マイ・ブロークン・マリコ の商品レビュー
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辛いのに 何度も読み返してしまう マリコの直前 というワンシーンをみたが あの表情をみると。。 となると手紙の内容は。。 と 色々なパターンを考える そして某ドラマの脚本が話題になったけれど 漫画って 画力にも魅かれるけれど構図もそう マリコの話すときの表情とか角度とか スキップとローファーも感情を吐露するシーンの ワンカットが妙に心に残る 一冊だし 実写映画化したけれど そこまでエピソード削られていないだろうか 小説の実写は分かりやすくもなるし 逆に削られて全く印象の違ったものになったりするし 解釈の違いかもしれないが 気になる
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先日映画を見てきて原作を読みたくなった、しかし映画は原作と全く同じだった、こんな事あるのと言うぐらい同じだった、しかし漫画の過激表現がないだけ大人し平板な感じだった。主演の永野芽郁は頑張っていたけれど、マリコの異常性も感じられなかったしマリコの両親も映画ではいい人に写ってしまった、もう少し映画もサイコ風味に仕上げてもらいたかった。漫画の方も今時では現実の方がどれだけサイコかと思うぐらいの事件があるので、特にそれほど感じる所はなかった。
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短いストーリーですが、想像以上に刺さりました。 一見雑なようで、繊細なタッチに引き込まれます。 シイノが電車で幼いマリコを抱き抱えるシーンがすごく良かった。
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映画化されるということで、気になって拝読。 疾走感を感じさせる、勢いのあるタッチ。 無駄のないセリフが感情の変化を加速させていて、 すごく面白かったです。 『浜の朝日の嘘つきどもと』のタナダユキ監督と 永野芽郁さん、奈緒さんがどう表現するのか楽しみです。 タバコはカッコよく...
映画化されるということで、気になって拝読。 疾走感を感じさせる、勢いのあるタッチ。 無駄のないセリフが感情の変化を加速させていて、 すごく面白かったです。 『浜の朝日の嘘つきどもと』のタナダユキ監督と 永野芽郁さん、奈緒さんがどう表現するのか楽しみです。 タバコはカッコよく吸ってほしいですね。
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一巻読み切りのマンガ。 モヤモヤが晴れたような、新しいモヤモヤができたような感覚。 マリコは誰の中にもいるはずなのに日常では忘れてしまう。スレ違いを気づけるのはスレ違った時だけ。 心がぎゅっとなる。
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漫画。 お話自体はとても短いし、分かりやすい起承転結はない。 だけど、台詞が強いし、演出が巧みだ。 繊細な線と脱力した線と力強い線の描き分けに惚れ惚れした。 幼なじみが特別な存在なのはお互いの成長にお互いの不完全さや未熟さが絡んでいるからで、あんたがいなかったら私は今の私ではなか...
漫画。 お話自体はとても短いし、分かりやすい起承転結はない。 だけど、台詞が強いし、演出が巧みだ。 繊細な線と脱力した線と力強い線の描き分けに惚れ惚れした。 幼なじみが特別な存在なのはお互いの成長にお互いの不完全さや未熟さが絡んでいるからで、あんたがいなかったら私は今の私ではなかったと思えるくらいの仲になっていたりする。自覚していなくても。だから幼なじみが死んだと突然聞いた時、自分の成長過程と思い出をそのまま落っことしたかのような喪失感に襲われる。何度振り返っても何も変わらない。 23:58に今日会いたいとメッセージを送るマリコ、感覚がおかしいと自覚しているマリコ、でも心配されることで満たされる心を得てしまったマリコ。「もう、どうにもできなかったんだ、結局……」と思えるくらいには無力感を覚える。 この漫画が評価されるとき、情報量が少ないわりにマリコの人物像を理解でき、「そうなるよね…」「そういうことあるよね…」と物語に共感できてしまう読者自身がいるはずだ。ちょっと考えれば、それは異常なことだと思う。自死した人、自殺未遂をした人、養育環境の悪さによって人との関わり方が歪な人、そういう人を実際に知りすぎている。 演出が巧みなので、ホラーに応用したらめっちゃ怖い漫画が描けると思う(偉そうにごめんなさい)。
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コミックは自分には合わないと改めて。 イメージでは長澤まさみの若い頃だったので 永野芽郁は意外かな。
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タイトルに惹かれて読んだけど、引きずるタイプの作品だったこれ…!! シイノとマリコの関係が良い。 女性同士のソウルメイト的関係性を求めている私にとっては、この2人性を主軸にした本作は好みだけど…好みだけどやっぱりつらい。 タイトルの「ブロークンマリコ」というのは、マリコが死んでしまったことと、家庭環境で精神的に壊れてしまったマリコ、という複数の意味があったんだなあ、と読み終えて思う。 シイノがマリコのことを思い出したり、マリコの遺骨に語りかけながら荒んだ旅をするところが良いし、シイノは女性だけど、その女性性を放棄しているところもなんだかカラッとしていて(周りから見れば痛々しくもあるんだけど)個人的には痛快だった。 あとシイノが慣れない旅先の居酒屋で、話しかけてきたおじちゃんたちに対し「うるせえ」と叫んで、 「こうしている間にもマリコの記憶が薄れていく。きれいなあの子しか思い出さなくなる。何度もあの子のこと面倒くさい女だと思ったのに」と叫びながら涙を流すシーンが良かった。 死んだ人は生き残った人の中で美化されていく。 でもシイノは「面倒だ」と思った部分も含めて、彼女の中のマリコの本当の姿を大切にしたかったんだなと。それって死んだ人の存在そのものの肯定でこれ以上ない愛だよなあと。 泣きそうになった。
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思ってたより重い内容だった。 マキオのセリフ『亡くなった人に会うためには自分が生きなきゃ』みたいなセリフがなんか心に残る
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平庫ワカさんの作品『マイ・ブロークン・マリコ(2020)』を読了。2022年”本”(漫画)66冊目。
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