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ときどき旅に出るカフェ の商品レビュー

4.1

341件のお客様レビュー

  1. 5つ

    106

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

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2024/06/04

以前から気になっていた作品。 旅に出るカフェって、どういうこと?と思っていました。 読んで納得です。 店主が世界を旅をして、そこで出会った食べ物を再現?してお店のメニューとして出している。 そして、その食べ物がどれも美味しそうで、一度は食べてみたいと思いました。 このカフェを舞...

以前から気になっていた作品。 旅に出るカフェって、どういうこと?と思っていました。 読んで納得です。 店主が世界を旅をして、そこで出会った食べ物を再現?してお店のメニューとして出している。 そして、その食べ物がどれも美味しそうで、一度は食べてみたいと思いました。 このカフェを舞台に日常の小さな出来事を解決していくという物語でした。 続編も出ているので読んでみたいです。

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2024/05/22

主人公とカフェ店員円の周りで起きる人間関係のもやっとをスイーツやカフェのメニューになぞらえてスッキリ方向に導いていくお話でした。 円のイメージが章を読み進めるごとに凛としており言動が逞しくなっていく様子がとても素敵でした。サラッと反論していく様子がホントにかっこいい。 旅で得られ...

主人公とカフェ店員円の周りで起きる人間関係のもやっとをスイーツやカフェのメニューになぞらえてスッキリ方向に導いていくお話でした。 円のイメージが章を読み進めるごとに凛としており言動が逞しくなっていく様子がとても素敵でした。サラッと反論していく様子がホントにかっこいい。 旅で得られたであろうスイーツの豆知識も随所に散りばめられていて、いろんな味わい方があってよく、固定観念に縛られない生き方みたいなものを、優しく伝えてくれる本でした。 円の秘密は最後の最後まで全然気づきませんでした笑

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2024/04/30

「旅」ってもっと近場の旅なのかと思っていたら、海外でした。 いろんな国のスイーツが美味しそう。 毎月行ってみたくなるカフェでした。 説明もわかりやすくて食べてみたくなるものばかり。 名前だけじゃどんなものかわからないし、説明を聞くとちょっと躊躇してしまいそうなものも。 慣れって...

「旅」ってもっと近場の旅なのかと思っていたら、海外でした。 いろんな国のスイーツが美味しそう。 毎月行ってみたくなるカフェでした。 説明もわかりやすくて食べてみたくなるものばかり。 名前だけじゃどんなものかわからないし、説明を聞くとちょっと躊躇してしまいそうなものも。 慣れってホント怖いなって思う。 日本の食べ物は慣れているから、どんな組み合わせで売られていても不味いものはそんなにないと思ってしまう。 海外食べられているものだと、「海外」というだけで疑ってしまう。 自分たちの常識はホント狭い範囲での常識でしかない、という事を改めて教えられた。 その土地に合わせた美味しい食べ物がたくさんあるんだなと。 また、他の国に行ってみたい。

Posted byブクログ

2024/04/28

読みやすく、時々こころを突く表現やシチュエーションがあったり、表現の仕方が私好みだった。 穏やかにお菓子が絡む日常の物語が最後まで進むのかと思いきや、円の背景がわかる内容も含まれていて最後まで楽しめた。

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2024/04/28

非常によかった。 食べ物の話だけではなく、人間のやり取りや出来事が絡まっていて、読者を飽きさせない。食べ物の描写がうまく、本当に美味しそうな食べ物なのだということが文章から伝わってくる。

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2024/04/26

素敵なお話だった。 日常のミステリーだった。 食で旅をするって面白いし素敵だなって。 「自分が囚われてるものなんて、小さなもので、その枠から出てしまえば常識だと言われているものが、常識でもなんでもない」 納得した。私は弱いから自分を守ることに精一杯で常識ばっかり考えちゃう。で...

素敵なお話だった。 日常のミステリーだった。 食で旅をするって面白いし素敵だなって。 「自分が囚われてるものなんて、小さなもので、その枠から出てしまえば常識だと言われているものが、常識でもなんでもない」 納得した。私は弱いから自分を守ることに精一杯で常識ばっかり考えちゃう。でもそれってその枠だけなんだなって。 「自分が当たり前と思っているけど、本当は苦しいこと。自分が従わなけくてはならないと思い込んでること。全部、当たり前でもなんでもなくて、逃げ出してしまえば縛られていたことが馬鹿馬鹿しくなってしまう」 当たり前だから頑張ってたけど逃げ出してみたら本当の自分に戻れたから当たり前って苦しいんだなって。もうちょっと視野を広げて自分らしく居ていいんだなって思った。 日本から出なくていいやって思ってたけどちょっと興味わいた。

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2024/04/22

外国のスイーツやドリンクがたくさん出てきて旅気分が味わえる。心あたたまる系の小説を期待して読んだけど、ちょこちょこ起こる日常の事件が少し肩透かし感があって、ほっこりというよりもモヤモヤが残る。

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2024/04/14

かつての同僚が経営している小さなカフェを見つけた主人公がそこに通い、仕事や友人の様々な問題ごとを解決とまではいかないが、良い方向にまで話が進む物語。

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2024/04/12

十話からなる連作短編集。 この本には、いろんな国の、名前を聞いたこのとのない、でも食べてみたくなるようなお菓子が登場します。 ツップクーヘン、ドボシュトルタ、セラドゥーラ、バグラヴァ…などなど。 主人公の元同僚円が営む「カフェ・ルーズ」のメニューです。 でも、物語はこのお...

十話からなる連作短編集。 この本には、いろんな国の、名前を聞いたこのとのない、でも食べてみたくなるようなお菓子が登場します。 ツップクーヘン、ドボシュトルタ、セラドゥーラ、バグラヴァ…などなど。 主人公の元同僚円が営む「カフェ・ルーズ」のメニューです。 でも、物語はこのお菓子のように甘くはなく、けっこう苦い。 円はいろんな国を旅して、いろんなお菓子に出会い、自分の常識は狭い範囲の常識にすぎず、自分の置かれている現実がすべてではないとことを知る。 そんな円たがら、人の心を癒やすことができ、自分の人生を守るためには、堂々と闘えたんだろうな。

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2024/04/06

32.ときどき旅に出るカフェ お仕事小説+ミステリーに美味しいもの 近藤史恵さんらしいストーリー 各国のあまり知られていないスイーツが紹介され食べてみたくなるし、物語の中のカフェに行ってみたくなる 私自身も旅先で食してた美味しい料理を作りやすい家庭料理として広める事を生...

32.ときどき旅に出るカフェ お仕事小説+ミステリーに美味しいもの 近藤史恵さんらしいストーリー 各国のあまり知られていないスイーツが紹介され食べてみたくなるし、物語の中のカフェに行ってみたくなる 私自身も旅先で食してた美味しい料理を作りやすい家庭料理として広める事を生業としているので、同業者目線⁈で読み進めた

Posted byブクログ