛んでいるようでも、描かれてるのは女同士の友情を越えた、この二人にしか分からない友情。 マリコはシイに依存しているようにも見えて苦しいけど、シイだけが唯一マリコにとって対等でリアル。 心を壊された親友マリコを喪に服す旅の最後は自宅。 残された「シイちゃんへ」の手紙でシイも救われたかな。 「Extra」で描かれた夢見た二人だけの和気あいあいとした生活を見てみたかった。 「イーサカ」も短篇として凄く良かった。

Posted byブクログ

2023/05/05

コミック仕立てであることすら知らずに、新聞か何かで紹介されていたのを見て図書館に予約した一冊。半年ほど経って手元に回ってきた。 最後にシイちゃんが読んだ手紙については、読者の想像に任せるということなのだろう。 マリコの心と身体の痛みが切ない。

Posted byブクログ

2023/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大丈夫そうに、見えますよ。 という言葉が大きな救いだ。 あそこでその言葉を言えるというのは、一体どんな経験をしてきたのだろう…

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2022/12/30

あたしは骨になったマリコと、最初で最後の旅に出た。 ブラック企業に勤め柄の悪いOLのシイノは親友のマリコの死を知り、ある行動を決意した。女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー! 職場の自分のミスや責任を押し付けるバカな男たちにウンザリしやさぐれているシイノトモヨ...

あたしは骨になったマリコと、最初で最後の旅に出た。 ブラック企業に勤め柄の悪いOLのシイノは親友のマリコの死を知り、ある行動を決意した。女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー! 職場の自分のミスや責任を押し付けるバカな男たちにウンザリしやさぐれているシイノトモヨは、小学校から親友で暴力親父から虐待されているマリコと助け合い、生きてきた。 母に家に帰って来てもらう為に、暴力親父に殴られながら家事をして世話してきたマリコは、自傷癖や相手に執着するクセなど生きづらさを抱え生きてきて、社会人になってもDV彼氏に執着してしまうコワレ方をしてしまう。 そんなマリコを、見捨てず助けようとしてきたシイノは、マブダチのマリコを弔う旅の中で、マリコが残した手紙を読みながらマリコが何を思っていたのか?何を望んでいたのか?考えながらマリコが行きたいと言っていた場所に向かいながら、親友マリコの「どんなにシイちゃんを好きで頼りにしていたか」を実感しながらも、マリコへの愛情と「なんでDV彼氏に会ってんだよ」とかのもどかしさや「なんでアタシを一緒に連れて行かなかった」という悔しさを、シイノを助けるマキオの言葉などとに助けられながら、マリコを弔う旅をしていくストーリーが、映画のカメラワークのような躍動感と情に厚くて情が深いシイノトモヨというキャラクターの疾走感やマリコとシイノの「アンタは知らないけど、ワタシにはアンタしかいなかった」という友情以上のロマンシスに、グイグイ惹き込まれながら切なくなりながらも、爽やかな後味がある傑作ロマンシス・ロードムービー漫画。

Posted byブクログ

2022/10/28

シイノのどんな人生を歩んできたのか、 シイノの、強さはどこから来るのか 知りたくなりました ー大丈夫にみえますよ という青年に納得w みんな色々かかえてそれでも生きてるんだよな

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2022/10/13

シイノにとってもマリコは唯一無二の友人であった。 遺骨を強奪してのロードムービー的作品だがシイノに思った以上のパワーがあった。 もういない人に会うには自分が生きているしかないんじゃないでしょうか 大丈夫に見えますよ

Posted byブクログ