ときどき旅に出るカフェ の商品レビュー
表紙を飾る素敵なお写真は、なんと苺のスープ! フィンランドの冷たいスープなのだそうです。 カフェ・ルーズは、世界にあるおいしい飲み物やスイーツに出会えるというカフェ。 アムルドゥドラー(オーストリアの炭酸飲料) ツップフクーヘン(ドイツのロシア風ケーキ) ドボシェトルタ(ハン...
表紙を飾る素敵なお写真は、なんと苺のスープ! フィンランドの冷たいスープなのだそうです。 カフェ・ルーズは、世界にあるおいしい飲み物やスイーツに出会えるというカフェ。 アムルドゥドラー(オーストリアの炭酸飲料) ツップフクーヘン(ドイツのロシア風ケーキ) ドボシェトルタ(ハンガリーのザッハトルテ) アロス・コン・レチェ(スペインのお米スイーツ) 言いにくいけど、美味しそうなメニューがズラリ。 その度ごとの検索はとても楽しい時間でした。 簡単にレシピの紹介もありましたが、なかなか思いつかない内容で驚きの連続でした。 描かれていた人間模様についても同様に。 知らず知らずの内に、縛られている固定観念を実感してしまいます。 ついついしがちな「普通〜」の発想を反省しつつ、気がつくといつの間にか最終話。 オーナーの円が語る場面があります。 ???と理解するのに約1秒考えてしまいました。 今更ながら世界は広く多様な価値観や文化があ るのだと再認識し、反省しきりな作品でした。
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店主と挨拶を交わす、行きつけのカフェが欲しくなりました。 世界の美味しそうなお菓子やお料理がエピソードに出てくるので、検索して調べて見る等、そんな楽しさもありました。 一つ一つのエピソードが分かれているので、読みやすかったです。
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とても良かったです。カフェ好きとしては、こうゆうコンセプトの行きつけのお店欲しいなと思いました。私も、小説の中で、世界を見ることができました。自分の常識は、ほんと狭いんだなと。 そして、まさかの葛井さんの恋人が…びっくり。でも、なんだかそれがしっくりくる感じがしました。 カフェ・...
とても良かったです。カフェ好きとしては、こうゆうコンセプトの行きつけのお店欲しいなと思いました。私も、小説の中で、世界を見ることができました。自分の常識は、ほんと狭いんだなと。 そして、まさかの葛井さんの恋人が…びっくり。でも、なんだかそれがしっくりくる感じがしました。 カフェ・ルーズいつか行きたい。 「自分が常識だと思っていることが、狭い範囲の常識に過ぎない」
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色々な世界のスイーツを紹介しつつの短編集でとても読みやすく、ちょっとしたミステリーも交えてあってどんどん続きが読みたくなる作品。 後半少し重い話もあったけど、ほっこりとまとまっていてカフェタイムにぴったりの1冊だと思う。
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海外のメニューやレシピをテーマに短編にまとめられているものの、主人公がコロコロ変わる今どきの流れではなく、一人の主人公の価値観、人間関係に焦点が当てられて読みやすい。 出だしちょっと暗いかな?と思ったけど、最後はすっかりカフェの魅力に浸れていい余韻を味わえました。
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世界中の美味しい食べ物が出てくるカフェと日常ミステリーの掛け合わせ。大きく心動かされるわけではないけれど、凪のように穏やかでいつまでも眺めていたい、そんな作品です。 世界の知らないスイーツがたくさん出てきて、一つずつスマホで検索して読みました。楽しかったー!
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海外の旅先で見つけた様々な料理やスイーツ、飲み物をメニューにする特徴的なカフェが舞台の日常の謎がテーマのミステリーで、主人公やカフェの店主の周りの人間模様に加えてホッとするラストやビターなラストなど人生のアクセントになるような話が詰まった短編集だった。出てくるメニューがどれも美...
海外の旅先で見つけた様々な料理やスイーツ、飲み物をメニューにする特徴的なカフェが舞台の日常の謎がテーマのミステリーで、主人公やカフェの店主の周りの人間模様に加えてホッとするラストやビターなラストなど人生のアクセントになるような話が詰まった短編集だった。出てくるメニューがどれも美味しそうで読了後に思わずお腹が空いた。
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娘から借りた本でした。円の経営する喫茶店へ主人公の暎子が訪れる時、海外スイーツの新メニューが良く出てきて、それが心情に被さってくる。読んでいるこちらも一緒に経験したように楽しくなってくる。さて、この話には家族間のゴタゴタが裏にあるのだが、最終話で一気に解決に導かれ、最後にはナイス...
娘から借りた本でした。円の経営する喫茶店へ主人公の暎子が訪れる時、海外スイーツの新メニューが良く出てきて、それが心情に被さってくる。読んでいるこちらも一緒に経験したように楽しくなってくる。さて、この話には家族間のゴタゴタが裏にあるのだが、最終話で一気に解決に導かれ、最後にはナイスなオチが^_^
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知らない食べ物がたくさんで旅した気分。 こんな落ち着ける場所が欲しいなあ。 自分が大事にしたいものを大事にする。 場所や環境を変えれば、当たり前なものも変わる。
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表紙には美味しそうなスープが(≧∀≦) これは苺?苺のスープ? 食いしん坊のワタシは、まず表紙に掴まれる。 続編から読んでしまい、急いで図書館で借りた 優しくて、美味しくて、ホッとするカフェ 世界の食べ物を味わえて、旅している気分 アフターに寄れるこんなカフェがあれば毎日通...
表紙には美味しそうなスープが(≧∀≦) これは苺?苺のスープ? 食いしん坊のワタシは、まず表紙に掴まれる。 続編から読んでしまい、急いで図書館で借りた 優しくて、美味しくて、ホッとするカフェ 世界の食べ物を味わえて、旅している気分 アフターに寄れるこんなカフェがあれば毎日通うわ! 続編よりも 円の推理が際立ってる感じ 美味しいものは値段が高くて、賞味期限が短い! 膝パーカッションしまくり 第八話 食いしん坊のコーヒーより 抜粋 「なんか……常識って、すごくあやふやなものなんだね」 自分が常識だと思っていることが、狭い範囲での常識に過ぎないことを思い知らされる 囚われていると見えなくなることが多いなぁ 近藤史恵氏の本は二作目、他の本も読みたい!
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