デトロイト美術館の奇跡 の商品レビュー
思ったより軽く読めた。フィクションとは思えないほど、現実味があって入り込めた。 アート関係の小説は初めて読んだが、知識も自然と身につくし、アートの良さや見方を知ることができ勉強になった。
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財政破綻した米デトロイト市それにより売却を余儀なくされたデトロイト美術館を救うための寄付。そのきっかけとなった「マダムセザンヌ」絵画。人々の力を感じると共に、日本には47都道府県全てに美術館があることにありがたさを感じた。事実を元にしたフィクションだけども、あながちフィクションで...
財政破綻した米デトロイト市それにより売却を余儀なくされたデトロイト美術館を救うための寄付。そのきっかけとなった「マダムセザンヌ」絵画。人々の力を感じると共に、日本には47都道府県全てに美術館があることにありがたさを感じた。事実を元にしたフィクションだけども、あながちフィクションではないのかもと思うくらい、事実とマッチしていて、読んでいて学びの深い本でした。三人称小説というのも私としては読みやすいポイントでした。原田マハさんの本は2冊目だけど、アートへの入り口となる本だなぁと思いました。
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私は何を読んだんだろうと思った 私はこの本を読んだのではなく、この本を通して知ったのだ いくつかの世界とたくさんの人生と、その全てが繋がっていることを もうすでにデトロイト美術館もマダム・セザンヌもウィルもロバートもジェフリーも、私はその名前を親しみを持って呼べる だって...
私は何を読んだんだろうと思った 私はこの本を読んだのではなく、この本を通して知ったのだ いくつかの世界とたくさんの人生と、その全てが繋がっていることを もうすでにデトロイト美術館もマダム・セザンヌもウィルもロバートもジェフリーも、私はその名前を親しみを持って呼べる だって友達だから
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絵画は過去の人間が残した未来へのメッセージだと思う。こうしてまた新たな絵画に出会えて事で人生は変わる。
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アートは友達、という視点が新鮮だった。 原田マハさんのアートを題材にした本を読むと、美術館に行きたくなる。 実話をもとに書かれた本作品。 ストーリーの展開が読めていたのと、ドラマティックな展開が待っているわけでもなかったので、物足りなさが残った。
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やっぱりアートって素晴らしいなぁ。 デトロイト美術館にはいつか行ってみたい。 でもその前に、どこかの美術館に すぐ行きたくなった☺️ 作者や作品の背景を知って見る絵もいいよね。
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デトロイト美術館行きたい〜〜〜短編集と思ったら話が繋がってて、最後はうれしい!ってなった。本読んでたら旅してる気持ちになる原田マハさんさすがや〜(毎度感動する)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私は絵に疎い。だから表紙の「画家の夫人」についても、物語に出てくるその絵を愛する人々の感動をいまいち理解できずにいた。 けれど、以前、伊藤若冲の絵を見た時には「すごい!」と思えたので、疎いというより、絵は好き好きなのだろうと思う。 絵とお金の関係には驚く。なぜ名画と呼ばれるものがあのように高額か、驚きを通り越して、正直呆れる。投資資産にされた絵は可哀想だ。描いた画家は自分の絵が投資資産として薄暗い倉庫で厳重に保管されることなど望んでいないだろう。 絵はたくさんの人に見てもらって、感動してもらって「なんぼ」のものであるからだ。 小説の中では、財政破綻のデトロイトで、名画=お金というその思考が、デトロイト美術館を危機に追いやる。けれど、絵を「友達だ」と思う人々、心から絵を愛してやまない人々の愛情がそれを凌駕するのだ。 世の中、どんなことにおいてもお金が絡んでくるものだが、この小説のように、人間の熱い想いがそれを凌駕する世であって欲しい、ずっとそうであって欲しいと心から願ってやまない。
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デトロイト美術館に起きた奇跡をフィクション交えにストーリーにしたもの。ひとつの絵画の描写が本当に素晴らしく、一枚の絵が人生の中で人に与える勇気や可能性を語らせたらマハさんに叶う作家さんはいないと思う。薄くて直ぐに読み終わりましたが、良かった。もうちょっとボリュームがあったらもっと...
デトロイト美術館に起きた奇跡をフィクション交えにストーリーにしたもの。ひとつの絵画の描写が本当に素晴らしく、一枚の絵が人生の中で人に与える勇気や可能性を語らせたらマハさんに叶う作家さんはいないと思う。薄くて直ぐに読み終わりましたが、良かった。もうちょっとボリュームがあったらもっと良かったと思ってしまう個人的な感想により-2です。
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自分にとって大切な何かがある人には何かができる。自分が出来ることを行動に移す事。日曜日の朝に読めば美術館に足を運んでみたくなる本。
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