変半身 の商品レビュー
後半の「満潮」は読んでません。 変半身だけ読んだけど、気味が悪く、後味が悪く、意味が分からず終わりました。 なんかモヤモヤしている…。
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『変半身』 ポーポー祭り 意味分からんすぎる。話の展開は良いが、私の嗜好でない 『滿潮』 潮を噴いてみたいのか? 男も女も、想像できない
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自身が田舎の過疎地域出身なので、 他人事としては聞けない気持ち悪さがあった。 ただ、その気持ち悪さを求めてしまっている自分もあり、その感情が何なのか自分でもわからない。 全体を通して消化不良の部分もあり、自分以外の人の解釈を聞きたいと感じた。
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まず表紙が怖すぎないか。めっちゃ怖い。 「変半身」 怖い…怖いよ……。 作られた世界、捏造された世界。 この記憶なんてうそっぱちで、周囲の誰かが教えてくれた言葉の一つひとつだって全てが虚構なのかもしれない。 自分だってそれに押し流されて、しっちゃかめっちゃかになってしまう日がも...
まず表紙が怖すぎないか。めっちゃ怖い。 「変半身」 怖い…怖いよ……。 作られた世界、捏造された世界。 この記憶なんてうそっぱちで、周囲の誰かが教えてくれた言葉の一つひとつだって全てが虚構なのかもしれない。 自分だってそれに押し流されて、しっちゃかめっちゃかになってしまう日がもうすぐそこかもしれない。 そんな疑いを持ってしまったら、もう戻れない。 これは現実の世界でもありえるかもしれない圧倒的リアルのディストピアである。 それにしても”ちょっとありえそうで、そうなったら本当に嫌過ぎるちょっと近未来ディストピア”を書かせたら天下一品だな、村田沙耶香先生…。 「満潮」 性欲ではない。 むしろ、歪んだ欲望によって自分自身を否定されてしまったからこその、逃避。 いや、ある意味では勇気なのかもしれない。 もしかして、すっごくハッピーエンドかコレ…??? しかし男の産卵の次に男の潮吹きぶち込んでくるんだから村田沙耶香は凄い。
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秘祭の真実を知った時は、陸と同じ気持ちになって、吐きそうだった。この世の中の全てが薄っぺらで汚く見える。宗教とかも大概だよね。最後まで読むと大分慣れてきて、何だか楽しくなった。「満潮」は、ほのぼのとしていていい話だった(よね?)。自分の性は自分のものなのだ〜
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人間とはなんなのか。もっとも都合の良い真実を決めて、真実を消費して、また新たな真実を求めて生き続ける生き物。
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読み終えて、なんとも不思議な感覚。なにが真実なのか結局はそれを信じる人の思想でしかないのかもしれない。何かに縋りたいだけなのかも。
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この特有の不気味交わるのがやはり村田ワールド だなぁ。目の前の事、モノを真実だと受け取って それを信じようとするのが人間の性なのか。 その足元がぐらつく度に信じる対象が変化し、 多数派によってまた信実が変わる。 「新しい真実を信じるとき、人間の頭はクラッシュする。その瞬間だけが「...
この特有の不気味交わるのがやはり村田ワールド だなぁ。目の前の事、モノを真実だと受け取って それを信じようとするのが人間の性なのか。 その足元がぐらつく度に信じる対象が変化し、 多数派によってまた信実が変わる。 「新しい真実を信じるとき、人間の頭はクラッシュする。その瞬間だけが「無」になれるときなのよ」
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今回も最高でした。 文化や慣習や民俗学について。そういう決まりだから、習わしだからと従うということ、信じているとはどういうことか、当たり前を疑うことについて深く考えさせられました。 『満潮』もよかった。村田沙耶香さんの作品に出てくる夫婦、かなりシュールなんだけど、いつも相互理解...
今回も最高でした。 文化や慣習や民俗学について。そういう決まりだから、習わしだからと従うということ、信じているとはどういうことか、当たり前を疑うことについて深く考えさせられました。 『満潮』もよかった。村田沙耶香さんの作品に出てくる夫婦、かなりシュールなんだけど、いつも相互理解と温かみがあって良いなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ私はこの人を評価する言葉を持たない。 変半身では文化や人間の信仰について。それが揺らぐ瞬間が彼女の描きたい世界なのかなと感じた。 人間が新しい真実を信じる時クラッシュする。その時が無になれる。彼女は真実には興味がなくてクラッシュさせられないか?という可能性だけに興味があるのかな。 満潮は女性の潮吹き、男性の夢精というところに焦点をあててそれをズラしたらどうなるか?というのを実験したみたいな作品だった。
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