1兆ドルコーチ の商品レビュー

エリック・シュミット(著者),ジョナサン・ローゼンバーグ(著者),アラン・イーグル(著者)

2021/11/07

シリコンバレーの歴史にビル・キャンベル氏が与えた影響は興味深い。
アメリカのカルチャーでもウェットな人間関係を作ることは大事。チーム作りはやり方は人それぞれだろうが、非常に自分の考え方にフィットした。

2021/10/25

1兆ドルコーチ

グーグルで経営に携わったエリック・シュミット氏、ジョナサン・ローゼンバーグ氏、アラン・イーグル氏の著書です。
グーグルやアップルなどのシリコンバレーのIT企業を中心に、経営チームのコーチングを行っていた「ビル・キャンベル」氏の教えを、まとめた一冊になっています。

マネージャーとはどうあるべきかを中心に書かれています。
日本の管理職と呼ばれる方々は読んでおくべき一冊であり、良書だと思います。

【本書で学べること・考えること】
- 企業が成功を続けるために必要なこと
- コーチの必要性
- マネージャーとリーダー
- マネージャーの必要性
- マネージャーの仕事、工夫
- 心理的安全の重要性
- コーチングを受ける資質
- コーチングの工夫
- チーム・ファーストの利点
- チーム運営の工夫
- ビジネスとやさしさ
- コミュニティの有効性
- 成功を測るものさし

読んでみての感想です。

「チームのパフォーマンスを最優先に考えることが大事である」ということに同意します。過去に自分がやってきた仕事でも、チームがバラバラだと失敗するケースが多かったです。

コミュニティの力もオープンソースのソフトウェアとかをみると有効性が証明されていますね。

優秀なコーチは、簡単に巡り合わないので、マネージャーが替わりに実践することも想定して書かれていますが、難しいことが多いと思います。
でも、ここに書かれていることを少しでも実践していけば、職場の問題が解決していくと思います。是非、取り組んで欲しいです。
自分もやります。管理職ではないですが・・・

日本の「管理職」って役職名が良くない気がしてます。
管理する人ではなく、支援する人なんですよね。理想は。。。

2021/10/01

アメフトコーチ出身でありながら、ジョブズの師、Google立ち上げCEOら、シリコンバレー中の企業を育て上げたビル・キャンベル。
行ってきたのは徹底して相手に向き合い、チームファーストで考え続けたこと。指示はせず応援して支えた。
彼がとった方法はいくつか述べられており、そこまでするの？と思うようなものもあるが、詳細は割愛。
愛を持ってチームのことだけ考え、その信頼から為せた結果だと思った。
すべきことは指図しない、小さな声かけや5分間の親切など、できることから少しずつ取り入れてみよう。
229冊目読了。

2021/10/16

p.66 リーダーシップはマネジメントを突き詰めることによって生まれる。どうやって部下をやる気にさせ、与えられた環境で成功させるか。全て指図するんじゃない。部下に大事にされていると感じさせろ。耳を傾け注意を払え。

p.72 人がすべて。
どんな会社を支えるのも人。マネージャーの一番大切な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展できるように手を貸すこと。
「あらゆるマネージャーの最優先課題は、部下の幸せと成功」

p.92 コンセンサスではなく最適解を重視しろ。コンセンサスを重視するとグループシンク(集団浅慮)に陥り、意思決定の質が低下する

p.108まで読了

2021/09/09

至極真っ当なことが書かれているが、それを実践できるかというと、なかなか難しく感じた。参考にはなるが、これは、彼のキャラクターがあってこそと感じる。

2021/09/03

この本に描かれているコーチングは、子育てに通じている、というか子育てそのものだと思いました。
それと同時に、大人である私たちも、子どもたちと同じように周囲からの励ましや勇気づけを欲しながら、働いているのだなと思いました。
本書に描かれているようなコーチングを与えてくれるような上司がいれば、とつい無駄な妄想をしてしまいましたが、まずは自分が与えることを意識して、日々の行動を変化させてみたいと思います。

2021/07/30

チームワークを大切にすること。
チームメンバーのことを本気で親身になって考えること。
言葉で言うのは簡単だけど、実際に継続的に実行するのは難しい。

そして、ビルのようなオープンな態度で人に接することができるかは、その人の性格に拠るところもあると思う。

でも、学びを胸に留めて、時々自分の行動を振り返りたい。

2021/06/28

アップルのスティーブ・ジョブズやGoogleのエリック・シュミットなど、シリコンバレーを代表する著名経営者たちに大きな影響を与えた元フットボールコーチ、ジム・キャンベルを描いた本です。

ジムが取り組んだのはビジネス判断ではなく、チーム作り。チームメンバーを人として愛し、励まし、勇気を与えることで最高のパフォーマンスを上げるチームを生み出してきました。

独裁的な人物と雑誌に書かれた経営者に対して、「その記事を君のお母さんに送ろうか？それを見たらお母さんはなんと思う？」と問いかけ、改心させたというエピソードは、彼が「人の信頼」を何よりも大事にしていたことが分かります。

小さくても大きくても全てのチームを率いるリーダーが読むべき本です。

2021/06/27

シリコンバレーの有名企業のトップたちをコーチしてきたビルキャンベルの成功法を伝記レベルでまとめた本。
まさにリーダーに必要となる要素が纏められており、この通りに出来れば確実に成功するだろうと思う。ただその通りに中々出来ないのが難しい所であり、奥が深い。

あと成功するリーダーに必要な、コーチされるのに必要な4つの資質、正直さ、謙虚さ、あきらめず努力を厭わない姿勢、つねに学ぼうとする意欲、これもその通りだと思う。ただ果たしてこの4つの要素を持った人がどれぐらいいるのか、非常に気になるところである。

中々難しいとは思うが、この様な資質を身につけて、チームを率いて成功できる様な人間になっていきたい。

2021/05/17

シリコンバレーの伝説のコーチについて。
人が全ての源泉であり、チームが力を発揮するためにリーダーがどのように行動すべきか、実践の知恵が満載。印象に残っているのは、コーチとして本心を偽りなく指摘することの大切さ。日々、何に取り組んでいるか、実行の大切さ。